フォーチュン・クッキー

劇場公開日:2004年5月1日

解説

ひょんなことから心と体が入れ替わってしまった母と娘が、互いの生活を送ることで大騒動を巻き起こしながらも次第に相手の気持ちに気づいていく姿をコミカルに描く。主演は「トゥルーライズ」のジェイミー・リー・カーティスと全米ティーンのアイドル「ファミリー・ゲーム/双子の天使」のリンゼイ・ローハン。1976年のジョディ・フォスター主演作「フリーキー・フライデー」のリメイク作。

2003年製作/97分/アメリカ
原題または英題:Freaky Friday
配給:ブエナ ビスタ
劇場公開日:2004年5月1日

あらすじ

几帳面で完璧主義者の精神科医テス・コールドマン(ジェイミー・リー・カーティス)。再婚相手との結婚式を2日後に控えた彼女のもっぱらの頭痛のタネは、娘のアンナ(リンゼイ・ローハン)のこと。お行儀が悪くて、学校では問題をおこしてばかり。そしてロックに大の夢中で、放課後はバンド仲間とガレージでやかましいロックバンドの練習。なによりも新しい父親になるライアンに全然打ち解けようとしないのだった。一方アンナにとってのママは、口うるさくて子どもの気持ちを全く理解しないわからずや。なのに、弟のハリーにはべた甘なのだ。ある日の放課後、友人マディがすごい話を持ってきた。なんとライブハウスのオーディションを受けられることになったのだ。だが、ちょうどその時間はママの結婚式のリハーサルだった。「なんとかするから」とバンド仲間に約束するアンナ。ママ、ライアン、おじいちゃんや弟たちと出かけたチャーニーズ・レストランでそのことを相談すると、ママは大激怒。「ママにとって大切なのは自分の結婚式だけ!」アンナも逆ギレしてしまう。と、そのとき店のオーナーの母、ミセス・ペイペイがふたりに仲直りをするようにと、2つのフォーチュン・クッキー(おみくじクッキー)を差し出した。気を取り直してそれぞれのクッキーを割ったそのとき、轟音とともにすさまじい地震が…。あわてふためいてテーブルに戻ると、他の客たちは何事もなかったように食事をしていた。翌朝、いつものようにテスが早く目を覚ますとそこはアンナの部屋。いったいどうして?不思議に思いながらふと鏡をのぞくと、アンナの姿が映っている!驚いて自分の部屋に飛んでいくと、ベッドで眠りこけているのは、まぎれもない自分自身、つまりテスだったのだ。何が起こったのかわからないが、わかることはただひとつ、テスとアンナの身体が入れ替わってしまったということ。奇しくもあさっては、テスの結婚式だった。

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スタッフ・キャスト

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受賞歴

第61回 ゴールデングローブ賞(2004年)

ノミネート

最優秀主演女優賞(コメディ/ミュージカル) ジェイミー・リー・カーティス
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映画レビュー

3.5 タイトルなし(ネタバレ)

2025年10月10日
スマートフォンから投稿
鑑賞方法:VOD
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チネチッタ

3.5 この『フォーチュン・クッキー』は2003年の映画で、原題は『Fre...

2025年9月22日
スマートフォンから投稿
鑑賞方法:VOD

この『フォーチュン・クッキー』は2003年の映画で、原題は『Freaky Friday』(奇妙な金曜日)。
元々は1976年の映画『フリーキー・フライデー』のリメイク作品(こちらも原題『Freaky Friday』)で、メアリー・ロジャースの1972年の児童文学を原作とした物。
元作品より入れ替わる女の子が年上になっているし、ロックバンドを組んでいるのでカッコいい。5人組バンドで特に女性3人がイカしてる。
それにしてもリンジー・ローハンはアラサーに見える。実際は当時17才くらいで、ジョディ・フォスターと同じく3歳から有名企業のTVコマーシャルに出てた。
見所はジェイミー・リー・カーティスのコメディ演技。

この『フォーチュン・クッキー』(2003年)の続編の『シャッフル・フライデー』(こちらも原題『Freaky Friday』)が、22年の時を経てニーシャ・ガナトラ監督、ジョーダン・ワイス脚本で2025年に公開される。
続投は母親役だったジェイミー・リー・カーティス、10代の女子だったリンジー・ローハン、その彼氏役?のチャド・マイケル・マーレイ。

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ナイン・わんわん

4.0 後味爽快な心温まる、入れ替わりドタバタ コメディの傑作!

2025年9月8日
Androidアプリから投稿
鑑賞方法:VOD

『シャッフル・フライデー』鑑賞に向けて前作を復習

観た後 幸せな気分になれる良作

主人公アンナを演じる当時16歳のリンジー・ローハンさんがルックも含めてメチャクチャ魅力的、全編フルスロットルで弾け飛ぶばかりのティーンの勢いを圧巻の演技で魅せ素晴らしい
しかも本物のアンナと中身がママのアンナの2つの顔をみごとに演じ分けていて最高に面白かった

同じくママを演じるジェイミー・リー・カーティスさんも本物と中身がアンナのママをブッ飛びの演技で演じ分けみごとでした

尺が1時間半と短いのでスキマ時間にサクッと観られるし、気分を変えるにはもってこいの秀作だと思います

でも・・・
“フォーチュン・クッキー”って何だったんだろう(笑)

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Jett

3.0 相手の立場になって考える

2021年7月21日
Androidアプリから投稿
鑑賞方法:DVD/BD

を体現する映画。身近な人ほど自分を理解してくれているという期待値が高くて、反対に身近な人ほどその立場になって考えるのが難しい。

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WALLE