家宝
劇場公開日:2003年5月10日
解説
現代ポルトガルを代表する女流作家アグシティナ・ベッサ=ルイーシュの原作小説を、ポルトガルの巨匠マノエル・デ・オリヴェイラ監督が映像化。原作の持つ意味深な台詞をそのまま生かしながら、オリヴェイラ流のアイロニーのエッセンスを加え、謎めいたファム・ファタールの物語を作り出す。
2002年製作/132分/ポルトガル・フランス合作
原題または英題:O Principio da Incerteza
配給:アルシネテラン
劇場公開日:2003年5月10日
ストーリー
ポルトガルの北部、ドウロ河流域に広がる豊かな丘陵地帯にある“聖母マリア荘”。この屋敷の遺産を相続したアントニオと結婚した幼なじみのカミーラは、悪魔とも天使ともつかない魅力で、人々を惹きつけずにはおけなかった。危うげな彼女の振る舞いは、カミーラを秘かに愛するメイドの息子やその恋人など周囲の人々の運命をも、大きく狂わせてゆく……。
スタッフ・キャスト
- 監督
- マノエル・デ・オリベイラ
- 脚本
- マノエル・デ・オリベイラ
- 脚色
- マノエル・デ・オリベイラ
- 原作
- アグシティナ・ベッサ・ルイーシ
- 台詞
- マノエル・デ・オリベイラ
- 製作
- パウロ・ブランコ
- 撮影
- レナート・ベルタ
- 美術
- マリア・ジョゼ・ブランコ
- 音楽
- 二コラ・パガニーニ
- 録音
- アンリ・メコフ
- 編集
- マノエル・デ・オリベイラ
- カトリーヌ・クラソフスキー
- 衣装デザイン
- イザベル・ブランコ
- 助監督
- ジョゼ・マリア・ヴァシュ・ダ・シルヴァ
- 字幕
- 寺尾次郎
- その他
- ホアキム・カルヴァーリョ
- ジャック・パルジ
- ジュリア・ブイセル
- アントニオ・コスタ
- ジャン・フランソワ・オージェ
- アラセリ・フエント
- フィリップ・マンガン
受賞歴
第55回 カンヌ国際映画祭(2002年)
出品
コンペティション部門 | |
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出品作品 | マノエル・デ・オリベイラ |