劇場公開日 2003年2月1日

「哀愁と悲哀溢れるストーカー」ストーカー 奥嶋ひろまささんの映画レビュー(感想・評価)

3.0哀愁と悲哀溢れるストーカー

2021年1月20日
iPhoneアプリから投稿
鑑賞方法:VOD

ストーカーと言うにはピュア過ぎると言うか、
加害者側に感情移入してしまう。
ロビンウィリアムズの演技が素晴らし過ぎるから
同調してしまった。

家に入り込むシーンなんかは、
観てる全員が「家族にバレるって!」とドキドキしたと
思う。

悪には悪の理由がある。
ストーカーするやつなんか人としてダメなことに変わりない
けど、
それでも家族に対する憧れ、
今で言う推しのような気持ちで家族を見てた男の絶望感
裏切りの気持ちが嫌と言うほど分かり、
馬鹿やろうと思いながらも憎めない。
そんな映画でした。
カメラもデジタル化した今ではカメラを現像に回す
懐かしい気持ちにもなりました。

奥嶋ひろまさ