明日、陽はふたたび
劇場公開日:2002年9月21日
解説
1997年にイタリア中部を襲った大地震を背景に、実際に崩壊した町を舞台に撮影した作品。「かぼちゃ大王」のフランチェスカ・アルキブジ監督が、被災地のウンブリア地方の町に赴き、被災した子供たちの文集や体験、現地の人々の話を基に脚本を書き上げた。
2000年製作/106分/イタリア
原題または英題:Domani
配給:シネマテン
劇場公開日:2002年9月21日
ストーリー
中世のたたずまいを今に残すイタリア・ウンブリア地方の古都を、大地震が襲った。美しい建築物が建ち並ぶカッキアーノ町もその打撃を受け、人々が心のよりどころにしている教会のフラ・アンジェリコ作「受胎告知」の壁画にも大きな傷痕が残される。不自由なテントやキャンピングカーでの避難生活は、子供たちにとってはワクワクするような体験でもあったが、一瞬にして何もかもを失った大人たちには、あらためて自らの生き方を問われる試練の場となった。もろくも崩れた自分の人生は何だったのか。人々の再生への営みが始まるのだった。
スタッフ・キャスト
- 監督
- フランチェスカ・アルキブージ
- 脚本
- フランチェスカ・アルキブージ
- 製作総指揮
- グイド・デ・ラウレンティス
- 撮影
- ルカ・ビガッツィ
- 美術
- ソニア・ルチア・ペン
- マリオ・ロッセッティ
- 音楽
- バティスタ・レーナ
- 録音
- レーモ・ウゴリネッリ
- 編集
- ヤーコポ・クアドリ
- 衣装デザイン
- ポアロ・マルチェス
- 監督補
- エリザベッタ・ボーニ
- その他
- メディアクーベ・イタリア
受賞歴
第54回 カンヌ国際映画祭(2001年)
出品
ある視点部門 | |
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出品作品 | フランチェスカ・アルキブージ |