明日、陽はふたたび

劇場公開日:

解説

1997年にイタリア中部を襲った大地震を背景に、実際に崩壊した町を舞台に撮影した作品。「かぼちゃ大王」のフランチェスカ・アルキブジ監督が、被災地のウンブリア地方の町に赴き、被災した子供たちの文集や体験、現地の人々の話を基に脚本を書き上げた。

2000年製作/106分/イタリア
原題または英題:Domani
配給:シネマテン
劇場公開日:2002年9月21日

ストーリー

中世のたたずまいを今に残すイタリア・ウンブリア地方の古都を、大地震が襲った。美しい建築物が建ち並ぶカッキアーノ町もその打撃を受け、人々が心のよりどころにしている教会のフラ・アンジェリコ作「受胎告知」の壁画にも大きな傷痕が残される。不自由なテントやキャンピングカーでの避難生活は、子供たちにとってはワクワクするような体験でもあったが、一瞬にして何もかもを失った大人たちには、あらためて自らの生き方を問われる試練の場となった。もろくも崩れた自分の人生は何だったのか。人々の再生への営みが始まるのだった。

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スタッフ・キャスト

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受賞歴

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映画レビュー

3.0それにしても余震は怖い・・・

2018年10月27日
PCから投稿
鑑賞方法:CS/BS/ケーブル

 パニック映画とは違い、大地震の部分はあっさりと描き、住居を求めてさまよう子どもたちの姿、嘆く大人たちを中心にした映画。よその子どもも泊めてくれないかと頼まれるトレイラーハウスに住む夫婦。みんな悲しげな表情でグサリと響く。

 女の子同士のキスシーンがちょっと印象的。携帯の着メロが『ビバリーヒルズ・コップ』だったのも印象的。巨大な虫の着ぐるみのTVレポーターがうざかったけど、子どもたちは喜んでいたのかな。かなりドキュメンタリータッチだったけど、子どもたちの演技は良かった。

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kossy

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