ドリアン ドリアン

劇場公開日:

解説

香港の歓楽街で体を売って稼ぐ中国の若い女性を描いたドラマ。監督・脚本・原案は「リトル・チュン」のフルーツ・チャン。撮影・音楽はチャン監督とずっとコンビを組んでいるラム・ワーチュン。出演はこれがデビューのチン・ハイルー、「リトル・チュン」のマク・ワイファンほか。第6回金紫荊最優秀脚本賞、最優秀主演女優賞、第20回香港電影金像賞最優秀脚本賞、最優秀新人賞受賞。

2000年製作/117分/香港
原題または英題:Durian Durian
配給:大映(大映=博報堂 提供)
劇場公開日:2002年4月13日

ストーリー

中国東北部の牡丹江から香港のポートランド・ストリートへ出稼ぎにやってきた若い女イェン(チン・ハイルー)は、夫と離婚して自立するためコールガールをして猛烈に稼いでいる。ある日、イェンのガード役のチンピラ(ユン・ワイイー)が、ドリアンで頭を殴られる事件が起きるが、危ない商売をしているイェンは警察を呼ぶことができない。そこで路地裏で皿洗いをしている少女ファン(マク・ワイファン)に声をかけるが、彼女の家族も不法滞在者。同胞意識を感じたイェンは、故郷に帰ることになった時、ファンに自分の住所を渡した。牡丹江に大金を持ち帰ったイェンは一躍成功者として迎えられるが、せっかくの金をどう使えばいいかわからない。やがて夫シャオミン(バイ・シャオミン)との離婚が成立し、旧正月。イェンのもとに、少女ファンから思い出の果物であるドリアンが送られてくる。その強烈な臭気と魅力は、イェンにとって香港の日々の象徴だった。まもなくイェンの従妹シャオリー(ヤン・シャオリー)や、シャオミンたちの京劇をアレンジしたパフォーマンス・グループは、香港への出稼ぎを決める。それを横目で見ながら地元に残ったイェンが選んだのは、かつて学んでいた京劇の道だった。

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スタッフ・キャスト

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映画レビュー

2.0フルーツチャン

2014年5月12日
iPhoneアプリから投稿
鑑賞方法:DVD/BD

楽しい

主演の子のデリヘル感がリアルで素晴らしく、ディテールは良い感じ。家の裏の路地の洗濯桶で汚くなった水で皿を洗ったり、ベッドの下にティッシュが転がってる汚い一室で胡座をかいてテレビを見ながら焼きそばを食べ、男によくこんな汚いとこで飯なんか食えるなと吐き捨てられる感じ。ただやはりちょっと画が弱く、せめて脱ぐべき。まぁ香港では珍しくインディペンデントな感じは好きなんだが。

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