クールボーダー

解説

豪快なスノーボードシーンが体感できる映像と、雪山を舞台に繰り広げられる、若い男女の一冬の恋愛模様が見事に癒合。プロデューサーは「シックス・センス」のロジャー・バーンバウムとゲイリー・バーバーのコンビ。監督はFOO FIGHTERSなどのミュージック・ビデオを手掛けるブレンドン＆エメット・マロイ兄弟。出演は「キャリー2」のジェイソン・ロンドン、「ヴァージン・スーサイズ」のA・J・クックほか。

2001年製作／90分／アメリカ
原題または英題：Out Cold
配給：東宝東和
劇場公開日：2002年2月16日

ストーリー

自然と調和した小さな雪の街。リック（ジェイソン・ロンドン）とその仲間達は、スノーボードに明け暮れる毎日を過ごしていた。リックは2ヵ月前、リゾート地でたった3週間だけ付き合ったアンナ（キャロライン・ダヴァナス）のことが忘れられず、失恋の話ばかりしていた。そんな時、この街のオーナーが心臓発作で他界し、山を金としか思わないメイジャー（リー・メジャース）が、街を新しいリゾート地に開発するために現れた。リックはメイジャーの下で働くが、急変した街の様子に納得がいかない。そして、メイジャーの娘がやってきて驚く。それは、リックが思い続けているアンナだったのだ。しかし、アンナにはスノーボードで怪我をして以来、車椅子生活を送っている恋人がいたのだ。辛い思いのリックだが、今は街を救うことを大切に思い、仲間達と力を合わせ街を奪い返すことにする。雪山で投資家を集めて挨拶をするメイジャーの邪魔をして、見事に元の街を取り戻したリック達。リックは、アンナを車椅子の恋人の所に連れて行き、自分は彼女を諦めるのだった。その後、スノーボード仲間のジェニー（A・Jクック）と付き合うことになり、幸せになるのだった。