モレク神
劇場公開日:2001年3月31日
解説
ロシアを代表するアレクサンドル・ソクーロフ監督が、独裁者ヒトラーを主人公に、その肖像を剥ぎ取りひとりの男としてとらえた作品。脱力したスラップスティック・コメディのような演出で、ファシズムの恐怖を描いている。
1999年製作/108分/ロシア・ドイツ・日本・イタリア・フランス合作
原題または英題:Molokh
劇場公開日:2001年3月31日
ストーリー
1942年の春、ヒトラーが腹心のゲッべルスやマルティン・ボーマンたちと共に、とあるたびから愛人エバのいるベルヒデス・ガーデンに戻ってくる。エバと二人っきりになるとヒトラーは駄々をこね、ゲッベルスたちといる時は「この中に反対者がいる」などと猜疑心をのぞかせたと思えば、自分には魅力がないと言っては、自分をさげすむ。そこには独裁者の姿はない。
全文を読む( を含む場合あり)
スタッフ・キャスト
- 監督
- アレクサンドル・ソクーロフ
- 脚本
- ユーリー・アラボフ
- 撮影
- Aleksei Fyodorov
- 美術
- セルゲイ・ココフキン
- 編集
- レーダ・セミョーノワ
- 衣装デザイン
- Lidiya Kryukova
全てのスタッフ・キャストを見る
受賞歴
詳細情報を表示