天使のくれた時間のレビュー・感想・評価
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台詞がしみじみと心に響く作品
愛らしい二人の子供達( アニーとジョシュ )を相手に奮闘するニコラス・ケイジの表情がいい。
「 地球にようこそ 」が泣かせる。
結婚記念日の夜に交わす二人の会話が深い。
妻役のティア・レオーニがキュートで知的で美しい。
主演のニコラス・ケイジが、人間味溢れる役柄を優しい眼差しで魅力的に演じていました。
人生において大切にするべきもの、について考えさせてくれる作品。
日テレを録画にて鑑賞 ( 字幕 )
とてもいい作品と出会った
映画にはありがちな(?)設定ではあるけど
とてもいい作品だと思います
特にアニー役の子。いいねえ。
観おわってから思ったんだけど
これってファンタジーじゃなくて夢の話だったんじゃないかなって
そうかもしれないよね。
これだから映画はやめられません。
次の映画はどんな作品かな?
自分にとって、大切な事を選べればきっと大丈夫!
人生において何が大切で、どれを優先するべきか悩んでしまうことがあると思います。
この映画のジャックは、すべてを手に入れていたが、
過去の恋は手放していました。
この映画を観て、
どんなに遅くても、自分にとって大切だと思う事に気づき、選んでいくか、が重要であると感じました!
あの夜、ケイトがジャック達を選んでくれて、本当に嬉しかったと思います。
ラストシーンで、ジャックの満ち足りた顔と、13年間ずっと話したがっていたケイトの様子を見ていると、これからどんな未来になろうと、2人の選択は間違ってなかったと思わせてくれるものでした✨
ファンタジーとして見る
すべて持っている。
何も足りない物なんかない。
そう言った彼に 「君が必要ないと思っている物の中に、とても重要なものがあるよ、君がどう思うのかは君次第だけど」
と教えてくれる物語。
仕事か家族か と言った選択を迫る映画として見るのではなく、
何かを得ると何かを失うんだけど、さあどうする?
必要なものだけ良いとこ取りみたいにピックアップして得る訳にはいかないからね。
さあ どちらの人生が良かったかい?
と言ったところだろうか。
彼の答えは
どんな事があっても眠るものかと椅子に座ったまま夜明かしする覚悟で眠気と戦う場面 に集約される。
子どもの教育を
環境で考えたくてcityを離れて郊外の一戸建てをローンで購入し
人権弁護士としてかなりの低賃金で働く事すらも幸福であると感じる妻。
豪華な部屋に住み、子どもは一流私立へ通わせ
いちいち値段を見ずとも買い物の出来る生活を家族にさせてあげる事が理想と思う夫。
そこは 二人が結婚している設定の中でさえもすれ違う。
郊外のとてもキュートな一戸建てに、超超可愛い妻と子がいて、クレヨンしんちゃんち程度の幸福があって
それを 不足と思うか、、、、
これを選ぼうと思うか、、、、
何はともあれ 妻の役の女優さんの演技が素晴らしくチャーミング。
町一番の美人の妻、その前から 学校でもっとも可愛いと評判の彼女。
もちろん中身も so cute! であるところが
この映画の心地よさに大きく影響しているのは言うまでもない。
そして ハリウッドの子役層の厚さに感服。
いい邦題つけましたね~(^-^)
大好きな映画です! 最後はケイトと語り合っていて終わりますが、その後結婚したら体験していた人生の時と同じ子どもが生まれるといいですね(^-^) ティア・レオーニ、素敵な奥さんでしたね~!
言うほど
評価がいいと聞いていたので見ましたが
まぁまぁな感じでした。
恋人よりも仕事を選びそのまま破局した2人。
妙な黒人に出会ったのがキッカケで、タイムリープしたかのように2人が結婚していたらこうなっていたという世界に突然移動します。
子供が2人いて、仕事も冴えなくて、でも幸せで。
最初は戸惑っていた主人公も彼女をどんどん愛していき、13年前と同じように惹かれあっていた中、冴えないタイヤ店だった彼ですがタイムリープ前は凄腕の社長にまで上り詰めていたので、タイヤ店で偶然客で来た元ボスに取り入って、元の金銭面の生活に戻れます。
と思いきや、旅だったはずの彼は何故か元の家にいます。
彼は仕事を選ばずに彼女の元に戻ってました。
彼の意識ではなく誰かの仕業により。
きっとあの黒人さんの魔法か何かでしょうか。
そこで奥さんが彼が自分達をどれだけ大切にしてくれてるかと気づき、あなたについていくと一気に愛が深まります。
これは彼の意思ではなく天使の仕業だから、なんだか腑に落ちません。
偽物のパパだと思われてた娘におかえりパパと言われたシーンで、娘はお見通しですね。
そしてまた同じように仕事が理由で転勤を余儀なくされます。
ここで別れたらまた同じ繰り返しな中、彼女は彼を選びます。
主人公は自分の求めるものを全てここで手に入れます。
そして、そのあと幸せは続くと思いきや、またあの黒人に出会ってしまい、目がさめると別れてからそのままの金持ちの頃に戻ってしまいます。
もちろん天使達は生まれていなく2人も結婚してません。
そこであの頃こうしていればと後悔し始める主人公。
自分が突き放した時と同じパターンで、今度は彼女に仕事を理由に突き放されてしまいます。
ですが、タイムリープの世界で起きた幸せな時間の話を彼女に伝えて、あの子達は僕たちを選ぶと、2人が言う天使=子供を大切にしたいと言う過去の彼女と今の彼。
そこで13年後の別れたままの彼女も心を打たれやり直すと言う話でした。
あの頃こうしていたら、あの頃こうだったらなど、タラレバ話が現実に変わり、そして元の世界に戻って大切さに気づくみたいなお話でした。
要は今を大切にしなさいと言われてる作品に見えました。
天使がくれた時間、タイトル通りのお話でした。
そこまで凄い感動はなかったです。
私は勝手に天使が子供と思っていたのですが、あの黒人さんが天使と言ってる方もいて、どちらが正しいのでしょう。
今でも十分幸せと言ってくれる奥様はなんて良い奥様なのでしょうか。
愛を取るか安定を取るか仕事を取るか
男性にとっての強いテーマかと思います。
素敵なファンタジー。また観たい
学生時代から付き合っていたふたり。
ウォール街での成功を夢見て研修のためニコラス・ケイジはロンドンへ行こうと空港へ…
ティア・レオーニは直前で彼を引き止めるがニコラスはそれを振り切って旅立つ。
それから13年。
ニコラスは大成功して、何不自由ない大金持ちに。
ところがクリスマスイブにコンビニである黒人の男に会った後、目が覚めたら全く別の生き方をした自分に変わってしまっていた!
あの時ロンドンに旅立たなかった場合の自分。
最初はそんな暮らしに嫌気がさし悪態をつきまくっていたけれど…
彼女の深い愛に包まれるうちにその生活に順応し始め、元に戻りたくないと願う…
温かい気持ちになる素敵な作品だった(*´∀`)
非常に面白かったです
非常に面白かったです。 ストーリーの起承転結も見事ですし、 テンポよく進むので、 みていて退屈しませんでした。 登場人物の個性もうまく構築されていました。 最後に [やっぱり かていは何より大切] という陳腐で かびのはえた結論に行き着くのは不満ですが、 娯楽映画である以上、 仕方ないでしょう。 これ以外のテーマだと、 商業的に成功しませんので。
人生は驚きの連続
ケイト(ティア・レオーニ)のような一途で素晴らしい女性と一緒の時間を過ごせたら、元に戻りたくなくなるのは当然です。ただ、それが叶わなくても、人生に一瞬のきらめきがあれば、それで十分だと思います。きらめきは永遠には続かないものだから。
マイホームパパが幸せ?価値観の押し付けが酷い。
あれ?こんな映画でしたっけ?
もしかしたら、ずっと勘違いしてたかも知れない。
主人公のジャック(ニコラス・ケイジ)は13年前、もしケイトと別れなかったら?な人生をおくることとなるのです。まだ幼い息子、おしゃまな娘アニー、プロボノ弁護士の妻ケイト、そしてジャックはタイヤのセールスをしています。
ウォール街の優雅な生活からは一転、所帯臭さ満載です。
誰でも長い人生の中で、何回かはあるでしょう?
ああしておけば良かった。
こうしておけば良かった。
あ、何回かというか、そんなことばっかりかもしれない。
こうするべきだった。ああするべきだった。
あんなふうに言うべきじゃなかった。こう言えば良かったとか。
ええ、全部私が悪いんです。本当にすみません!
しょっぱなから愚痴っぽくて、すみません!
でもパパがなんか変?とアニーが気付くんです。
「あなた本当のパパじゃないでしょう?エイリアンでしょ?私と弟の頭に変な装置をつけない?」
「つけない」とジャックが答えると、「地球へようこそ」だって。可愛いんです。
最初こそ、こんな生活やだ!なジャックなんですが、こんな子供の可愛さとか、奧さんの美しさとか、段々と情が芽生えてくる。
でもウォール街の優雅な生活も忘れられない。
タイヤ店で働いている時、元ボスが偶然現れます。元上司なので趣味趣向を理解し、上手く取り入り、前のような生活を手に入れることに成功します。
でもケイトは不満です。
「誰もが羨む生活を手に入れることができる」
というジャック。
しかし「今だって羨む生活」だと反論するケイト。
けれど最終的にはケイトは分かってくれて、ここでの生活(Address)よりジャックへの愛を選ぶ。
「I choose us」
っていうんです。ここで、愛、金、権力が手に入ったんです。勿論、ケイトの望みとは違うけど。子供は転校するけど。本当に「全部」揃った。
けれどジャックは、金と権力を捨てて家族の愛に生きると決心する。この時のアニーの台詞が可愛い。
「本当のパパが帰って来た」
けれど、皮肉です。やっと大事なものが分かったのに。それ一つで、全部と思えるものが見つかったのに、またコンビニで例の黒人青年に出会うのです。
「煌めきは、一瞬」
ジャックは、夢から覚めます。安易な夢オチ!とか思うけど、そもそも愛する女、愛する子供、金、権力を手に入れられる!って、やっぱり夢でしか叶わないのかな?と逆に切なくなったりして。あれ?こんな虚しさを悟る映画だったっけ?
でも、もっと納得いかない部分もあって。
かなり前に観た時は、そんなことは思わなかったんですけど。
ケイトがNYに行くことを反対する理由が、いまいち釈然としないというか。
ジャックがNY行きを断念する理由も、いまいち釈然としないというか。
ケイトがこの家で年老いたいって言ったから?娘が転校したがらないかも知れないから?
庶民的な生活が幸せで、裕福だと不幸せになるっていう考えの根拠はなんだろか?そこがいまいち分からない。
結局、幸せの基準は本人達がどう感じるかでしょうけれど。つまりケイトの独断と偏見による幸せの基準を、ジャックは尊重したってことですよね。夫は自分の夢を捨てて、妻や、子供を優先するべき!
だって原題が「The Family Man(マイホームパパ)」だから。なんだかちょっと、(男性に対して)強引で厳しい映画のように思えてきました。
結局、現実のケイトは成功した弁護士で、二人が再会した後に新たな物語が始まりそうな予感で終わります。
邦題では「天使~」と、あの黒人青年を勝手に天使ってロマンティックが止まらなくしてますけど。むしろ「トワイライト・ゾーン」のロッド・サーリング、日本なら「世にも奇妙な物語」のタモさん的ポジションの方だと思います。
人生で大切なものは何か?
もしあの時、別の選択をしていたらどんな人生だったのだろうか。誰でもそんな事を思うときはあるよね。一見今の生活は成功に見えるけど、果たしてそれが幸せなのか、負け組と思える別の人生のほうがよかったのではないか、人生で大切なものは何かを考えさせてくれる癒し系の映画だ。
人生を考えられる映画
30歳過ぎた人には、よりおもしろいと感じるはず。
もうひとつの人生を過ごすというとありきたりな設定に見えますが、人物の心情やストーリーが巧妙で、とてもおもしろいです。
主人公が天使によって体験したのは、ごく一般的な家庭を持った自分。
地位も名誉もなくて、ありきたりな毎日。
元の人生は大成功なので、ギャップがあり過ぎますが、主人公の戸惑いも見事に演出されていて違和感なく楽しめますした。
見事だなと思ったのは、もうひとつの人生のまま元の人生になりそうだったところ。
素質がある人は遠回りしても、なれるもんだなと思いましたし、このシーンがなければ主人公の心境の変化も受け入れづらいかなと思いました。
もうひとつは、別れた彼女が大成功して別人になってたことや、主人公に連絡したのは業務連絡だったところ。
自分も別人のように変わっているのだから、相手も変わってるのがはっきり出てておもしろかったです。
大成功していた彼女ともうひとつの未来のように幸せな家庭を作れるかは難しそうだなと思いますが、自分の人生を振り返るいいきっかけとなりました。
あとは、長女に注目です。ませているし、戸惑う主人公とのやりとりがかわいかったです。
妻も明るくて無邪気で夫を何より愛していて、素敵な家族でした。
奇想天外なことばかり言ってる夫をその場では怒っても、けろっと許すざはざばしているところがかっこいい。
理想の女性像だと思いました。
<吹き替え>
良かった!!
洋画のラブストーリーはあまり見ないんですが、ニコラスケイジさん主演だったので見てみました。
現実感ゼロだったので逆にベタじゃなくて面白かったです。
しいて言えば最後が急展開過ぎたとこ。
でもハッピーエンドだったので良かったです。
今、都会にいる自分を振り返ってしまいました・・。
ニコラスケイジの人にとって本当に大事なものは何かを問う、ファンタジーラブストーリー。おそらく、仕事に疲れた30代の独身や、家庭に疲れた40代の男が観ると涙を誘わずにはいられない(笑)過去の青春の過ちを心に刺さったままの棘であるがごとく2者択一を迫られると、人はやはり家族であり、本当に愛する人が何物にも替えがたい一番大事なものであることを理解するのです。まあ、私が主人公ならあんな美人の彼女ほっとかないけどね。パラレルワールドチックな物語ですがハッピーエンドで終わるので、観終わったときにほのぼのとなる映画です。
都会に疲れた女性にもお薦めです。
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