天使のくれた時間のレビュー・感想・評価
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幸せとは何か。選択による結果。擬似体験できる映画。
暖かい家庭を持つ暮らしか、
社会的地位を得た裕福な暮らしか、
どちらが幸せか。
どちらのケースも描いた、
どちらにも感情移入できる映画。
さらに、一つの選択により大きな結果の違いが出ることが身に染みる。
2つの選択、どちらかが正解かもしれないし、
両方成功かもしれないし、
両方失敗かもしれない。
家庭を選んでも幸せじゃ無いかもしれない、
会社を選んでも出世しないかもしれない。
この映画はどちらをとっても成功。
ただ、家庭の方が幸せだということを強調している。
結婚して子供もいる自分にとって、
今が本当に幸せなのか考えることがある。
自分にできることは、
今置かれている状況は幸せだと噛み締めて、
より良い幸せを求めて自分にできることを追求する。
そんな気持ちが湧いた。
観終わった後に、いや空港でのラストシーンに感動した。 号泣したわけ...
少子化対策プロパガンダ映画
30年ほど前、「月の輝く夜に」を観て、をっ このニコラス・ケージ って俳優、いいね!って思ってたら、あれよあれよ、ですよ。
で。この映画、実は二回目。たまたまCATVつけたらあってたので、また観てみました。
そうなんだよね~~ 子育て家族がこんなに楽しくて、みんな協力的で、夫婦がこんなにアツアツで、しあわせって・・・ どんくらいの確率でいるのかな。(特に、あんなに手のかからない赤ん坊って・・・) ま、これ、ファンタジーですから。w
もし人生の選択が違っていたら、を、しっかり映像で観せてくれる機会はそうないから、おもしろがっていいかも。
なにせ、これって、少子化対策のために作られた映画、という見方をすれば、納得です。
そうとしか思えない。
ただし、日本に置き換えたら、こうはならないからねぇ。ww
成功と幸福の違い
これは観る人の価値観や境遇で、
捉え方が変わりやすい作品だと思う。
ある人は成功やお金を稼ぐことを否定されたような気分になり、「仕事より家族だ!」という価値観を押し付けられてるように感じるかもしれない。
ある人は小さくとも家族がいることを承認された気分になり、共感するかもしれない。
しかし僕は、この二つが調和している人たちを知っている。
本当の一流、本当の人格者は、正しい意味で仕事と家族を分けたり、ましてや切り捨てたりはしない。
本物の人は、家族を、社員を大切にし、社会に貢献しようと努力することが、結果的に成功としてついて来ることを知っている。
本当に大切なものが何かを、改めて考えさせてくれるステキな作品だった。
久しぶりの鑑賞で冷静にみると???
昔に観たときは普通に素敵と思ったのだが、ひさしぶりに鑑賞してみて???な部分が多い事に愕然とした。こんなにも主人公にだけ都合の良すぎる展開だったのか。
正義のカケラも慈悲のカケラも持ち合わせていないようなクズ男が天使の計らいで少しだけ改心して金も愛も手に入れるとか、この主人公前世で世界でも救ったの?というレベル。キリスト圏の価値観ではこれがアリなんだろうか。
それでも最後に主人公が桁違いの改心でもすれば良かったと思えるのだが、ラストが打ち切り漫画レベルでばっさり終わるのはいただけない。
なんともない瞬間、瞬間に
こんなふうに
エンドロールが満点
人生の選択
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