天使のくれた時間のレビュー・感想・評価
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「仕事」と「私」どっちが大事?
僕はこの映画はテレビとかで何かとよく聞くセリフ「仕事と私、どっちが大事?」を表現したものだと解釈しました。
最初(と最後の一部)のパートは仕事を選んだ場合。ジャックもケイトもバリバリのキャリアマン&ウーマンで、おそらくいまの仕事だらけの生活に満足していた。(なぜならジャックは「天使」が現れなければ今の生活のどこに不足があるのかを知りも知らなかっただろうし、ケイトもパリに引っ越す準備のため部屋を整理していた時に見つけたジャックの昔の持ち物によって、ジャックを思い出したくらいだとおもうからだ。)
中間のパートは恋人(つまり「私」)を選んだ場合。ジャックはタイヤの小売店で働き、ケイトは無給の弁護士として働いている。仕事を選んだ場合よりもお金はないが、それでも2人の子供に恵まれて、満足な生活を送っていた。
「仕事」を選ぶか「私」を選ぶか、どっちが幸せかなんて19歳の僕にはわからないし多分この映画もそれに対して答えを提示してはいない。僕には「仕事」を選んでいたジャックも、「私」を選んでいたジャックもどちらも充実しているように見えたからだ。「どちらか」ではなく「どちらも」という選択ができれば何も問題はないが、大抵「どちらか」に偏ってしまうのではないでしょうか。だからこういう映画がつくられるんだと僕は思うのです。
はぁ…。こんな若造が言うのはおかしいですが、幸せってなんでしょうね…。
幸せな気分にさせてくれる映画
幸せな気分にさせてくれる映画。
人生をやり直せる、みたいなストーリー自体は斬新ではないけど、展開がシンプルで楽しくみれる。
キッカケのとその回収が未完だが、不慣れな結婚生活をコミカルに、徐々にかけがえのないものに移していくそのグラデーションがすばらしい。
そしてニコラスケイジが最大限に活かされている作品。
まあまあ。
4
最初にジャックを引き止めたケイトもまた、
未来を見たのでは‥なんて思ってしまった。
人生は決断の連続で、ふと違う選択をしていたら
どうなっていただろうと思うときもある。
でも決して自分が選択した人生が間違っていたわけではなく、
本当に運命であればまたタイミングがやってくるんだろうなと感じました。
ジャックが最後に選んだ選択について、
只仕事よりも家庭だ!となったのではなく、
ケイトと共に過ごす時間、愛が仕事よりも大切だと。
愛がなければ仕事を選んでいたと思います。
タイトルなし(ネタバレ)
最後のオチはあまり納得いかない。ケイトは本当に心打たれて飛行機乗るのやめたけど、自分なら急にありもしない元カレとの13年の結婚生活語られて、コーヒー飲みたいって食い下がられたら、違うニュアンスで「OKわかったわ(とりあえず落ち着け)」って言っちゃうもの。夢を見ていない方があんなにあっさり引き込まれるはずはなく、ちょっと強引すぎる。また、美しい夢が叶ってしまえば、そちらが今度は現実になるわけで。一瞬のきらめきのまま終わった方があの謎の男の言葉も効いてくるのに。途中のストーリーが良かっただけに残念〜。
人生の選択肢
台詞がしみじみと心に響く作品
愛らしい二人の子供達( アニーとジョシュ )を相手に奮闘するニコラス・ケイジの表情がいい。
「 地球にようこそ 」が泣かせる。
結婚記念日の夜に交わす二人の会話が深い。
妻役のティア・レオーニがキュートで知的で美しい。
主演のニコラス・ケイジが、人間味溢れる役柄を優しい眼差しで魅力的に演じていました。
人生において大切にするべきもの、について考えさせてくれる作品。
日テレを録画にて鑑賞 ( 字幕 )
人生とは
人生は選択の連続でありその一つ一つの選択によって今がある。
もしもこうしていたらと思うことは誰しもあるだろう。
この映画が伝えたいことはもしもの世界を見ることでどの選択をしていても異なる幸せかもしれないが、瞬間を一生懸命生きていれば幸せはあるということではないかと思う。
どの選択も間違いではなく、良し悪しはない。
ジャックとケイトが一緒になった場合の幸せも、別れる選択をした場合の幸せもどちらも2人が努力した結果あるものである。
これから自分に起こることは自分によって決まる。
自分で選んだ道を突き進むしかないのだ。
全て手に入れるのが望ましいが何かを切り捨てて生きていかなければならない。
それが愛なのか、仕事なのか、それは人それぞれである。
私も自分が大切にしたいものが何かを考えてこれからの人生を謳歌したいと思う。
歩みを止めない限り可能性は無くなることはない。
もしも・たられば
きらめきは一瞬だ。永久には続かない
こういうものなのだろう、きっと...。
何度でもやり直せる
想定内の発見しかない
これよく「素晴らしき哉、人生!」が比較として挙げれれてると思うんだけど、
個人的には「マイレージマイライフ」に近いかなと思った。
人生の選択という意味で。
ただ、「マイレージマイライフ」においては、主人公はまだこの先の人生で選択できると思ってて、それが叶わないことに気づく(または、叶えるための道を選ぶ)印象的なラストシーンだったのだけど、この映画って、もう既にあるかもしれなかった幸せな別の人生(過去)を見ているだけで、未来への繋がりが薄く感じられなくもないんですよね。
ただ自分が、「もし違う人生歩んでたらどうなってtかな~」っていう妄想の映像化でしかなくて、映画にする意味が無い気がする。
とは言っても実際に体験してみることと、考えるだけでは、思いの深さが違うのかもね。
あなたにとって本当に大切なものは何か。人生の分岐点…それは今からだって選べるはずだ
仕事の上では成功していて何もかもを手に入れていたと思っていた主人公のもとに謎の男が現れて、家族を持っていた人生の可能性を垣間見せられる。そこで彼は本当に大事なものに気づいていく。
子供がいて奥さんがいて家族のある生活が全て正しく幸福である、というわけではもちろんないが、誰かを愛する、誰かのために生きる、ということは人間として当たり前な幸せの一つだ。それは価値観の押し付けではなく単なる1パターンである。男の恋人でも女の恋人でも、友達でも親でも兄弟でも守りたい他の誰かでも。猫でも犬でも。自分のためだけに生きる生き方は本当にあなたが求めてきたものだろうか。本当にそうならそれでいい。でももう少し考えてみたら変わるかもしれない。本作はそのためのガイドとなるはずだ。
本作のテーマは人生において本当に貴方が大切だと思うものを大事にしようということ。それは家族という分かりやすい形にはなっているが千差万別で良いのだ。
あなたの通ってきた分かれ道。それはもとには戻らないけど、大切なものが分かったのならば、その道を今でも選ぶことはできるのだ。
とてもいい作品と出会った
映画にはありがちな(?)設定ではあるけど
とてもいい作品だと思います
特にアニー役の子。いいねえ。
観おわってから思ったんだけど
これってファンタジーじゃなくて夢の話だったんじゃないかなって
そうかもしれないよね。
これだから映画はやめられません。
次の映画はどんな作品かな?
共感できず生温い退屈な映画!!
主人公に全く共感できず、何故救済されるのか分かりません。内容も生温く、こういったテーマで話を作るにはあまりにも人生経験が足りないとしか言いようがありません。ただでさえ鼻に付く主人公なのに、吹き替えが大塚明夫なので、それが増幅されるのも妙にイラつきます。
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