罠にかかったパパとママ
劇場公開日:1962年3月10日
解説
エリッヒ・ケストナーの小説「双児のロッテ」を映画化したホーム・コメディー。監督・脚色担当はデイヴィッド・スウィフト。撮影は「レッグス・ダイヤモンド」のルシエン・バラード。音楽は「ボクはむく犬」のポール・スミス。出演者はヘイリー・ミルズ(2役)、モーリン・オハラ、ブライアン・キース、チャールズ・ラグルズ、ウナ。マーケルなど。主題歌をトミー・サンズが歌っている。製作はウォルト・ディズニー。
1961年製作/アメリカ
原題または英題:The Parent Trap!
配給:日本RKO映画
劇場公開日:1962年3月10日
ストーリー
湖畔のキャンプで知り合ったシャロン(ヘイリー・ミルズ)とスージー(ヘイリー・ミルズ)は、自分たちがあまりにもよく似ているので驚いた。ふとしたことで大喧嘩をした後、隔離キャンプへ入れられた2人は自分たちが双子の姉妹であることを知って大喜び。両親は2人が幼い時離婚してボストンとカリフォルニアに別れてしまったのだ。両親を和解させるために一計を案じた2人は、それぞれ入れ替わって帰宅した。パパ(ブライアン・キース)の方へ乗り込んだシャロンは、パパにヴィッキーという恋人があることを発見、電話でスージーに連絡した。弱ったスージーはママ(モーリン・オハラ)に本当のことを打ち明け、協力を要請した。祖父の力添えでママもモダンなニューヨーク・スタイルに着替えパパを訪ねた。姉妹の涙ぐましい努力にもかかわらずパパとママは意地の張り比べ。パパとヴィッキーの結婚も間近に迫った。困った姉妹はまったく同じ格好で両親の前に現れ、パパとママが一緒にキャンプへ行ってくれなければどちらがどちらか教えないと言い出した。これには両親も降参したようだがおさまらないのはヴィッキーである。姉妹は彼女をキャンプへひき出して“ヴィッキー退治”の大いたずらをやってのけた。心配して駆けつけたパパとママもどうやら仲直りしたようである。姉妹はようやく一緒に楽しく生活できるようになったのだった。
スタッフ・キャスト
- 監督
- デビッド・スウィフト
- 脚色
- デビッド・スウィフト
- 原作
- エーリッヒ・ケストナー
- 製作
- ウォルト・ディズニー
- 撮影
- ルシアン・バラード
- 音楽
- ポール・J・スミス
受賞歴
第34回 アカデミー賞(1962年)
ノミネート
編集賞 | フィリップ・W・アンダーソン |
---|---|
音響賞 |
第19回 ゴールデングローブ賞(1962年)
ノミネート
作品賞(コメディ) | |
---|---|
最優秀主演女優賞(コメディ/ミュージカル) | ヘイリー・ミルズ |