ロボコップ(1987)のレビュー・感想・評価
全58件中、21~40件目を表示
B級と言いながらも名作
当時は初っぱなに撃ちまくられるマーフィーに衝撃を受けたもんです。ぼろ雑巾とは正にこの事。
不謹慎な気持ちとは裏腹に改造後の歩き方は真似しちゃいますわな。
オムニ社の改造は違法改造だし、軍事用のマシンを後出ししてくるのはズルい(笑)
しかし、銃社会で命を張ってる警官をロボコップにって言うのはわからいでもない。
遠慮ない反撃してくる犯罪者と撃ち合って命懸けなら全身鋼鉄の警官が自動で反撃する方が賢いよね。
組織犯罪とか知能犯とか捕まえられそうにないけど、荒事は間違いなさそうだ。
記憶を取り戻す過程は悲しい。
とんでもない人権無視で成立しているドラマだから仕方ないが。
BGMだけは確実に頭に残る。
当時はCGもなかったから、ED-209もコマ撮りアニメで粗い特撮だったけど、あの頃にはそんな特撮が一杯あったから気にならなかった。
今は映像技術が変わって映像だけは比較にならないけど、独特の味がある。
今時の滑らかに動くCGヒーローよりこのゴツゴツ感が好きだ。
CG同士のキャラクターが掴み合いしてるのが嫌いなので、そう言うのが溢れている現状でたまぁ~にこのロボコップが観たくなる
令和3年基準では結構過激
ストーリーは今更なので記載しないとして、ロボコップを作った会社役員もドラッグ吸ってキメセクしようとしていたり、マーフィーさんが殺られる時の痛めつけられ具合や、ストライキ時の街のカオス感や、工場での全身ドロドロとか、真面目に見るととんでもない映像。
音楽、近未来感はとてもかっこよく、エンタメとしてはなかなか。
このロボ、人間味が凄まじいぞ!?
アマプラからいなくなるということで鑑賞。
面白かったです。80年代のアクション映画はこの手作り感がまたいいですよね。大型ロボットがストップモーションだったり。ストップモーションは小さいころから大好きです。
それとテーマ音楽も好き。かっこいいですね。近未来感があって。
ストーリー全体は今見るとよく見るタイプに感じられ新鮮味はありませんでしたが、それを前述したとおり最高の音楽や所々に挟まれるかっこいいワンシーンで補っている様子でしたね。特にラストシーンは音楽もロボコップも周りにいる人もかっこよく鳥肌が立ちました。
公開当時に見てみたかった映画です。面白いので見ていない方は是非ご覧ください。
物語は前半で失速・中二病的な作風
ロボコップの死体を改造したサイボーグという設定は、色々と考えさせられ魅力的です。
また、アクションや特撮も、現在の視点から見てもカッコいい。
ただ、ストーリーはかなりお寒い。ロボコップが記憶を取り戻す辺りまではまだいいのですが、その後はただ手近な悪そうな奴をやっつけるだけです。
また、所々社会風刺的な内容がありますが、いずれも平凡な事を露悪的に示すだけです。子供時代に見れば「大人が言わない事を教えてくれた」的な驚きがあるかもしれません。
クルーズ・コントロール!
シリーズでは唯一劇場にて鑑賞。観てからしばらくして購入した愛車アルシオーネにクルーズ・コントロールが付いていて感動した(笑)。しかし、テロリストとなった元市会議員や悪党の一味がクルーズ・コントロールにこだわるのか、今でも謎のままだ。
ロボットなのか、人間なのか、葛藤するサイボーグのマーフィ。自分が殺され復讐するという単純な構図にならずに、わずかに残された人間の時の記憶を取り戻す描写が面白い。警察が企業の傘下に入り、その企業が軍事産業でも躍進するという風刺を取り入れ、社会派映画とも受け取れるし、残酷なシーンを何箇所も使いホラー映画のような作風も面白い。
ロバート・モートン役のミゲル・ファーラーの爆破シーンも見物だ。助演男優賞をあげたいくらいだった。
ロボっぽい動きがナイス!
古い映画をアマゾンプライムで観るのが最近のマイブームで、本作を観てみた。
予想以上にグロテスクで暴力的な表現が多くて驚いた。最近の映画はこの辺を配慮していて安心して観れているのだと実感した。
ストーリーなどは特に感動するものではないが、ロボコップの動きが絶妙だった。ロボ過ぎず、人過ぎない丁度良い動きだった。
全体を通しては兵器開発への批判?をポップに描いた様な映画なのかなと思えた。
Nukem
時折入ってくるニュースやコマーシャルの悪ふざけ、見た目からしてただの殺戮マシーンED209、やらかした事態の酷いこと。ただ人の愚かさばかりが積み重ねられる。吹き飛ぶ肢体や廃液で溶ける皮膚、首にグサっ、高層ビルからアーッと、今となっては他作品で既視感のシーン、どちらが先かなどと思ってしまうが、こちらもてんこ盛り。オチは案外オーソドックス。後味は社会風刺というより監督の趣味を見せられたような気になる。
【ポール・ヴァーホーヴェン御大は、30年前から”独自のワールド:バイオレンス&エロス”を確立していた。ヒーロー映画ではあるが、矢鱈に残虐な描写が心の片隅に残っている作品。】
■この映画は、映画館で観た微かな記憶があるのだが、年齢的に誰かに連れて行ってもらったのであろうか・・。
観終わった後に”爽快感”と共に、子供ながらに”背徳感”の様なものを感じた映画であった。当然、当時は今作の監督が、ポール・ヴァーホーヴェン御大である事は、知る由もなかった。
◆粗筋は、人口に膾炙しているので、割愛するがナカナカに良くできた脚本であると思う。
又、ロボコップ=殺害されたマーフィや、悪役のオムニ社専務のジョーンズ、そしてマーフィの相棒の女性警察官アン・ルイス(当然、一瞬で覚えた名前である。)のキャラも良い。
◆感想
・序盤から、オムニ社製のロボット警官が誤作動により、社員を滅多撃ちにするシーンから、バイオレンスシーンが続く。
・オムニ社内の権力闘争も分かりやすくも、マアマア残虐に描かれているし、
”えーっと、ロボットヒーロー映画だよなあ・・”と思いながら鑑賞したなあ・・。
・久方ぶりに鑑賞したが、結構細部まで覚えていて、”〇学生には、ヤッパリ強烈だったのだろうなあ・・”と改めて思った。
<ポール・ヴァーホーヴェン御大は御存じの通り、今作後「トータル・リコール」、シャロン・ストーンが足を組み替えるシーンでおなじみの「氷の微笑」の大ヒットを経て、
ちょっと、どうなの?の数作「ショーガール」「スターシップ・トゥルーパーズ」「インビジブル」「ブラックブック」(観てはいないが、レビューを読むと、各作品とも、エロ、グロっぽくって・・。)
そして、イザべル・ユペール姉御が、かなりオカシナヒロインを演じた「エル ELLE」で、久方振りにポール・ヴァーホーヴェン御大のエロティック・カオスワールドに嵌ったのである。
数十年、映画を観てくると、イロイロと面白いモノである。>
これが傑作なのが映画の醍醐味。
バーホーベンに飢えると本作を見て満たされる。
人が演ってる感丸出しのロボ、
何処かチープな特撮、
液晶IT化前のメカにネジと歯車、
ただ馬鹿でふざける低級の悪、
米製坂口良子なナンシー•アレン のB級臭。
これが傑作なのが映画の醍醐味。
残虐な描写が当時話題になりました!
公開してから地上波で見たときは衝撃だったな!主人公マーフィーがギャングに滅多打ちされるシーンは…腕も吹っ飛ばされて銃弾を浴びながら警官を撃ち殺すギャングは相当な衝撃シーンです!
そして、後半そのギャングへ結果的に復讐する形になりますが、溶解液に使って全身のふぃふがただれてしまう感じなど吹き替えの声優陣も名演技でいいと思う。
なんだかんだ、シリーズ化されるあたりヒット作だと思う('◇')ゞ
マーフィ巡査の”マジメにやれ”に痺れます、何十年経っても
4K版のディレクターズカットでの鑑賞。実際には2Kでの上映でしたがスクリーンでの初鑑賞だったので不問にします。
凶悪犯罪の巣と化した近未来のデトロイト。南署から転属になったマーフィ巡査は男勝りのアン・ルイス巡査とパトロール中にクラレンス率いる強盗グループに遭遇、廃工場に追い詰めたものの反撃に遭い惨殺されてしまう。民営化された市警を運営するオムニ社は実戦配備前に暴走した警察ロボットED-209の代わりにマーフィをサイボーグ化しロボコップとして蘇生させる。着任早々から活躍するロボコップはマーフィとしての記憶は消去されたはずだったがクラレンス達に襲われた時の記憶が悪夢として蘇り・・・というストーリーは全人類がご承知の通り。
いかにもヴァーホーヴェン監督作品だなと思うのは市警のロッカールームが男女兼用であること。これは『スターシップ・トゥルーパーズ』と同じ設定、未来の話なんだから男女平等なんて常識でしょ?ということでしょうがこれを32年前にやるかね?という話。初パトロールでアンを制してマーフィがハンドルを握る時のアンの超イヤそうな顔とか、そんな些細な描写も当時も今も斬新。マーフィ殺害の血も涙もないエゲツなさは今でも鳥肌立つし、コブラ銃を街中で乱射してはしゃぐクラレンス一味のキテレツぶりもヤバい。そして廃工場でのクライマックスで疾走するバンのホイールが外れてカメラの真上をヒュンと飛び越えていくシーンは判っているのに首をすくめてしまう。何十年経とうがビタ一文色褪せない乾いたバイオレンスとギャグには開いた口が塞がらないです。
私の座右の銘はマーフィの名台詞「マジメにやれ」なわけですが、この映画を観るたびに己のぶったるんだ根性にヤキを入れられます。この映画の前ではいつまで経っても舎弟だなと思います。
忘れちまってた傑作!
己れの記憶力の程度を再確認してしまった。えっ、そうだったっけ?の連続。
先駆者へのリスペクトを込めて星たくさんにしました。この頃まではストップモーションアニメだったんだ。も少しスムーズに動いていた印象だったけど。ジョーンズもデカプリ落ちしてるし。
味方にハシゴを外される悲哀。生前の記憶を追いかけ「流れない涙」にくれるサイボーグ。カベドン!ただしtoo much power だけど。
全く古さを感じないんだけど、これは自分の記憶力の無さに感謝すべき?
インパクトのあるダメージ表現!
残酷な流血描写も包み隠さず描いてなかなか新鮮だった。今だと確実に年齢制限がつきそう。
かなり前の作品だけど、ロボットの駆動の描写がしっかりしていてよかった。
ストーリーはこういった系の設定の王道的な感じで先が読めてしまい、少し単調に感じた。
リメイク版を鑑賞したのでレビュー登録。 やっぱり本作こっちが勝って...
リメイク版を鑑賞したのでレビュー登録。
やっぱり本作こっちが勝ってるな。
2014.6.8
全58件中、21~40件目を表示