劇場公開日 2024年4月5日

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ローマの休日のレビュー・感想・評価

全197件中、41~60件目を表示

4.5旅の持つ魅力が実は詰まってる映画。

2023年9月5日
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鑑賞方法:映画館

本作は過密スケジュールから抜け出した王女と、その事実をスクープとして利用しようとする新聞記者の話。

王女は日々の公務にうんざりしていてローマの街に飛び出し、そこで前から憧れていた市民の暮らしを1日だけ楽しむ。

美容室で髪を切り、ジェラートを食べ、スクーターに乗って街を疾走し、観光スポットを巡り、ダンスパーティーに参加し、新聞記者の男性とキスをする。

抑圧されていた感情が浄化されるような晴々とした解放感があるのは前半のスケジュールの過密っぷりが効いてるのか、オードリーヘップバーンの持つ魅力か、それともシンプルにローマの雰囲気か。

この映画はラブストーリーのようでラブストーリーでない。

ローマの地に魅了された1人の人間の話だと思う。

そこでの出会いも、共に過ごした特別な時間も、非日常の世界に足を踏み入れた彼女の好奇心が成し得たもの。

ローマの休日というタイトルが示す通り、これはローマのとある日常を切り取った映画。

旅は出会いでこうも楽しくなるし、お金もかかるし、たくさんのトラブルもある。

そうやってその舞台となった土地はその人に取って特別な思い出の場所となる。

私はこの映画を映画館で観れて良かった。

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てつ

4.0ROMAN(tic) HOLIDAY

2023年9月4日
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鑑賞方法:映画館

笑える

楽しい

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uz

5.0ロマンチックの休日🛵

2023年9月4日
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鑑賞方法:映画館

楽しい

幸せ

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まこやん

5.0久しぶりにいい映画をみた。「映画」というものを観た気がする。映画を...

2023年9月3日
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久しぶりにいい映画をみた。「映画」というものを観た気がする。映画を見ている時も、映画自体でも、泣いたりするようなことはなく、純粋に楽しめていたのだけど、読後感というものか、映画を見終わった後に、どことない悲しさや寂しさのようなものに浸されてものすごい感じになるのが久しかった。レトロな映画を見たから来る俗な感情なのか、映画自体が及ぼしていた効果が大きいのかよくわからないが、ともかく世界と付き合っていくのにとてもいい感覚と思考状態になれた。この懐かしい感覚を思い起こさせる映画は滅多にない。

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kp

4.0何度観ても素晴らしい! 4Kで蘇った恋愛映画の金字塔

2023年9月2日
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鑑賞方法:映画館

映画史上、永遠に語り継がれるであろう名作中の名作が4Kレストア版でリバイバル上映

オードリー・ヘップバーンさんがすごく綺麗で可愛くて素敵です

何度観ても見飽きないストーリー展開、全く無駄のない完璧な完成度に毎回 感心します

私のベストムービーに入る「ベン・ハー」を撮ったウィリアム・ワイラー監督がこういったロマンス作品を撮ったことが自体が意外ですが、その上 さらに最上の完成度というのがとてつもない監督だなあと毎回しみじみ思います

作品の持つ雰囲気が真面目一辺倒でなく、オードリーさん演じるアン王女がスクーターで下手くそな運転でローマ市内を暴走する所や水上パーティで大乱闘になりギター(?)で男をぶっ叩く所、以前CMでも使われたグレゴリー・ペックさん演じるジョーが真実の口に手を突っこんで噛まれた真似をしアン王女がメチャクチャ驚いて怖がる所、などなどラブコメ要素も持っていて、全編通して小気味よく、軽快に流れていくストーリー展開が観ていてとても楽しくてハッピーになります

昨今の技術革新で古い作品がどんどんフィルムから同等の画質を誇る4Kでレストア・ソフト化され、中にはこうやって劇場でリバイバル上映されるものも少なくなく、とてもありたいですね
何度もDVDで観てきましたが、やはり劇場で観ると全く違う味わいで、月並みな流行り表現で言うところの完璧な”没入感”が得られます

本作はストーリー展開や絵面含めて作品自体 何度観ても古さを感じないのですが、こうやってノイズが無くなり映像が良くなる事でなおさら観やすくなっているため、古いのを理由にして食わず嫌いをしている人には是非観ていただきたいと思います

最後に、作品前後にオマケで付いていた、1979年に”日曜洋画劇場”でTV放映した際の映画評論家のレジェンド 淀川長治さんによる作品解説、懐かしすぎて目頭が熱くなりました

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Jett

5.0まごうことない名作

2023年9月1日
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鑑賞方法:映画館

そういえばまともに鑑賞したことなかったなあということで4Kリマスター版の上映チャンスを逃さず観てきました。
とにかく、コミカルで切なくてちょっとハラハラもするけれど、ラストの余韻が完璧で素晴らしい古典名作でした。映画はこうでないと。

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zem_movie_review

5.0🎊初劇場鑑賞🎊祝70周年🎉AUG.SEP.2023

2023年9月1日
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りか

5.0オードリー

2023年8月30日
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映画館でみるのは初めてですが、オードリー最高です!
最後の場面で、左目の下に涙が輝いていたのが、印象的です。

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ワオ

5.0大人になってスクリーンにて

2023年8月28日
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鑑賞方法:映画館

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幸せ

幼い頃から何度も観てきたこの作品を、一度スクリーンで観てみたいと思っていた。
ストーリーはわかっていてもシーン毎にワクワクドキドキして、若い2人が新鮮で眩しくて。70年たっても褪せない、素晴らしいエンターテイメント。
国境を超えた友情を信じるというテーマは奥深く、皆に愛されるオードリーの魅力を劇場で共有できるのは最高でした。
淀川氏の声を久しぶりに聞けたのもなんとも味わい深かった。

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つむり

5.0大人のおとぎ話

2023年8月27日
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鑑賞方法:映画館

泣ける

笑える

萌える

現実にはあり得ない夢想の世界ではあるが、可笑しくて
ロマンチックで少し切ない最高のエンターテインメント作品。
鑑賞後も心地よい余韻に浸れる良作。公開当時だけでなく
現在も人々の心を惹き付ける魅力にあふれている。

昔テレビで観た記憶があるが、当時は単に面白い映画という
だけの印象だった。今改めて鑑賞すると感情表現や脚本・
演出の見事さが際立っている。

某小国の王女アンとアメリカ人新聞記者ジョーの偶然の出会いと
その後の顛末。お互いが自分の本当の身分を明かさないまま
ローマの名所を巡ったりして大いに楽しむ。羽目を外したり
騒動に巻き込まれたりしているうちに恋心が芽生える。しかし
二人とも、自分たちが決して結ばれる事がないのを分かっている。
楽しさの後にやって来る寂しさがある。

テレビで鑑賞した時は人生経験も恋愛経験も浅かったから機微と
いうものを今ほど敏感に感じていなかったのかもしれない。
言葉に表さなくても分かる恋愛感情。住む世界が違いすぎてどれだけ
相手のことを想っていても成就しない恋。越えてはならない一線。
人生経験を重ねた今ならその切ない感情がひしひしと伝わってくる。

と言う訳で”もしも”という前提の夢物語でどの世代が観ても
面白い話だけれど、自分の人生経験に応じてより感慨深いもの
になるような、大人のおとぎ話だと思う。

言わずもがな、オードリー・ヘプバーンが王女アンに適役。
上品で知的。しかし息の詰まりそうな毎日に情緒不安定になったりも
するし、お転婆な一面も。好奇心旺盛。笑うときは無邪気な笑顔。
とにかく表情が豊か。オードリー・ヘプバーンがいるだけで眼福。

グレゴリー・ペックも上品で紳士的。ジョーは多少自己中な面も
あるが頼れそうな安心感を備えている。

この二人のおかげで、アンとジョーが親密になっても性的な匂いを
あまり漂わせない上品な映画になった。ほどよくロマンチックだった。

脚本・演出・主演の二人いずれもベスト。

映画史に残る素晴らしいラストシーンまで鑑賞者の心を虜にする
永遠の名作。

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以下は昭和中期に生まれたおっさんの昔話と断わった上で・・・

自分が幼少期から思春期にかけての頃、映画鑑賞の手段は
主に二つしかなかった。

・映画館で鑑賞(ロードショー/名画座/名作のリバイバル上映)
・テレビの映画番組=アナログ放送、ブラウン管テレビ

後に個人が録画したり作品のソフトが販売されるようになるまでは
決められた上映時間や放送時間に合わせてその場にいなければ
鑑賞できなかった。様々な高画質のデバイスを持ち鑑賞手段も
多彩な今の若い世代には想像もできないかもしれない。

テレビの映画番組は「日曜洋画劇場」に代表されるように洋画を
主に放送していた。本編の前後に解説者が登場して見所や撮影時の
エピソードを話してくれるのが毎回楽しみだった。
他に、日本だけの慣習なのか以下のような特徴があった。

・声優さんによる日本語吹き替え版
・CMのため何度も中断
・放送時間枠に収めるためテレビ局が独自に編集(カット)
・ワイド画面の映画もテレビの縦横比にトリミング

「ローマの休日」のテレビ版と映画館で観た”完全版”とで印象が
違うのは上記のことが少なからず影響しているだろう。
とは言え家庭で気軽に映画鑑賞させてもらえた事には感謝したい。
多くの過去の名作の内容を自分が知っているのはテレビの映画番組の
おかげだ。

「ローマの休日」公式サイトで告知しているように、今回の上映では
本編の前後に「日曜洋画劇場」当時の淀川長治さんの解説映像が
上映される。あの懐かしい名調子が聞けて良かった。

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toshijp

5.0文句なし!改めて名作だと再認識

2023年8月27日
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鑑賞方法:映画館

笑える

楽しい

幸せ

私が初めて観た作品はローマの休日だが、改めてスクリーンで観たいと思い、鑑賞した。
文句なし!改めて名作だと再認識させられた。
映画の楽しさ、ハラハラドキドキ感、ジーンとくるシーンなど映画を観た感想や印象が盛りだくさん。最後も後味がよく、ああ名作を観て良かったと痛感した。
配信よりもスクリーンや映像で観たい作品。観た事がない方はぜひ。おすすめします❗

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ナベウーロンティー

4.0「くつ映画」であり「向精神薬映画」であった。 最後、「友情」なんだ...

2023年8月27日
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ouosou

5.0ユーモアの重要性

2023年8月20日
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鑑賞方法:DVD/BD

笑える

楽しい

萌える

過去何度も鑑賞
監督は『嵐が丘(1939)』『ベン・ハー(1959)』『おしゃれ泥棒』のウィリアム・ワイラー
脚本は『スパルタカス』のダルトン・トランボ

新聞記者と王女がデートがてらにローマ観光するロマンティック・コメディー
オードリーには悪いが世界史上最も優れたアイドル映画といえる
彼女の1番の当たり役

あらすじ
とある国の王女が各国を親善訪問していた
連日分刻みのスケジュールにストレスが爆発し滞在先のイタリア大使館を抜け出したアン王女
一方ローマ支局のアメリカの新聞記者は夜に公園で寝ている若い女性に声をかけタクシーで自宅に送ろうとしたが住所がわからず仕方がなく自分が住むアパートで一晩寝かせることに
新聞記者は大寝坊でお昼過ぎに出勤し支局長に叱られる流れで介抱した若い女性がアン王女だと知る
新聞記者は彼女をローマ観光に連れ出しそれをスクープ記事にして大金を得ようと計画し友人のフォトグラファーにも同行させた

大遅刻した新聞記者と支局長のやりとりが秀逸

相棒のフォトグラファーが記者によって椅子ごと一人バックドロップ状態になっちゃうところで自分は今回も大笑い
他人のちょっとくらいの不幸ってとても面白い
あんな酷い仕打ちを何度も何度もやられても2人の絆が壊れることはないのが良い

この頃からライター型カメラなんて凝ったものがあったのかしら
なんと日本製
戦後間もない頃なのに町工場の職人凄いぜ

真実の口のシーンが新人オードリーの緊張をほぐすためのグレゴリーのアドリブだったことはあまりにも有名
広場の時計の逸話も理髪店のカツラの逸話も全て監督が何度も何度も繰り返し撮影しなかなか納得しない所以だがこのシーンだけは一発OKだったという
あの時の素のリアクションをするオードリーは可愛い
これだけでも人類の多くから愛され続ける理由がある

車内で別れの挨拶言えない言わなくていいのやりとりから抱きしめ合いキスするシーンが良い
フォトグラファーと記者がローマ観光を楽しむアン王女の写真の数々を見るシーンも良い
大使館での記者会見でフォトグラファーが撮った写真の数々を王女に渡すわけだがそのなかの一番上にきている写真が面白い

いいセンスしてる
ユーモアが洒落てる
やっぱりこの映画は名作で間違いない

配役
アメリカンニュース社ローマ支局のアメリカ人新聞記者のジョー・ブラッドレーにグレゴリー・ペック
「アーニャ・スミス」と名乗る某国の王女アンにオードリー・ヘップバーン
アン王女の件でブラッドレーに協力するC・Rフォトサービス所属フォトグラファーのアーヴィング・ラドビッチにエディ・アルバート
イタリア大使にハーコート・ウィリアムズ
アンの世話係のヴィアルバーグ伯爵夫人にマーガレット・ローリングス
アン王女の髪をカットした理容師のマリオ・デラーニにパオロ・カルリーニ
アメリカンニュース社ローマ支局長のヘネシーにハートリー・パワー

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野川新栄

4.0オードリーヘプバーンの可愛さ爆発

2023年8月18日
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鑑賞方法:VOD

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ぽん

5.0非のつけどころがない大名作

2023年8月12日
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鑑賞方法:DVD/BD

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幸せ

ラブロマンス映画の金字塔にして、永遠に輝き続けるであろう不朽の名作。
1953年の作品とは思えないほど脚本と展開が素晴らしく、笑いあり感動ありのストーリーは今見ても全く色褪せる事を知らない。
オードリー・ヘップバーンの美しさはもはや世界三大美女と肩を並べるのではないでしょうか。

アンとジョーの表情や立ち振る舞い等が非常に細かく、「こんな時はどういった顔や動きになるか」をリアルに見せようという熱意が伝わってくるようでした。
また脇を固める登場人物が魅力的で、個性豊かなキャラクター性がより一層この映画の面白さを引き立てているように感じました。

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びぃあぃじぃ

4.0アン王女は何故帰るのか?

2023年7月24日
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大人になって見てみよう

昔見た時はオードリーがアホみたいに可愛いアイドル映画と思ったんだけど最近見たら評価変わったんすよね。
ほら、アン王女って結局お城に帰るじゃないですか、10年くらいずーっとスルーしてたんすけど、この名作映画の大きなツッコミ所なんすよね。
えー、帰ん無くて良いじゃん、デート楽しかったじゃん、グレゴリーペックイケメンだったじゃん。

ね、そのまま楽しい人生掴めば良かったのにアン王女は何故帰ったんでしょう?

て、人から教えて貰った知識なんすけど、アン王女が決心したシーンて祈りの壁って場所なんすよ、あそこには戦争の悲惨さを沢山のメッセージで記してるんすよ、壁に書かれてたアレがそうです。
王宮に住む彼女が見たリアルな戦争だったんですよ。
この世にこんな不幸が有って良いのか?この戦争を無くして国を復興させる人は居ないのか?
あ、居るじゃん!私じゃん!!!
て、初めて気づくんですよ、だからアン王女はお城に帰るんですよ、自分の意志で。

この映画って、ラブロマンスでコーティングされた反戦映画で有り、少女の成長物語なんですよ。
そりゃ何十年経っても残る訳ですよ。

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永田製麺

5.0そうだ ローマ行こう

2023年5月10日
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鑑賞方法:TV地上波

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知的

幸せ

個人的には人生で何度観たかわからない視聴回数トップ10作品におそらく入ります。
(◯◯ロードショーでもなんちゃら洋画劇場でもDVDでも。文化祭とか芸術鑑賞会、飲食店のスクリーンなどで上映されていたりもするし。先日も近所の洋食店に行ったら流れていまして。ランチで2時間粘るのもおかしいから続きは帰宅後にDVD鑑賞(笑)まぁ所有DVDの保存状態も数年に一度はチェックしなきゃですしね)

幼少期にさんざっぱら観たので、年齢的にヘプバーンやグレゴリー・ペックに憧れるというのはなかったのですが、ストーリーは心の形成期に刷り込まれています。
子供時代の印象は
「籠の中の小鳥が一日だけ手に入れた自由」
「利用するつもりが、彼女の心情を知ってしまえば下世話な欲には使えない、という漢気」
「決して結ばれないとわかっている2人の、プラトニックで理性的で克己心に満ちた振る舞い」
「美しくてほろ苦い、青春の1頁」

そんな切なさが、深い余韻となって刻み込まれました。

そうだ ローマ行こう!
と思ってもなかなか事情が許さず、少なくとも5年10年先にならなきゃ無理だなぁと思うのですが、
イタリアは未訪問ですので、いつかスペイン階段でジェラートを食べてきたいと思いますw

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pipi

5.0格調高いロマンチックコメディ

2023年4月17日
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BSにて視聴。
言わずとしれたこの名作は何度見てもため息が出るほど素晴らしい。
モノクロの画面でオードリーとグレゴリー・ペックの美しさは際立ち、ホレボレとしてしまう。
物語は小さな笑いを散りばめながら、徐々にふたりの心が近づいていく。その描写は繊細。
感情が揺れ動く表情とセリフの間合いも丁寧に描かれて、ああ、この時代の映画はいいな、と思わせられた。

名シーンが多い本作品。
当方は特に冒頭の王女が退屈して靴を脱ぐシーンと、最後の会見で写真を贈られるシーンが気に入っている。

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ニモ

4.5エスパー魔美はヘップバーンの髪型をリスペクトしている。

2023年3月8日
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鑑賞方法:CS/BS/ケーブル
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マサシ

5.0憧れの‥

2023年2月14日
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鑑賞方法:CS/BS/ケーブル、DVD/BD、映画館、TV地上波

今ほど交通の便も、情報もなかった時代に作られた、ロマンス溢れる映画。
この映画を「観光映画」という人もいますが、まさにその通りで否定はしません。
観る人が何を感じ、感動するかで決まると思います。

この時代の映画はロマンに溢れ、教科書だったり、生きる指南役だったりします。封切り当時の若者たちは、大いに感化されたのではないかと思います。ちなみに当時作られた日本映画には、アン王女のヘアスタイルを真似た女優さんも登場していたりで、きっと飛び抜けてイカすスタイルだったのでしょうね。現在では映画に影響してスタイルも真似する‥なんて姿は街中でも見かけません。

さて、もう何十回も観た「ローマの休日」ですが、何十回観ても「素敵な映画」としか言えません。全ていいのですが、特に一つ挙げるとすれば、最後の最後、王女たちが引き上げ、一人残った記者が歩く場面です。劇場で聞くとわかるのですが「コツコツ」と靴の音だけがホールに響き渡り、何とも言えない彼の心情が伝わってきます。

恋愛映画、観光映画。都市の記録映画、どれでもいいのです。
映画の中に流れる感情をどう捉えるかが問題で、それが観た人のどこかに残っていればいいと思います。世界中に影響を与えた映画として、今では「真似できない物語」のひとつですね。

映画に憧れた時代の映画。
大好きです。

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星組