ローズマリーの赤ちゃんのレビュー・感想・評価
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さすがオカルト映画の原点。
小学生の時に‘燃えよドラゴン’見に行ったら予告編でこの映画が流れてました。
‘崖(山?)の上にベビーカーがポツン’、これがなんと不気味さをかもし出していたことか…18禁かなんかで到底見れず。その後、どこかで見たんですけどね…改めて再見。
やっぱり、素晴らしい出来栄えだな〜、と思う。
今のホラー映画と違い直接描写は皆無。あるとすればサタンのめん玉だけ。それなのにこの不気味さはさすが。
なんでこんなに不気味なんだろう、と考えるに、
まず、登場人物が全員普通の人、というか、世話好きなご近所さん風、それに、この現場がニューヨークのど真ん中、あと、再愛の旦那の信じられない行い、などなど。とにかく描かれている世界が全て普通だし、人ごみの中、なのに追い詰められていくローズマリー。この対比がすごい。
あと、子供が生まれたあとのベロ出しおばさん、普通なのに怖い…。
ミアファローはやっぱりたいした女優さんですね。鬼気迫る演技が最高でした。
VFXもCGも無い時代。監督の力量で怖さは変わるんだろうな〜。
ずっとドキドキ
古き良き時代のスリラー映画
今どきの血飛沫が飛び散ったり、異形の怪物が出て来たりするような
ホラー映画を観慣れた人にとっては退屈な作品かも知れません。
古いアパートに夫とともに引っ越してきた主人公ローズマリー。
近隣の住民は一見、人の良さそうな親切な人たち。
ところが・・・。
平凡な生活の中で、ほんの少しだけ感じた「違和感」。
それが次第に大きくなっていき、最後には非現実的な恐ろしい「悪夢」
となって襲ってくる。
ローズマリーを襲う「悪夢」は、
派手さは無いですが、ジリジリと真綿のように締めつける
恐怖感を観る者に感じさせます。
古典と言ってもいいような古い作品ではありますが、
映像が派手ではない分、今の作品にはない味わいがありますね。
今のSFXバリバリの作品と比べて評価するのはナンセンスだと思います。
当時としては衝撃的であったであろうラストは、本当に恐ろしいです。
女性の母性本能は絶対的な善悪をも超えるということでしょうか?
これはお粗末
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