レディホーク

劇場公開日:

解説

中世ヨーロッパを舞台に呪術で鷹と狼に変えられた男女が普通の人間にもどるまでを描くファンタジー。WBとフォックスが共同で製作し、米カナダ市場をWB、海外市場をフォックスが配給する。製作はリチャード・ドナーとローレン・シュラー・ドナー。エグゼクティヴ・プロデューサーはハーヴェイ・バーンハード。監督は「おもちゃがくれた愛」のリチャード・ドナー。エドワード・カマラの原案に基づいて、力ーマラとマイケル・トーマス、トム・マンキーウィッツが脚色。撮影はヴィットリオ・ストラーロ、音楽はアンドリュー・パウエル、特殊効果はジョン・リチャードソンが担当。出演はマシュー・ブロデリック、ルトガー・ハウアーなど。

1985年製作/121分/アメリカ
原題または英題:Ladyhawke
配給:20世紀フォックス
劇場公開日:1985年8月31日

ストーリー

アクイラの大聖堂の地下にある牢獄には囚人があふれていた。今までこの牢から逃亡した者はいなかったが、スリの常習犯フィリップ(マシュー・ブロデリック)は下水道をもぐって脱獄に成功する。田舎の宿屋で司教(ジョン・ウッド)の輩下に捕えられ処刑されそうになった時、肩に鷹をとまらせた騎士ナヴァール(ルトガー・ハウアー)に救われた。森の中できこりの家に泊まることにした。フィリップが馬の世話をしているうちに夜になり、ナヴァールの姿が消えた。きこりが2人を殺して金品を奪おうと襲ってきた。そこへ狼が現われてフィリップを助け、どこともなく出現した美女イザボー(ミシェル・ファイファー)と夜の森を歩き出す。朝になると、イザボーが消えナヴァールがもどってきた。2年間、ナヴァールは司教を狙っていたが、聖堂の守りは固く、地下迷路を通ってきたフィリップに手伝わそうと考えていた。追手の矢にナヴァールの鷹が傷つき、ナヴァールは山頂の修道院に住む僧インペリアス(レオ・マッカーン)にみせるようフィリッブに命じた。その夜、フィリップは鷹がイザボーに変身するのを目撃。かつてイザボーとナヴァールは熱烈に愛しあっていたが、司教が横恋慕し悪魔と取引して、2人に呪いをかけたのだ。その結果、イザボーは昼は鷹に、ナヴァールは夜は狼に変身し、2人が人間として出会えるのは日の出と日没の一瞬だけだった。2人の仲を司教につげ口したのはインペリアスで、そのことを悔いた彼は、なんとか2人をもとに戻して償いをしようとしていた。インペリアスは狼をつれ、司教への貢物と称してアクイラの門をくぐり、フィリップは下水道と地下水道を通って大聖堂へ忍びこんだ。ナヴァールは家宝の剣をとって、向かってくる騎士を倒し、ついに司教の胸に剣をつき刺した。司教の死とともに呪いはとけ、ナヴァールとイザボーは人間として抱き合うのだった。

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スタッフ・キャスト

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受賞歴

第58回 アカデミー賞(1986年)

ノミネート

音響賞  
音響効果編集賞  
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映画レビュー

3.5ジェントルマンウルフ‼️

2024年6月8日
スマートフォンから投稿
鑑賞方法:CS/BS/ケーブル

楽しい

単純

幸せ

呪いによって夜のみ狼に変えられた男と、昼のみ鷹に変えられた女。呪いが解け二人が結ばれるまでを描くファンタジー大作です‼️80年代のファンタジー映画というと「プリンセス・ブライド・ストーリー」や「ネバーエンディング・ストーリー」という名作がありますが、どうもリチャード・ドナー監督はファンタジーとの相性があまり良くない気が‼️まず盗人役マシュー・ブロデリックがまったく魅力ナシ‼️悪役の司祭も凄みもなければ迫力もナシ‼️アクションシーンの見せ場もイマイチ‼️男女二人のラブファンタジーなんでしょうけど、鷹は常に男と一緒なんだけど、狼はいつも一緒ではないので、二人の関係性というか互いを思う気持ちが十分に伝わってこない‼️音楽がロックというかMTVみたいな感覚で、ファンタジーというジャンルに合ってない気もします‼️ただ主役の二人、ルトガー・ハウアーとミシェル・ファイファーがあまりにも魅力的なので、星二つくらいオマケ‼️

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活動写真愛好家

3.5古き良き中世物語

2024年1月10日
Androidアプリから投稿
鑑賞方法:CS/BS/ケーブル

幸せ

子供の頃何かで見て、ずっと記憶に残っていた映画です。
最近のスピード感ある映画に慣れていると、あれ?殺陣ってこんなにスロー?と思うかもしれませんが、それでも衣装や建築物など凝っていて、雰囲気はバツグンの映画でした。
こういう映画、もっと観たいです。

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nayuta