レザボア・ドッグスのレビュー・感想・評価
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低予算を脚本で工夫し魅せる
四半世紀の時を超え劇場上映ということで参観
リマスターは素晴らしく最近撮ったのではと錯覚してしまうほど
予算の無さを脚本の妙で補完した素晴らしい映画であった
そして次回監督作でパルプ・フィクションが撮れるというのも流石
予算があったら強盗シーン、銃撃戦、ピンク
全ての顛末を撮って編集するのであろう
それでもようやく120分くらいになるか
ハリウッドは年々枯渇しているので将来リメイクありそう
良質過ぎる会話劇に心が躍りまくり✨
いつも『ユージュアル・サスペクツ』とごっちゃになってたけど、昨日今日とで両方観たからもう迷わない!そして断然こっちの方が自分好み(´∀`艸)♡♡ 初見でリマスターで映画館で✨✨今年はなんて贅沢なお正月🎍✨✨
若かりし頃の監督が御自ら出演していたり、去年のクリスマスに観たばかりの『SMOKE』主演ハーヴィー・カイテルやはじめは苦手意識満載だったのに知らず知らずのうちに大好きになってしまってたクセあり俳優スティーブ・ブシェミとかなり豪華キャストで繰り広げられております💜ジャンルがクライム?ギャング・マフィア??いやいや、完全にコメディでしょ😂シュールな笑いを誘う大好き過ぎるジャンル🤣
前日の『ニュー・シネマ・パラダイス』を観た時に感じたばかりの“今後映画を観るときは五感をフルに使って〜”がとっても活きた気がする。
脚本/ストーリーそのものもとっても良いのだけど、曲のセレクトセンス、またそれの合わせ方、映像と音楽とのシンクロ性が絶妙でずっとウキウキさせられっぱなしだった💕初めのダイナーでの雑談シーン、車の中での逃走シーン、倉庫の中での仲違いシーン、大きく分けてこの3つしか場面は無いと言っても過言では無い超低予算映画なのに、音と物語を充実させることで安っぽさを全然感じさせない!そして残虐なシーンも残忍さを残しつつなんだか笑えてしまうような撮り方しててホラー嫌いな自分にとっては安心して観ていられたε-(´∀`; )場面展開のほぼ無い会話劇だから舞台映えもしそう!過去に舞台化とかされてないのかな?🤔
途中でタランティーノ氏の悪ふざけ(匂わせ?)のおかげで犯人に気付いてしまったけど、それでも「犯人をどう見せるのか」を楽しみにワクワクさせてくれた超名作🍀
ダメだねー、こーゆー名優大量投入型映画を観た後ってその俳優さんの出てる他の作品もアレコレ観たくなってしまってズブズブ沼にハマってしまう………
どぉかキルビルもリマスターして映画館の大きなスクリーンで観られる日が来ますように🙏💫
オープニング・タイトルのカッコよさ 強盗場面が無い強盗犯罪映画 何より100分で、スカッと終わる
この映画のイカシテルところ-
黒スーツ、黒ネクタイ、黒サングラスの6人が出てくるオープニング・タイトルのカッコよさ。
強盗場面が無い強盗犯罪映画。
色で呼び合うメンバー達。
そして、自分の色に文句を言う奴。
真面目な顔で、決めないと、黒の取り合いになったっていうくだりが笑える。
本筋と関係ない無駄話。
テレビドラマの話で盛り上がる。
「小話」の暗記にこだわる。
あんな相手にあんなふうに撃たれてしまい、しかも1発で反撃!
仲間内で銃を突き付け合い、一触即発。
ホワイトはオレンジが好きらしい。
言わなくてもいいのに謝るオレンジ。
何より100分で、スカッと終わる。
香港映画のオマージュを詰め込んだタランティーノ作品
低予算ながらもアイディアやストーリー構成が当時としては斬新でタランティーノの名を世の中に知らしめた作品ではあるが実はタランティーノが自主製作した作品をハーベイ・カイテルが気に入りリメイクした作品である。更に随所にタランティーノが好きな香港映画の要素が取り込まれている。ダークスーツ姿にサングラスは男たちの挽歌のチョウ・ユンファやティ・ロンを彷彿させラストシーンはお互いに銃を向け合うメキシカンスタンドオフはジョン・ウー作品の共通シーン、そしてラストシーンの潜入捜査官である事を告白するシーンはチョウ・ユンファとダニー・リーの友は風の彼方にのシーンをオマージュさせている。
実はこのレザボア・ドックスは日本映画のアクション作品にも影響を与えており室賀厚作品のザ・ワイルドビート裏切りの鎮魂歌やSCORE等もこのレザボア・ドックスが影響されたストーリーになっているしバラエティ番組のSMAP×SMAPでもこの作品をパロディしたコントがありそれに監督のタランティーノ自身が出演していた。
公開当初はかなり暴力的な描写や残忍性のシーンが多く賛否両論だったが今では賞賛される作品になったがやはりドンパチものや男たちの友情を描きたいと思えば1度は香港ノワールな作品に行き着くのは映画オタクの性だろうか?
これが初監督なのか
この後の色んな作品を思い起こさせる設定や展開、音楽の扱い。
ずっと見る機会無くきてしまったけどリマスタで見れてよかった。
like a virgin についてのアメリカのおっさんたちの解釈に笑えた。
デジタルリマスター版
映画館で鑑賞。見逃し作品が続々上映されて嬉しい。昔、加入していたスカパーで冒頭をちょっとだけ見た。
コードネームが色で、マドンナの曲の話をしていたっていうのだけ記憶があった。映画紹介記事やレビューでも、よくこれに触れられてる、触れたくなりますよね。
「キル・ビル」以前のこの作品(監督1作目)、容赦なくバイオレンス。
ギャング…とは違うか、ワルな兄さんたちの内輪揉めな争い(そもそも全員仲間でもないのだが)。群像劇とでも言うのかな、ずっとまくし立ててる印象だったが面白かった。
ほぼほぼ最悪なんだけど、ラストは想像にお任せか。
今見てもキャストが良い。
スティーブ・ブシェミは自分的にはややキモ顔分類してたのだが、かっこよかった。本名を明かさないのも筋が通ってて(エンドクレジットでも役名が一つだけなのを改めて確認)、上手く切り抜ける役どころだなと思った。
【追記】大きい映画館ではパンフ売ってない様子だったが、翌日ミニシアターに行ったら、しっかり販売していたので購入。やはり色々チェックしなくちゃなりませんね。
リバイバル上映ですがおすすめ枠。
今年14本目(合計1,106本目/今月(2024年1月度)14本目)。
この時期になって4Kリマスター映画ですが(ただし、4Kといってもミニシアター中心なので「当館は2K上映です」が多い)、見に行ってきました。
※ 日本ではときどき「何とか4Kリマスター復刻版」が上映されるのですが、そのたびに「当館は2K上映です」と出るので、「4K」という語に意味をなしていない(大阪市ですらこうなので、東京では見られるの?)という謎の部分はあります。
ストーリーの展開に関しては過去作品で多くの方が触れられているのでここではあまり触れない方向で。
おそらく有名監督さんの「初期のころの作品特集」という扱いで組まれたのだと思うし、当時の作品なので今とは考え方も違えば技術も違えば文化も違い、字幕の一部でやや配慮をかくかなという部分は「一応」あります。ただそうした点はいわゆるリバイバル上映においては当たり前なので極端にわたらない限り減点対象外です。
総じていえば、今でこそ多くの方に知られている有名監督さんの「初期の作品がどうであったか」という点と、「当時の映画事情がどうであったのか」という2つの軸があり、個人的には後者でみました。まだインターネットという概念も怪しい(ギリギリパソコン通信か?)という「展開に技術的な制約がある」といった事情は裏を返せば「展開がわかりやすい」事情も当然あるわけで、「技術が古い」=「面白くない」ということにもならず、そこは良かったかな、というところです。
※ なお、一部映像の乱れ?と思える点もありますが、アマゾンプライム他で確認しても元フィルムがそうであるようでどこで見ても(映画館でみても自宅で課金ほかしてみても)同じであるようです。
こうした「古い映画であるがゆえに技術が制限されることから展開が読みやすい」という点は「展開が実質的に読めてしまう」という考え方と「それでも当時の文化を懐かしんでみるものだ」という2つの考え方があり、それについてはいずれの主張も理解できるので、減点なしの扱いにしています。
クエンティン・タランティーノの出世作
実はこの映画、きちんと鑑賞したことがなかったのでレイトショーで時間が合ったので見てきました。
ストーリーはシンプルだがスタイリッシュな映像で、時系列を入れ替え人物毎に描くなど斬新な手法を取り入れ、単なる犯罪映画ではない面白味があり、当時評価されたと思われます。
が、耳を削ぐなど残酷な描写には目を背けたくなります。
なので、好き嫌い分かれる映画だと思います。
個人的には一度見たらもういいかな。
顔面バトル
顔芸祭りの様相。
ハーヴェイ、ブシェミ、ティム・ロスの顔面バトルに血湧き肉躍る。
特にラストシーンで、自分の勘違いだったことで困惑するハーヴェイ・カイテルのやるせなさ全開を表現する15秒間の顔芸には、大爆笑してしまった。
タランティーノの脚本も、お見事。
どーしてもレザボアは自分で演出したかったそうで、他の人が監督することを断固拒否したらしい。
映画館のスクリーン、しかもかかってるところでは都内で最も大きなスクリーンで観れて、よかった。
うーん、2024年のスクリーン初めをレザボアにして、大正解。
20240105 お台場ユナイテッド
ダラダラ話は細部に宿る!
ハーヴェイ・カイテルはやっぱりかっこよくて素敵でいろんな役ができる素晴らしい俳優だと改めて思ってまた大好きになった。初めて見たのは「ブルー・イン・ザ・フェイス」と「スモーク」でその時はインディ映画の俳優だと思っていた。ティム・ロスもいい。ティムといいクリストフ・ヴァルツといい面長顔の俳優はタランティーノ映画に欠かせない!
倉庫のどこかの場面で少し眠気に襲われたが耳カット・シーンの前にはきちんと目が覚めてよかった!
正直、本作の良さ、面白さが分からない
本作の良さが正直わからん。
なぜ、みんな熱狂するんだろう?
いいな、と思うのは、
ティム・ロスがイカれ男を射殺するシーンとかカッコいいな、とは思う。
それ以外は、宝石強盗の映画なのに、強盗シーンがないところ。
最初は「え???」って思ったが、
「グッドフェローズ」だって、ルフトハンザ強奪シーンは無いワケで。
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