類猿人ターザン(1981)

劇場公開日:

解説

野生の超人ターザンと父を訪ねて旅する美しい娘ジェーンの恋と冒険を描く。製作はボー・デレク、監督・撮影はカメラマン出身のジョン・デレク。エドガー・ライス・バロウズの原作を基にトム・ロウとゲイリー・ゴダードが脚色。音楽はペリー・ボトキン・ジュニア、編集はジェームズ・B・リング、美術はアラン・ロドリック=ジョーンズが各々担当。出演はボー・デレク、リチャード・ハリス、ジョン・フィリップ・ロー、マイルズ・オキーフ、アクシュラ・セラヤーなど。日本語版監修は金田文夫。メトロカラー、ビスタサイズ。1981年作品。

1981年製作/アメリカ
原題または英題:Tarzan The Ape Man
配給:MGM=CIC
劇場公開日:1981年12月19日

ストーリー

1910年のアフリカ。若く美しい娘ジェーン(ボー・デレク)は、アフリカの奥地で探険を続ける著名な冒険家ジェームズ(リチャード・ハリス)を探し出すために、1人で旅に出た。彼こそ、ジェーンのまだ見ぬ実の父なのである。彼のいる奥地に運搬船で向かった彼女は、着いた先で、ジェームズがカメラマン、ホルト(ジョン・フィリップ・ロー)を伴って荷物をまちうけているのを目にした。彼が待ちこがれている荷物とは、実は大砲だった。そして、一方でこの美しい娘の到着をも歓迎するジェームズ。ジェーンは、彼が自分を実の娘だと知っていることに驚いたが、さらにジェームズがマサイ族出身のナンビア(アクシェラ・セラヤー)という妻をもち彼女をアフリカと呼んでいることを知り、複雑な気持ちを抱いた。しかし、夜、はじめてしみじみと言葉を交わす父娘。彼女が生まれて1年後に父母が離婚したこと、その母が1週間前に亡くなったこと…。やがて心を交わす父娘。翌日、伝説の象の墓場を探す旅に出るというジェームズを口説き、自分も同行することになったジェーンは大自然の雄大さに目をみはった。そしてライオンに襲われかかった彼女を1人のたくましい青年が救った。ターザン(マイルズ・オキーフ)だ。しかし彼は風のようにその場を去っていった。やがて、再び現われたターザンにさらわれたジェーンは、彼を銃でおどかしたことで、1人ジャングルに置き去りにされる。しかし、ニシキヘビに襲われ、その場を救いに来たターザンは、死闘の末気を失った。彼の忠実な仲間である2匹のチンパンジーとアフリカ象の案内で彼の住み家に行き、熱心に看病するジェーン。意識を取り戻したターザンと初めてうちとけるジェーン。一方、彼女の失踪を心配していたジェームズらの許にジェーンが無事戻る。ジェームズらは、象牙王が取りしきる集落につくが、仲間たちが彼らに襲われ、ジェームズも象牙で刺された。危機一髪のジェーンの許に、大群の象をひきいたターザンが現われ、象牙王を倒した。息を引きとっだジェームズに代わり、ターザンが固くジェーンの手を握るのだった。

全文を読む(ネタバレを含む場合あり)

スタッフ・キャスト

全てのスタッフ・キャストを見る

関連ニュース

関連ニュースをもっと読む

フォトギャラリー

映画レビュー

3.5ボー・デレクがスタントウーマンを使わずに自分で演じて 危ないシーン...

2024年10月23日
スマートフォンから投稿
鑑賞方法:VOD

ボー・デレクがスタントウーマンを使わずに自分で演じて 危ないシーンが幾つも有るターザン物で、何度も映画化されている題材だが 今作はジェーンが主役でジェーン目線で進行して行く。
個人的に、何度かあるスローモーションの演出だけがイマイチで、他は秘境、冒険、処女 童貞、不思議ちゃんの世界観で懐かしく楽しめた再々鑑賞の1981年の映画。
とにかく動物達のリアル演技に驚愕する。ライアン、象、チンパンジー、オラウータン等。
今作のプロデューサー兼主演の「ボー・デレク祭り」第三弾。

コメントする (0件)
共感した! 0件)
ナイン・わんわん

他のユーザーは「類猿人ターザン(1981)」以外にこんな作品をCheck-inしています。