リトル・ニキータ

劇場公開日:

解説

両親の恐ろしい秘密を知った少年が、国家と両親への愛の板ばさみでゆれる姿を描くサスペンス・ドラマ。製作はハリー・ギッテス、監督は「マネー・ピット」のリチャード・べンジャミン、脚本はジョン・ヒルとボー・ゴールドマン、ストーリーはトム・ムスカとテリー・シュワルツ、撮影は「夜霧のマンハッタン」のラズロ・コヴァックス、音楽はマーヴィン・ハムリッシュが担当。出演は「影なき男(1987)」のシドニー・ポワチエ、「ジミー さよならのキスもしてくれない」のリヴァー・フェニックス、「イーストウィックの魔女たち」のリチャード・ジェンキンスほか。

1988年製作/アメリカ
原題:Little Nikita
配給:コロムビア映画
劇場公開日:1988年6月25日

ストーリー

カリフォルニア州ファウンテン・グローブに住むジェフ・グラント(リヴァー・フェニックス)は親思いで愛国心の強い、典型的なアメリカの高校生。父のリチャード(リチャード・ジェンキンス)と母のエリザベス(キャロライン・カヴァ)はもう20年来、この町で植木店を営んでいる。年に1度のパレードの日、ジェフは両親に内緒で空軍士官学校の入学願書を提出した。だがこの事によって、入学希望者の身元チェックに取りかかっていたFBIのエージェント、ロイ・パーメンター(シドニー・ポワチエ)は、ジェフの両親が実はソ連から送・り込まれ、指令が下るまでは一般市民として普通の生活をしているスパイ--いわゆる“スリーパー・スパイ”ではないかとの疑いを持つ。折りしも、税務署に潜入していたソ連のスパイが喉を切り裂かれて殺されるという事件が起きた。犯人はかつてKGBのために働いていたが、今ではスリーパーを殺してはKGBに莫大な金を要求しているスキューバ(リチャード・リンチ)であり、ロイにとっては同僚の仇でもあった。そのスキューバを捕らえるべく、かつて自ら送り込んだスリーパーたちに連絡をとろうとKGBのコンスタンティン(リチャード・ブラッドフォード)がアメリカに潜入した。ロイはグラント夫妻の向かいの家へ引っ越し、ジェフに両親の秘密を打ち明ける。ショックを受けるジェフ。彼はまた、両親から自分の本名が“ニキータ”だということも知らされる。ちょうどその時、現在の平和な生活を失いたくないと思うグラント夫妻に命令を下すために、コンスタンティンは策略を用いてジェフを人質にとる。スキューバに金を渡す役目を勤めろとグラント夫妻は命令され、メキシコからの移民船が着いたばかりの桟橋に向かう。またロイも、ジェフの気転によって残された手がかりをもとに桟橋へ。ロイ、グラント夫妻、そしてジェフとコンスタンティンがそれぞれに固唾をのむなか、スキューバを待ちうけて、ドラマはいよいよクライマックスに突入した。

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映画レビュー

3.5ミーハーですみません💦(←死語)

2024年3月17日
スマートフォンから投稿
鑑賞方法:DVD/BD

萌える

スパイ物だったような…という位の記憶で、ほぼ忘れていた為とても新鮮に鑑賞。
リバー君若っ!!当時はカッコイイと思って観ていたけど、今観るとあどけなさが残る…ウットリ…目の保養。。。
ストーリーも派手さはないけど、FBIのキリッとした( ・ิω・ิ)シドニー・ポワチエおじさんも、(記憶の中でモーガン・フリーマンと間違えていました)いい味出してましたね。
お休みの日に、楽しめました😊

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ホビット

3.0ある高校生が空軍士官学校に願書を提出したことから、両親がKGBのス...

2022年6月19日
PCから投稿
鑑賞方法:CS/BS/ケーブル

ある高校生が空軍士官学校に願書を提出したことから、両親がKGBのスパイであると知る。
展開は微妙だったけど、なかなかあり得ない設定で設定自体はおもしろかった。そしてリヴァー・フェニックスがよかった。

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よっしー

1.5演出が悪いんじゃないかなぁ...

2022年3月8日
PCから投稿
鑑賞方法:DVD/BD
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はむちん

1.5移民の子供は成金に??

2021年11月3日
iPhoneアプリから投稿
鑑賞方法:VOD

単純

興奮

リヴァー・フェニックスの親子関係が「旅立ちの時」と似たような、母親は「イヤー・オブ・ザ・ドラゴン」でミッキー・ロークの可哀想な奥さん役、アル・パチーノを「スケアクロウ」でボッコボッコにするゲイ役だったスキューバと印象に残るのはそんな感じ。

シドニー・ポワチエの立場がイマイチ腑に落ちないし物語のテンポも悪くて退屈になってしまう、今リメイクするならデンゼルとティモシー・シャラメ何てどうでしょう!?

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