ライブ・ワイヤー
劇場公開日:1993年1月23日
解説
新型の液体爆弾を使うテロリスト・グループと戦うFBI捜査官の活躍を描くサスペンス・アクション。監督は、報道カメラマン出身で、ステディカム・オペレーターとしても知られる「スキャナーズ3」のクリスチャン・デュゲイで、本作でも自らカメラ・オペレーターを兼ねている。製作は「リコシェ」のスザンヌ・トッド、「ハドソン・ホーク」のデイヴイッド・ウィリス。エグゼクティヴ・プロデューサーは、脚本も兼ねるバート・ベイカーと、他にシンディ・ホーニッケルとマージョリー・ルイス。撮影はジェフ・ジャー、音楽は「エルム街の悪夢4 ザ・ドリームマスター 最後の反撃」のクレイグ・サファンが担当。主演は、イギリスの舞台出身で、アメリカのテレビ・シリーズで人気スターとなった、「バーチャル・ウォーズ」のピアース・ブロスナン。
1992年製作/アメリカ
原題または英題:Live Wire
配給:松竹富士
劇場公開日:1993年1月23日
ストーリー
アメリカの首都ワシントンで、爆弾テロが発生し、上院議員を含む多くの市民が犠牲になった。爆発処理専門のFBI捜査官ダニー・オニール(ピアース・ブロスナン)は、犯行に使われた不可解な爆発物の調査を開始した。現場からはいかなる金属も、科学物質も発見することができず、原因はまったく不明だった。政府は、トチヴェレス上院議員(ロン・シルヴァー)を委員長とする調査委員会を開くが、トラヴェレスと、自分の不仲の妻テリー(リサ・エイルバッチャー)との不倫のを知るダニーの心境は複雑だった。やがて第2の事件が発生し、またしても上院議員が爆殺されるが、犯行グループのサビオが逮捕された。サビオの裁判の審理の途中、水差しの水を口にした裁判長が、目を充血させながら苦しみ出し、やがて彼の体は膨張して大爆発を起こした。FBI検死官シェイン(ブレンド・ジェニングス)は、胃酸と反応して爆発を引き起こす新種の液体爆弾であることを解明した。トラヴェレスが第3の標的であることを知ったダニーが、トラヴェスの家で、中東の某国とトラヴェレスとの裏取引のことを突きとめた時、事件の黒幕の国際テロリスト、ラシッド(ベン・クロス)の一味が、家を包囲していた。ダニーはトラヴェレスに手錠をかけ、家庭用品で手製の爆弾を作り対抗する。屋根裏へ逃げこんだ2人の前に、テリーを人質にして、手に液体爆弾を持ったラシッドが現れ、自ら人間爆弾と化した彼は、トラヴェレスを巻き添えにして自爆するのだった。
スタッフ・キャスト
- 監督
- クリスチャン・デュゲイ
- 脚本
- バート・ベイカー
- 製作総指揮
- バート・ベイカー
- シンディ・ホーニッケル
- マージョリー・ルイス
- 製作
- スザンヌ・トッド
- デビッド・ウィリス
- 撮影
- ジェフ・ジャー
- 美術
- マレク・ドブロウォルスキー
- 音楽
- クレイグ・セイファン
- 編集
- クリストファー・グリーンバリー
- 衣装デザイン
- メアリー・ジェーン・フォート
- 字幕
- 岡田壯平