ライフwithマイキー
劇場公開日:1993年11月20日
解説
三流タレントエージェントと彼が売り出そうとした少女の交流を描いたコメディ。監督は舞台演出家出身のジェームズ・ラパイン、製作はテリー・シュワルツとスコット・ルーディン、脚本は、主演のマイケル・J・フォックスが出演したテレビシリーズ「ファミリー・タイズ」のマーク・ローレンス、撮影はロブ・ハーンが担当。音楽は「アラジン」のアラン・メンケンで、彼が作曲した主題歌をジェニファー・ウォーンズが歌っている。主演は「ドク・ハリウッド」のマイケル・J・フォックス、共演に本作が映画初出演のクリスティーナ・ヴィダル、「黄昏に燃えて」のネイサン・レイン、シンガーで「マイアミ・ムーン」などで女優としても活躍するシンディ・ローパーなど。
1993年製作/アメリカ
原題または英題:Life with Mikey
配給:タッチストーン・ピクチャーズ=ブエナ ビスタ インターナショナル ジャパン
劇場公開日:1993年11月20日
ストーリー
「ライフ・ウィズ・マイキー」という人気テレビドラマで天才子役として活躍したマイキーことマイケル・チャップマン(マイケル・J・フォックス)は、すでに31歳。今は子役専門の三流タレント事務所を、兄のエド(ネイサン・レイン)や受付嬢兼秘書のジーナ(シンディ・ローパー)と経営している。子役から大人の俳優への転向に失敗した彼は、やる気のないルーズな日々を送っていた。スター子役もいない会社は、明日にでも倒産寸前だ。そんなある日、マイキーは町で出くわした少女スリ、アンジー(クリスティーナ・ヴィダル)の天性の演技力を認め、専属のタレントとして迎え入れる。起死回生のためにクッキー会社のCMイメージキャラクターに仕立てようというのだ。大人顔負けのこまっしゃくれたアンジーとマイキーの奇妙な共同生活が始まった。いよいよ面接の日、コーコラン社長(デイヴィッド・ハドルソン)の前でも平気で悪態をついたアンジーは意外にも気に入れられ、めでたくCMキャラクターに決定。だが撮影までが困難の連続。だが、マイキーのアドバイスでアンジーは無事にこなした。ところがオンエアの直前、死んだと知らされていたアンジーの父親がアルコール中毒患者のリハビリセンターにいることがわかる。父親のサインをもらわないと、契約不履行で訴えられるため、マイキーはセンターに向かう。父親は子どもたちと暮らすことを望んでいた。だが、アンジーは荷物をまとめて出ていく。マイキーは彼女を捜し出してリハビリセンターを訪ねる。アンジーはやっと父親に心を開いた。マイキーには寂しいが、これが一番いい方法だった。一方、会社は看板子役バリー(デイヴィッド・クロムホルツ)の大手プロ移籍で閉鎖のピンチを迎えていた。やっと過去を精算してやる気になったマイキーに恩返しするため、アンジーは巧みにバリーを思いとどませる。事務所は閉鎖の危機を乗り越え、新しいスター、アンジーも誕生した。
スタッフ・キャスト
- 監督
- ジェームズ・ラパイン
- 脚本
- マーク・ローレンス
- 製作
- テリー・シュワルツ
- スコット・ルーディン
- 撮影
- ロブ・ハーン
- 美術
- Adrianne Lobel
- 音楽
- アラン・メンケン
- 編集
- ロバート・レイトン
- 衣装デザイン
- William Ivey Long
- 字幕
- 古田由紀子