ライオンと呼ばれた男

劇場公開日:

解説

50才にして夢を追い求め、全てを捨てて野性に帰る男の生き方を描いたドラマ。監督・脚本は「男と女II」のクロード・ルルーシュ、撮影はジャン・イヴ・ル・ムネール、音楽はフランシス・レイが担当。出演はジャン・ポール・ベルモンド、リシャール・アンコニナほか。

1988年製作/フランス・ドイツ合作
原題:Itineraire D'un Enfant Gate
配給:パック・イン・ビデオ=東京テアトル・バビット
劇場公開日:1991年4月20日

ストーリー

幼くして母に捨てられ、サーカスの一座で育ったサム・リオン(ジャン・ポール・ベルモンド)は50代を迎えた今、フランス有数の会社を興し、そのトップの座にあったが、自分の人生に何かもの足りないものを感じ、航海に出た大西洋上で連絡を断ち、救命ボートで姿をくらましてしまう。家族の者は彼が死んだと思い込み、葬式まで出してしまった。しかし、彼は全ての過去を捨てさり、より激しい生き方を求めてガソリンスタンドで働く第二の人生を送っていた。そして2年、サムはアル(リシャール・アンコニナ)という青年に正体を知られてしまうが、アルの純粋無垢な性格に魅かれたサムは傾きかけている自分の会社に彼を自らの身代わりとして送り込む。アルは今や会社の社長になっているサムの息子の信頼を得て、サムの助言通り会社の立て直しに成功、やがてそんな中で彼はサムの娘のヴィクトリア(マリー・ソフィー・L)と恋に落ちてゆく……。2人が結婚するという時、サムはついにヴィクトリアの前に再び姿を見せる。最愛の娘の幸福な姿に安心したかのようにサムはライオンと自然の中で暮らすためアフリカに旅立つ。そんな彼のもとへフランスから家族の姿を写したヴィデオが送られてきた。

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