浴室

劇場公開日:

解説

浴室で過ごす時間があまりにも快適なため、そこで生活を始めることにしてしまった青年の姿をユーモラスに描く。エグゼクティヴ・プロデューサーはドミニク・トゥーサン、製作はエリック・ウーマンとジャン・ラバディとステファン・ソルラ、監督・脚本はジョン・ルヴォフ、原作と共同脚本はジャン・フィリップ・トゥーサン、撮影はジャン・クロード・ラリュ、音楽はシャルレリー・クチュールが担当。出演はトム・ノヴァンブル、グニラ・カールセンほか。

1988年製作/91分/フランス
原題または英題:La Salle de bain
配給:シネセゾン
劇場公開日:1990年3月10日

ストーリー

“ぼく”(トム・ノヴァンブル)は浴室ですごす時間かあまりにも快適なためそこに居を構えることに決めた。イスを運び入れ本棚を置き、浴槽の中でラジオを聞いている、“ぼく”を見て、恋人のエドモンドソン(グニラ・カールセン)は最初戸惑っていたが、徐々にそれにも慣れてきた。しかし“ぼく”の浴室での生活を邪魔する人がいた。母親や2人のポーランド人、エドモンドソンの友人のカップルなど。だから、ある日“ぼく”は突然家を出て、ベネチアのホテルに部屋をとり、ダーツゲームに凝りながら快適な生活を送る。そんなある日、久しぶりに訪れて来た彼女といさかいを起こした“ぼく”は振り向きざま、彼女に向かってダーツの矢を投げつけてしまった。怒った彼女はホテルを出てどこかへ行ってしまう。“ぼく”はまたそれまで通りの生活を続けるがある日、急に家に戻りたくなり、ホテルを出て家に帰る。すると、彼女もまた家に戻ってきているのだった。

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