燃えつきるまで

劇場公開日:

解説

殺人犯と刑務所長夫人が恋に陥り逃避する姿を描く。製作はエドガー・J・シェリック、スコット・ルーディン、デイヴィッド・ニクセイ。監督は「わが青春の輝き」のジリアン・アームストロング。実話を基にロン・ナイスワーナーが脚色。撮影はラッセル・ボイド、音楽はマーク・アイシャムが担当。出演はダイアン・キートン、メル・ギブソンなど。

1984年製作/アメリカ
原題または英題:Mrs. Soffel
配給:MGM/UA=UIP
劇場公開日:1986年11月29日

ストーリー

1901年、ピッツバーグ、アレゲニー刑務所。3カ月の闘病生活から回復し、夫の刑務所長ピーター・ソッフル(エドワード・ハーマン)と4人の子供たちを安心させたケイト(ダイアン・キートン)は、獄舎の人々の慰めに、聖書を読んできかせようと監房まで来た時に、ある争いに巻き込まれてしまった。エド(メル・ギブソン)とジャック(マシュー・モディン)という強盗犯のビドウル兄弟が、看守とモメていたのだ。兄弟は、死刑を宣告されていたが、殺したのは嘘の証言をして刑を免れた相棒であると主張していた。世論は兄弟の味方をし、投書が裁判所に連日投げ込まれていたのだ。看守との争いで怪我をしたエドに、ケイトがハンカチを差し出した。次の機会に監房を訪れた彼女はエドから自作の詩を贈られるのであった。以来、週に2度監房を訪れるケイトを心待ちにするエド。そんな彼の存在が日増しに大きなものになっていったケイトは、ある日、知事に手紙を書くが、ピーターは、それを非難した。そんな頃、監房が火に包まれ、かけつけたケイトが、エドから脱獄の助けを乞われ処刑を翌日に控えた夜明けに実行されることになった。愛するエドのために、子供たちと夫を置き去りにして、彼女はエドとジャックと共に扉の外に飛び出し、カナダへと向かった。しかし、ビドウル兄弟には5000ドルの賞金が賭けられ、マクガヴァン刑事(テリー・オクィン)率いる一隊が追跡を始めた。3人は、やがてカナダとの国境に近い雪原で、騎馬隊に追いつめられた。「生きて捕まりたくない」というケイトの言う事を聞き、エドが彼女の胸にピストルを向けた――。それから数カ月が経ったピッツバーグ、アレゲニー刑務所。療養を終えたケイトが、自分のために用意された女囚監房に身を落ちつけた。彼女のメイドであったマギー(ピパ・パースリー)から渡された花束に添えられたカードは彼女の運命を変えたエドの美しい詩があった。

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スタッフ・キャスト

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受賞歴

第42回 ゴールデングローブ賞(1985年)

ノミネート

最優秀主演女優賞(ドラマ) ダイアン・キートン
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映画レビュー

3.0なんと実話をもとにした作品

2021年1月6日
PCから投稿
鑑賞方法:CS/BS/ケーブル
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kossy

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