民衆の敵(1931)

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劇場公開日

解説

禁酒法時代のアメリカを舞台に悪の道へ突き進んでいく若者たちの姿を描き、名優ジェームズ・キャグニーの出世作となったギャング映画。シカゴの街で育ち、少年時代から悪事を働いてきた不良少年トムとマット。成長した2人はトラックの運転手として働くが、貨物抜き取り事件でギャングの親分に匿われたことをきっかけに、本格的な悪の世界へと足を踏み入れる。やがて禁酒法が施行されると、彼らは酒の密造に手を染め、裏社会で着実に地位を築いていく。しかし、敵対組織との抗争が次第に激化していき……。共演に「地獄の天使」のジーン・ハーロウ。監督は、後に「スタア誕生」などを手がけるウィリアム・A・ウェルマン。

1931年製作/83分/アメリカ
原題:The Public Enemy
配給:ワーナー・ブラザース映画

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映画レビュー

4.5古典にはまるわけ。

miharyiさん
2021年4月12日
PCから投稿

”汚れた顔の天使”のジェームズ・キャグニーに惹かれてこちらの作品を鑑賞。
特別男前でもないのに、演技が上手く、ラストまで引き込まれますね、この俳優には。

ラストも衝撃的で、現代の作品などは、こういった古典からたくさんのヒントを
貰っているのでしょうね。

CGや音楽で、無理矢理盛り上げなくても、ここまで釘付けな作品が出来上がるとは、
すっかり古典にはまってます。

本作レビューになってなくてすみませんが、作品としてももちろんお薦めな一作です。

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miharyi

5.0恐るべき早口で、それこそマシンガンのように台詞を繰り出すキャグニーの滑舌と仕草、表情は、当時の誰も観たことのないリアリティだったと思います

あき240さん
2020年12月15日
Androidアプリから投稿
鑑賞方法:DVD/BD

邦題は、原題のパブリック・エナミーをそのまま訳しただけのもの

同名のヒップホップグループがいるので、そちらを思い出す向きもあるでしょうが、本作とは関係はありません

「犯罪王リコ」は同年1月公開
「民衆の敵」本作は1931年11月公開
「暗黒街の顔役」は1932年3月公開
どれもワーナーブラザーズの作品

この三作がギャング映画の始祖と言えるでしょう
本作では「犯罪王リコ」のエドワード・G・ロビンソンにも負けないジェームズ・キャグニーの強烈なキャラクターが炸裂しています

サイレント映画の残滓はどこにもありません
現代の映画はこの作品群から始まったと言っても過言ではないと思います
映画のイノベーションだったのです

ヘイズ・コードという米国映画の自主規制は正式には1934年からのことですが、1930年には規制条項が業界紙に掲載されています
つまり検閲を受けることを、作り手側はすでに意識し始めている時期だったと言うことです
だから直接的な剥き出しの暴力をそのまま観せることがないのは「犯罪王リコ」と同じです

しかし本作ではさらに進んで、わざと見せないということで逆に怖さの効果を増すというテクニックに進化させています

直接的な剥き出しの暴力は画面には見えなくとも、展開されているのです
その結果を観て観客はそれぞれがその過程を想像してしまうのです

北野武監督作品のギャング映画が、本作の直系の子孫であることが、本作を観ればすぐに感じ取れると思います

恐るべき早口で、それこそマシンガンのように台詞を繰り出すキャグニーの滑舌と仕草、表情は、当時の誰も観たことのないリアリティだったと思います

土砂降りの雨の中のクライマックスは、「ブレードランナー」の絵作りを思い出しました

絶対に観なければならない映画のひとつです

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あき240

5.0想像させるための省略

ゼリグさん
2018年6月29日
iPhoneアプリから投稿
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ゼリグ
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