ミンクの手ざわり

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解説

「恋人よ帰れ」のコンビ、スタンリー・シャピロがオリジナル・シナリオを書き、デルバート・マンが監督したロマンチック・コメディ。撮影はラッセル・メティ、音楽はジョージ・ダニング。出演は「芝生は緑」のケーリー・グラント、「恋人よ帰れ」のドリス・デイを中心に「プレイボーイ」のギグ・ヤング、テレビの人気女優で映画初出演のオードリー・メドウズなど。

1962年製作/アメリカ
原題:That Touch of Mink
配給:ユニヴァーサル

ストーリー

金持ちでハンサムで独身者と三拍子そろったフィリップ・シェーン(ケイリー・グランド)は、どんな女性でもコロリと参るので、自分には手当り次第ロマンスを楽しむ権利があるという怪しからん人生観を抱いている。ある日、彼の車が、失業保険金を取りに行く途中のキャシー(ドリス・デイ)という女に泥水を浴びせる。キャシーは田舎町の出身だが魅力ある美人。言い寄る男は数あれど誰1人成功するものはないという女だ。このキャシー、大いに腹を立てるがフィリップを見て一目惚れ。これが縁で彼の取引の手伝いをすることになった。2人はボルチモアからフィラデルフィアへ行き、マンハッタンに戻った。ここではフィリップが国連の委員会で演説、キャシーが立ち会った。キャシーはこの精神的遍歴を大いに楽しんだが、こんどは非精神的な大旅行をしようとフィリップが申し出た。バーミューダからパリ、そしてギリシャへ……。男は狼、キャシーは断ったもののゾッコン参っているのでたちまち同意、高価なミンクのコートも買ってもらって出発する。バーミューダでフィリップは彼女を、豪華なホテルに連れて行く。夜になった。ところが、キャシーは緊張のあまり神経性の発疹ができる。呼ばれた医者は、じっと寝かしておくようにと言って帰った。フィリップはくさってマンハッタンに戻る。キャシーはキャシーで野暮な臆病心で病気になったのが口惜しい。田舎娘でない証拠を見せようと彼女は、前回のやり直しを計画した。自分が先にバーミューダへ行き、例のホテルへフィリップを呼んだ。彼を待つ間の不安から酒を飲みすぎ、フィリップが来たころは前後不覚でバルコニーから落ち、手首に怪我をした。ニューヨークに戻ったフィリップはキャシーを落ち着かせるため彼女と結婚しようと決心する。一方、フィリップの会計相談役ロージャーも2人を結婚させようと画策。この計画は図に当って2人はゴールインする。思い出のバーミューダへ新婚旅行。ところが今度はフィリップが神経を使いすぎて吹出物ができる始末。「いつになったら一緒に暮らせるか……」フィリップは溜息をついた。

全文を読む(ネタバレを含む場合あり)

スタッフ・キャスト

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受賞歴

第35回 アカデミー賞(1963年)

ノミネート

脚本賞 スタンリー・シャピロ ネイト・モナスター
美術賞(カラー)  
音響賞  

第20回 ゴールデングローブ賞(1963年)

受賞

作品賞(コメディ)  

ノミネート

最優秀主演男優賞(コメディ/ミュージカル) ケイリー・グラント
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