ミスター・アーサー(1981)のレビュー・感想・評価
全6件を表示
0207 悩んだら恋をしましょう
1981年公開 未鑑賞なんですがバートバカラックの主題曲は最高。 イントロのピアノソロとサビはいいよな~ このPVだけで観た気になってしまう。 何かの機会に観たいよね。
見放題が無くても、レンタルしてでも観よう
映画冒頭から美しい「ニューヨークセレナーデ」が流れる。しかし突如 心をかき乱される。車から奇声を上げる男。直ぐに名前が分かる。『アーサー』。 エッエエ〜〜?エ〜〜〜っ?。 😩🥺😞😫😰 邦題「ニューヨークシティ・セレナーデ」。原題 "Arthur's Theme (Best That You Can Do)"。発売以来聴き続け今でも時々聴く大好きな曲。Arthur's Theme というぐらいだから映画の存在は知っていた。しかし、こんなヤロウの為の曲だったのか。40年来の思い破れる。 なかなか情報が出てこないが、ビデオスルーの日本未公開なのか?DVDもレンタルは有るがセルは無い。配信すらほとんど無い。唯一かアマプラのセルレンタルのみ。日本ではこんな待遇。当時知らなくても当たり前。ずっとB級映画だと思っていました。でもアカデミー賞では主要部門のノミネート、受賞もしているんですか〜。 でもこんなアル中 ヤロウでも、スリの女性を助けたり(良し悪しは別)、彼の使用人ホプソン(ホブソン)への対応など、だんだんと人間味があふれる人だとわかってくる。バーの会話で使用人を本当の父のような存在だと思っているのがわかった。そして、結婚式をあげる20分前にスーザンが働くダイナーで決意をする。 どんなことがあっても常に見守ってくれていた使用人ホプソン、なんだかんだ言っても最後には見捨てなかった ばあ様マーサ。彼は魅力溢れる人だった。 厳格な父、そして家系。彼にはそれが耐えられなかった。 しかし見守ってくれる人がいるとわかった今、彼の本当の人生が始まるのだと思う。 私は最初このキテレツな男を凄く不快に思っていたが、徐々にこの男に惹かれもした。そしてこのキテレツさにより、より強く印象に残る作品となった。 でもスーザンのどこに惹かれたかはしっかり描かれていない。これだとただ結婚を逃れたいだけ。ホプソンの永遠の別れも分かりにくい。退院するのを待っていたと思っていた。重要な主題歌でニューヨークが出るが、そこまでニューヨークを象徴する場面は出てこない。アカデミー脚本賞をノミネートしている割には雑。ただそれでも、ビデオスルーなんてあり得ない。(追記:日本公開1981年12月12日でした) ♪♪♪♪♪ ♪ If you get caught between the moon and New York City. Best that you can do is fall in love. 「夢と現実の間で悩んだら、一番は恋する事。」 映画の主題歌は映画を観なくては本当の良さは分からない。
コメディ映画では一番好きな作品
なぜこの作品がDVD化されてないのか不思議。 単なる、おバカ映画でないのは受賞歴を見れば明らか。 テレビではなかなか放送してくれない。 ニコニコ動画で吹き替え版が観れるが、オープニングから笑いっぱなし。
ニューヨーク・シティ・セレナーデ
映画も観てないのにサントラレコードを買ってしまった大学時代。もちろんクリストファー・クロスに夢中になったからだが、ストーリーについては興味もない映画だった・・・狂ったように高笑して金をちらつかせてのナンパ・・・実は娼婦だったというオチもつくが、それほど金満ライフのいやらしさを見せつけてくれる。 ネクタイを万引きしているリンダ(ミネリ)を目撃。追いかけてきた警備員とのやりとりが面白いけど、助けたアーサーもどうして一目惚れしてしまったのか・・・いつもヘベレケになってるんだから、そんな感じの女はいただろうに・・・ 7億5千万ドルの価値はあるのか?(笑) コメディなんだろうけど、それほど笑えず、やっぱりストーリーも設定も面白くない。いかれたアーサーの演技が光ってるだけ。執事のギールグッドの演技もいいんだけど・・・ 関係ない話になりますが、大ヒットしたこの曲がラジオの番組でクイズにされていた。 司会者「さてこの曲のタイトルは?」 解答者「アーサーのテーマ」 司会者「ぶ、ぶー、残念でした。正解はニューヨーク・シティ・セレナーデでした~」 かわいそうな解答者・・・あってるよ。
コレで「アル中」と誤解された ムーア
業界で 活躍の場が違いそうな、ムーア、ミネリ、 ギールグッドの組合せが、面白い (各々 アクが強い) 私は ギールグッド目当てだったが、よかった アーサー(ムーア)の「頬ひっぱたき」まで さまになってる 親の役割も果たす、英国臭むんむんの執事 自由過ぎる アーサーが、一目惚れしたのが万引き女リンダ(ミネリ) 彼が 唯一、選択出来ないのが「結婚相手」 厩舎や傷治療の場面での 二人の演技が、 アドリブっぽくて面白い ミネリが 思わず笑っちゃう、みたいなのも可愛い リンダは 執事ホブスンのプレゼントしたドレスで、アーサーの心を 更に波立たせる (ミネリ、あーゆうドレスが 似合うのよね) ほとんど 酔っぱらい演技のムーアだったが、音楽的才能も披露 (ほんとは 多才) ホブスンの名は Hobson´s Choice から、かな?
リメイクらしいが面白い。
超リッチの超馬鹿息子を演じるダドリー・ムーア。 こいつが最初はすっごくむかつくんですよね。 KISSのポールスタンレーとミックジャガー足して 割った様な容姿。ガキの様な声、しゃべり方。 だけど話が進むにつうれて段々と普通に見えてくる (決していいやつには思えないが) 金持ちゆえの傲慢で自己チューな部分が 薄まってきてエンディングへとなだれ込む。 シナリオが秀逸なんでしょうね。 個人的にはスーザン(ジル・エイケンベリー)は好きな 女優さんなのでチョイ役では可哀想だったな。 他にもニック・ノルティの馬鹿親父や ライザ・ミネリら大御所も出ておられます。 でもこの作品の裏主人公はホブスン(ジョン・ギールグッド)でした。 ラブストリーというより馬鹿息子矯正コメディって 感じの作品でした。
全6件を表示