マリアの泉
劇場公開日:1992年5月6日
解説
デンマークのコペンハーゲンを舞台に、幾つかの愛を経験し、傷つきながらも自立していく、18歳の少女の青春を描く。原作は、ケアステン・トールップのベストセラー小説『天国と地獄』。監督は、脚本も手掛けるモーテン・アーンフレーズ、製作はマズ・エグモント・クリステンセンと「アーリー・スプリング」のティーヴィ・マグヌッソン。脚本はヨーン・ユングダール、撮影はディアク・ブリーエル、音楽はオーレ・アーンフレーズが担当。
1988年製作/デンマーク
原題または英題:Himmel Og Helvede
配給:アルバトロス
劇場公開日:1992年5月6日
ストーリー
1960年代後半のコペンハーゲンは、若者を中心としたフラワー・パワー、学生や労働者たちのデモ行進が続く、反体制の時代の真っ只中にあった。その中で、18歳の少女マリア(カリーナ・スカンズ)は、有名な音楽学校コンセルバリーに通い、ヴァイオリンの練習に明け暮れる毎日を送っていた。ある日、いつものヴァイオリンの練習中、教師は突然マリアを求める。日頃から教師に好意を抱いていたマリアは、驚きながらも、未知のものへの憧れから、彼を受け入れた。子供ができるのではないかという不安に悩む一方で、教師への思いをつのらせるマリア。しかし、教師には妻子がいて、マリアを冷たく突き放す。幼いマリアは絶望して自殺を図るが、一命をとりとめる。ヴァイオリンを捨て、両親のもとを去ったマリアは、街でウェイターのジョニ(オーレ・レムメケ)と知り合い、同棲を始めた。ジョニは真面目で仕事熱心な青年で、ひたすらにマリアを愛する。だが、実は、ジョニには別に愛している男がいたのだ。マリアはショックをうけ、ジョニのもとを去るが、愛の悲しみを知って成長した彼女は、自分自身に忠実に生きようと、再びヴァイオリンを手にするのだった。
スタッフ・キャスト
- 監督
- モーテン・アーンフレーズ
- 脚本
- モーテン・アーンフレーズ
- ヨーン・ユングダール
- 原作
- ケアステン・トールップ
- 製作
- マズ・エグモント・クリステンセン
- ティビ・マグナソン
- 撮影
- ディアク・ブリーエル
- 音楽
- オーレ・アーンフレーズ
- 字幕
- 堀尚弘
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Mariaカリーナ・スカンズ
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Jasminハリエット・アンデルセン
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Bolsエリック・メルク
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Miss AndersenLise Ringheim
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Jonniオーレ・レムメケ