魔術師

劇場公開日

  • 予告編を見る
  • AmazonVideoで今すぐ見る
魔術師
0%
49%
38%
13%
0%
採点

採点する

採点するにはログインが必要です。

新規会員登録

Check-inCheck-in機能とは?

Check-in機能を使うにはログインが必要です。

新規会員登録

0/120文字

(連携設定はこちら

解説

スウェーデンの巨匠イングマール・ベルイマンが、魔術師の旅芸人一座と彼らのトリックを暴こうとする役人たちが繰り広げる騒動を描き、ベルイマン初期の到達点とされる傑作喜劇。19世紀スウェーデン。魔術師フォーグラー率いる旅芸人一座が、ある町にたどり着く。暇を持て余していた領事エガーマンは彼らを屋敷に拘束し、警察署長や医師らの前で芸を披露させてそのトリックを見破ろうとするが……。ベルイマン作品の常連俳優マックス・フォン・シドーとイングリッド・チューリンがフォーグラーとその妻を演じた。第20回ベネチア国際映画祭で審査員特別賞を受賞。日本では1975年に劇場初公開。2018年の「ベルイマン生誕100年映画祭」(18年7月~、YEBISU GARDEN CINEMAほか)でリバイバル上映。

1958年製作/99分/スウェーデン
原題:Ansiktet
配給:ザジフィルムズ、マジックアワー
日本初公開:1975年7月5日

オフィシャルサイト

スタッフ・キャスト

全てのスタッフ・キャストを見る

受賞歴

詳細情報を表示

Amazonプライムビデオで関連作を見る

今すぐ30日間無料体験
いつでもキャンセルOK  詳細はこちら!

Amazonプライムビデオ

Powered by Amazon

関連ニュース

関連ニュースをもっと読む

フォトギャラリー

  • 画像1
  • 画像2
  • 画像3
  • 画像4

(C)1958 AB SVENSK FILMINDUSTRI

映画レビュー

3.0三谷幸喜作品を見ている気分

さん
2021年4月22日
PCから投稿

シリアスな映画作家という印象のベルイマンですが、本作はかなり俗っぽかったです。
舞台をそのまま映像化した雰囲気で、三谷幸喜作品を観ているような気分になりました。
あぁ、これを舞台で観たらもっと楽しいんだろうなぁ…。

とはいえ構成も映像もかっちり作り込まれているのはさすが。
グレーのトーンも美しかったです。
評価はもう少し高くてもいいかなぁ…

コメントする (コメント数 0 件)
共感した! (共感した人 0 件)
凪

4.0タネも仕掛けも有るマジック、さらに魔術は大好きも、偽媚薬となると少々抵抗感も有るのだが

Kazu Annさん
2021年3月29日
PCから投稿
鑑賞方法:VOD

主題となるメッセージはとても分かりやすい気がした。

魔術師は言わば、映画監督で、魔術師の妻である男装助手は、監督の妻兼主演女優のイメージか。ヒトを浮遊させるマジックはロープで引っ張ってる仕掛けをアッサリとバラされてしまう。しかし、魔術師を笑った警官、その妻は催眠術の成果か、夫への長年積み重なった不満を一気に吐き出す。魔術師を嫌ってた御者は、手鎖の魔法が解けたせいか魔術士に襲いかかり、そして命を落とす。魔術を信じない科学者も、入れ違った死体により死の恐怖に陥った。魔術士に発情した夫人は、メイキャップを落としたら無下に冷たくあたり、偽物だったはずの媚薬は、座員と女中のカップルを誕生させた。偽物は倫理的には駄目だろうけれど、信ずるものは救われてしまう?。

結局、人間は魔術や媚薬の様なものを必要とする。倫理と科学だけで生きられないだろう。現に、国王さえも魔術を評価したじゃないかと。作りものや偽物の人間達に与えるパワーを見せ付ける喜劇的な映画。

その喜劇の裏側、映画の中で死んで死体となってしまう飲んだくれ俳優は哀しい。神様はこの男を見捨ててしまったのか。そして、話せない魔術師の仮面を剥ぎ取った男は、みすぼらしくお金を周りにせびるも冷たくあしらわれる。それは監督自身の自画像か。媚薬で稼いだお金、不良少女モニカ等のヒット作品のイメージ?、で魔術団からリタイアする老婆は、ベルイマンを見捨てたプロジューサーか何かか?。ただの喜劇の様で、そうでは無いベルイマンならではの映画ではあった。

コメントする (コメント数 0 件)
共感した! (共感した人 0 件)
Kazu Ann

3.5真実を語るものはペテン師と呼ばれる

ipxqiさん
2021年3月20日
iPhoneアプリから投稿

Amazonプライムで鑑賞。
画質は良くもなく悪くもなく普通。

めっちゃ面白かった!
ベルイマン作品は「処女の泉」に続いて二作目だけど、これも50年代の白黒映画の上に時代もののため、ぱっと見クラシカルに見え、今の時代には縁遠い話?って印象を抱いてしまう。
でも見ていくうちに中身はとにかくモダンで、時代や設定を置き換えたら、現代でもバリバリ通用するような話だとわかってくる。
冒頭は文字通りどこへ向かうかわからないこともあり多少我慢してたけど、終盤に向かうにつれてどんどん尻上がりにうおお燃える展開だもっとやれー! となった。

シーンの組み立ては舞台劇っぽい。ただ画面の収まりがすごくかっちりしていて映像的にはスタイリッシュでもある。1カット1カット細かくバミられてそう。。
不勉強でくわしくはわかりませんが、ホラー演出としても50年代でこれは画期的なんではないでしょうか。

メインのテーマとしては冒頭で語られる本の文言が予言した通り。ベラベラとハシャいでた人たちがお終いには苦虫顔で押し黙る対比が最高。
深刻で難解な作品ではと思いきや普通にアガる王道でした。
いいものを見た。

コメントする (コメント数 0 件)
共感した! (共感した人 0 件)
ipxqi

4.0皮肉を更に突き詰めた人間の業を描いた喜劇の恐ろしさ

Gustavさん
2020年4月18日
PCから投稿
鑑賞方法:映画館

制作から暫くたって、「冬の光」と共に1975年に本邦初公開されたベルイマンの喜劇映画。と言って素直に笑えるコメディではない。イギリス映画のシニカルなユーモアを何倍も苦くしたような人間喜劇の不気味さを持っている。「野いちご」「処女の泉」のように分かり易いストーリーを語りながら、演出タッチは「第七の封印」に近い。難解な「沈黙」「ペルソナ」よりは見易いが、この映画にある人間の毒気に嫌悪感を抱く人もいるだろう。ベルイマン演出の多才さと完成度の高さに感心しながら、その演劇的趣向の独特な鋭さ、意地悪さというか人間の業を見極めた達観の視点が恐ろしく感じる。好きではないが、ベルイマンの恐ろしさを最も感じて圧倒された映画の一本。

コメントする (コメント数 0 件)
共感した! (共感した人 0 件)
Gustav
すべての映画レビューを見る(全5件)
関連DVD・ブルーレイ情報をもっと見る