ポルターガイスト(1982)

劇場公開日:1982年7月17日

解説

超常現象にみまわれた平凡な一家の恐怖と混乱を描くホラー映画。製作はスティーブン・スピルバーグとフランク・マーシャル、監督は「悪魔のいけにえ」のトビー・フーパー。脚本はスピルバーグ、マイケル・グレイス、マーク・ヴィクター、原案はスピルバーグ、撮影はマシュー・F・レオネッティ、音楽はジェリー・ゴールドスミスが担当。出演はクレイグ・T・ネルソン、ジョベス・ウィリアムス、ベアトリス・ストレイト、ドミニク・ダン、オリバー・ロビンス、ヘザー・オルーク、ゼルダ・ルビンスタインなど。ドルビー・ステレオ。

1982年製作/114分/アメリカ
原題または英題:Poltergeist
配給:20世紀フォックス
劇場公開日:1982年7月17日

あらすじ

クエスタ・ベルデ・エステーツなる郊外の宅地開発の行なわれた1区画に住む、不動産会社勤務のスティーヴ(クレイグ・T・ネルンン)一家。妻ダイアン(ジョベス・ウィリアムス)と16歳の長女デイナ(ドミニク・ダン)、7歳の長男ロビー(オリバー・ロビンス)、5歳の末娘キャロル=アン(ヘザー・オルーク)が、その家族構成だ。そして、不思議な一連の出来事はある夜、始まった。放送が終了して何も写ってないTV画面とキャロル=アンが、言葉を交わしていたのだ。さらに翌日、再びTVは彼女を呼び出し、家はゆれ、霊のようなものがTVから飛び出した。それ以降、家では奇妙な現象がひんぱつし、嵐の夜に庭の木がロビーを襲う。と同時に、キャロル=アンが怪しい光を帯びた戸棚にすい込まれ、家からその姿を消してしまった。間もなくTVの中から彼女の声が聞こえてくる…。スティーヴは、超心理学の権威レシュ博士(ベアトリス・ストレイト)に助けを求め、博士は助手のライアンとマーティを伴い、家で科学的調査を始めた。一方、スティーヴは会社の社長より、この住宅地がその昔、インディアンの墓地だったことを聞く。そのため行き場を失った霊が、現われ出たのだ。博士はタニヤ(ゼルダ・ルビンスタイン)という超能力を持った女性の力を借り、異次元への入口と化した戸棚の中へ、ダイアンが飛び込む。そしてキャロル=アンが、その姿を現わした。こうして一件落着したかにみえたが、霊は怒り、土中より、ミイラ化した屍が続々と現われ、ダイアンたちを襲う。必死のおもいで家を出、車で彼らが逃げ出した時、家は異次元へ吸い込まれるように、消えていった。モテルに一家は宿を取り、スティーヴは部屋からTVセットを外に押し出す。

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スタッフ・キャスト

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受賞歴

第55回 アカデミー賞(1983年)

ノミネート

作曲賞 ジェリー・ゴールドスミス
視覚効果賞  
音響効果編集賞  
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写真提供:アマナイメージズ

映画レビュー

3.5 自宅で怪奇現象

2025年10月23日
PCから投稿
鑑賞方法:CS/BS/ケーブル

グレイグ T ネルソン扮するスティーヴフリーリングの家では夜中大地震の様に家が揺れてから椅子が動いたり不可思議な出来事が起こる様になった。

自宅で怪奇現象とは気味が悪いね。引っ越さなきゃいけなくなるな。それどころか娘までいなくなった。でも娘が取り込まれた家なら引っ越せないな。

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重

3.5 【”死者に敬意を払った土地開発を・・。”ポルタ―ガイスト現象は経験すると嫌なモノですが、霊に敬意を払えば人間に危害を加えるモノではありません。今作は敬意を払わないとどうなるかを描いた作品です。】

2025年9月21日
PCから投稿
鑑賞方法:VOD

怖い

興奮

知的

■新興住宅地クエスタベルデに越してきたフリーリング一家。
 だが家の中の家具がひとりでに動く怪現象が次々に起こり、やがて嵐の晩に末娘キャロル・アンがTVの中に呑み込まれ行方不明になってしまう。
 彼女を助けるために霊媒師タンジーナが呼ばれる一方、土地一帯が元は墓地だったことが判明し、怪異の正体が現れる。

◆感想

・今作を今から40年前に劇場で観た人は、仰天しただろうなあと思う。

・そもそもポルターガイスト現象自体が、余り認知されていない時代である。

・VFXも当時としては画期的な内容だったのだろうな。物語の流れが、決して霊を全面悪にしないところが、スティーブン・スティルバーグらしいな、と思った作品である。

<登山時代に、頻繁にポルターガイスト現象を経験したNOBUの感想>
 家を借りたり、買ったりするときにはお祓いは必要である。前の土地に何があったかを調べなければいけないのは、今作を観ても分かる通りである。
 一番気を付けなければいけないのは、シティホテルに泊まる時である。部屋に入って嫌な気持ちになったら直ぐにフロントに言う事は必須である。直ぐに部屋を変えてくれる。
 ポルターガイストは、敬意を払えば人間に害悪を齎すものではない。それを忘れてはイケナイであろう。>

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共感した! 6件)
NOBU

3.5 当時は怖かった(笑)

2025年8月17日
Androidアプリから投稿
鑑賞方法:CS/BS/ケーブル

何10年振りかの観賞です。
激突やジョーズで有名なスピルバーグ作品。
所々で出てくる[スター・ウォーズ]のオモチャやポスターなどはスター・ウォーズシリーズ視覚効果のリチャードエドランドによるもので当時はストーリーもSFXも凄く感じたし以後作られた2作品は出演者の怪死が続き話題にもなったが今見ればSFXもちゃちくストーリーの良い芸術作品のように思えました。

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あさやん

4.5 怖い

2024年10月29日
iPhoneアプリから投稿

スピ公って ジョーズ🦈や激突もですが怖いをよく分かってるんだよねー この頃のホラーって面白いのが乱発されてた時期でもあるんだよなあ スクリーンの別冊でホラーだけのやつが出たりしていて今だに資料として大切に保管してますよ🫡

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共感した! 2件)
お主ナトゥはご存じか2.1ver.

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