炎のランナーのレビュー・感想・評価
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DVD108円ゲットシリーズ。有名な感動作。 製作は約40年前、物...
DVD108円ゲットシリーズ。有名な感動作。
製作は約40年前、物語の舞台は約100年前というなんとも古さを感じさせる映像。加えて馴染みの俳優がおらず、篠原信一似の主人公以外は誰が誰か把握するのに時間がかかった。
人種差別や宗教も絡み、この方面が苦手の私は余計にのめり込めず。「日曜日だから走れない」とか、自分のそれまでの苦労を平気で捨てさせる、それができる、そこが怖い。
最初と最後に流れる有名な音楽は素晴らしい。この音楽以上の感動を物語からは個人的に感じることはできなかった。
3.5
すごくワクワクして熱くなれる映画。でももう少し他のランナーのお話を描いてもいいと思う。でも実話だと思うとすごくドマラがある。
最後のエンドクレジットは昨日みた「レインマン」のエンドよりいいかもしれない。8割テーマのおかげだが。
大会のまえの話が少し長すぎてグダグダしてた感じがするので評価は少し低め。
感動が薄いのは、競技を中心に描いていないから
総合60点 ( ストーリー:60点|キャスト:70点|演出:75点|ビジュアル:75点|音楽:90点 )
演技・衣装・演出といった全体の質感は高い。しかしどうにものめりこめない。五輪で活躍するための努力や、そこで成果を出す感動といったものがあっさりとしている。それは競技に対する情熱や練習といったものではなくて、登場人物の人種やら背景やら生き方やら周囲の見方やらを描くことに力を入れすぎていて、本来の運動競技が持つはずの努力や達成感やらというものがおざなりになっているのだ。だから何を中心に描きたいのか主題もはっきりしないままに、五輪大会を迎えてしまった感じがする。もしかすると競技よりも、登場人物の、そして英国の品格を描くことが中心になっているのかな。
だがヴァンゲリスによる、夜明けから光が差し込んでくるかのような美しく透明感と力強さと荘厳さのある音楽に乗せて、砂浜を裸足で失踪する彼らの姿はとても素晴らしい。この映画でヴァンゲリスを初めて知った。この音楽だけで観た価値があった。
予定調和
2人のランナーが、現状と葛藤しながら、1924年パリのオリンピックの地に辿り着く様を描いている。
プロとアマ、個人と国家、個人対近親者、といった対立軸で物語が進んでいくのだが、余り深みを感じなかった。
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