ポイズン・ボディ
劇場公開日:1995年8月18日
解説
離れ小島の女子修道学校で続発する女学生連続殺人事件をめぐるエロティック・サスペンス。主演は「コマンドー」「ハートブレイク・タウン」などのアリッサ・ミラノ。本国よりも日本で人気がある若手アイドル女優のひとりである彼女の、清楚な尼僧姿と裸身も晒した体当たりの演技が見もの。監督はTV出身で本作が映画デビューのマイケル・ロビソン、製作はジェームズ・シャヴィック、エグゼクティヴ・プロデューサーはブラッドレイ・J・シェアマン、マルコム・バーブーア、ランス・H・ロビンス、脚本はジョン・ラングレーとバーブーア、撮影はバリー・グラヴェル、音楽はバロン・アブラモヴィッチ、編集はジュディ・アンダーソンがそれぞれ担当。共演は「愛と青春の旅立ち」「メジャーリーグ2」のデイヴィッド・キース、「ギャンブラー」、テレビ『X-ファイル』などのテリー・デイヴィッド・ミュリガン、「若草物語(1994)」のコリー・クラークほか。
1995年製作/アメリカ
原題または英題:Deadly Sins
配給:大映
劇場公開日:1995年8月18日
ストーリー
のどかなサン・ジュアン諸島。女子修道学校でグウェンという少女が首吊り死体で発見された。検死の結果、少女は妊娠しており、不思議なことに腹部に十字の傷があった。着任間もない保安官ジャック(デイヴィッド・キース)は、なぜか自分に接近してきた見習い尼僧のクリスティナ(アリッサ・ミラノ)の助けを得て、捜査をはじめる。事件の背後には、5年前に亡くなりながら、なお生きていると噂されるバーナデット修道院長の影があった。聞けば、彼女の死後からずっと11人もの女学生が行方不明になっているという。ジャックは女子生徒のひとりと不健全な関係をもつ校長のチャールズに目をつける。彼には少女暴行の前科があった。ほどなく奔放な不良少女のベス(コリー・クラーク)の恋人である配達夫が殺される。ジャックが問い詰める前にチャールズは自殺、事件は解決したかと思われた。クリスティナはジャックに彼女が実は教会の管区長から捜査依頼を受けた女探偵であることを教え、彼に身を任せる。ところがその夜、グウェンの友人のマリーという少女が行方不明になり、二人は再度捜査に乗り出し、クリスティナが発見した懺悔室の秘密の地下室に潜入。犯人は家政婦のエミリーだった。バーナデットを狂信する彼女は、敬虔なアンソニー神父の知らぬ間に、少女たちの罪の懺悔を盗み聞きし、ひとりで罰を下していたのだった。死体を集めて追悼祭を行おうとしていたエミリーは逆上して二人に襲いかかるが、結局クリスティナの手にかかって果てるのだった。
スタッフ・キャスト
- 監督
- マイケル・ロビソン
- 脚本
- ジョン・ラングレー
- マルコム・バーバー
- 製作総指揮
- ブラッドレイ・J・シェアマン
- マルコム・バーバー
- ランス・H・ロビンス
- 製作
- ジェームズ・シャビック
- 撮影
- バリー・グラヴェル
- 音楽
- バロン・アブラモヴィッチ
- 編集
- ジュディ・アンダーソン
- 字幕
- 日笠千晶