ベン・ハー(1959)のレビュー・感想・評価
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古さなんて感じない!
キリストが生きた時代を舞台に、ユダヤ人、ユダ・ベン・ハーの半生が壮大とつづられる。
裕福な商人から船底で動力と船をこぎ続ける奴隷まで、
かと思えば提督の息子になり、ユダヤの希望と奉られ、
それでも味わう絶望を経て平穏を得るベン・ハーに4時間の長丁場もあっという間だ。
CGなどあるはずもない時代、濃密で華麗な映像にはとにかく見ごたえがある。
なかでも第二部の馬車レースは、昨今のどんなF1映画でもかなうまい。
迫力がケタ違いだ。
どうやって撮影したのかも首をかしげるほかなく、競馬好きなら萌えること請け合いとも約束できる。
作品を100%楽しむならキリスト教の知識は必要となるが、
歴史に残る娯楽超大作として楽しむだけでも十分だとお勧めしたい。
しかしチャールストンヘストンが途中から若い時のアーノルド・シュワルツェネッガーに見えて仕方なく、ベンハーの人生ってどことなく、レミゼのバルジャンともかぶってならない。
4時間が長く感じない
60年以上前の作品だが、全く古さを感じない。
インターミッション含め4時間と長い作品だが、ベンハーが牢屋に入れられたり、次第にローマの信頼を得ていく過程など見どころ満載。馬車対決でも反則気味の相手に戦うシーンも見どころ。難病にかかったお母さんと妹と谷で会うシーンは涙もの。
4時間が全く長く感じない名作です。
色あせない圧倒的熱量の名作
60年も前の作品ということにまず驚いた。アラビアのロレンスだったり昔のスペクタクル大作は本当に面白いなと思う。
戦車競走の臨場感たるや。最近のvfxの多用に飽きてきた部分もあり、あの圧倒的な迫力には興奮した。大きなスクリーンで観たかったなぁ。
今作となんか似てるなと思った作品にグラディエーターがある。無実なのに上流から奴隷に転落し、復讐を誓う。それと
悪役にあんまり同情できない。
似てるんだけど、今作はキリストの生誕、受難が描かれており、宗教色が強い。そういう映画あんまり見たことないし、時代なのかなと思った。それゆえ名作と言われてるのかなと思った。
それと、超常的な力が働くシーンがある。あれなんかは個人的にうーむと思った。キリスト自体、超常的な存在なのだろうけどそれまで現実的な感じで進んでたから違和感を感じた。
聖書
恥ずかしながらアカデミー賞史上最多受賞作品の1つであるこの超大作を知らなかったが、時間のある日にじっくりと観ることができてとてもよかった。3時間42分の2枚組ってどういうこと…と意気込んで観始めると冒頭の〈序曲〉のたっぷりさにさっそく挫ける。しかし超重厚な物語は流石。
【”憎しみより愛と赦しを” 神の下での一人の男の流転の人生を描く。】
-今作品は、初鑑賞である。(憐れみの眼で見ないで下さい・・)-
客電が落ち、音楽が流れ始めるが映像が出ない。ひたすら出ない。音楽は流れ続ける・・。
故障? 他の観客に聴きたいのだが、皆さん(と言っても4名のみ。)通路側に座っており、ど真ん中で見ている私はどうしようもない。
ひたすら、映像が出る事を”神に願う”事、8分位。
(後から入場時に渡された紙を観たら”開始後、6分半序曲が流れている間はスクリーンに映像が出ませんが、こちらは演出によるものとなります。”と書いてあった・・。)
漸く、メトロのライオンが画面に出て、ほっとする・・。(全くもう!)
さて、内容は多くの方が観ていると思われるので記憶に残った部分のみ記す。(3H42Mもあるんだよ!)
・冒頭、西暦26年とテロップに出る。あ、ベン・ハーと”神”はほぼ同じ年齢なのね、と分かる。
・ユダヤ貴族のベン・ハー(チャールトン・ヘストン:敬愛する伊丹十三のエッセイで(彼は、チャックとお友達だった・・)、チャールストン・ヘストンなどと平気で書くのはいやだねえという文があったなあ・・))は、ある事故により、朋友だった筈のローマ人軍司令官メッサラから舟を漕ぐ奴隷にされ、更に母と妹は囚われの身に。
・奴隷として歩かされている際、親切に水を飲ませてくれた人の後ろ姿。
(心の中で”松山ケンイチだ!”と叫ぶ。似ているのである・・。)
- 今作が秀逸なのはこのシーンを始め、”神”の顔が描かれない所である。”神”の表情を如何様にも想像できるから。(他の宗教上の理由もあるかもしれないが)鑑賞中に偏った宗教観に捕らわれる事が無かったのは事実である。ー
・インターミッションの後の、4頭立ての馬レースのスピード感溢れる、凄い迫力の映像。CGのない時代にどうやって撮ったのか?
他の場面もそうなのだが、出て来る人の数が凄い。特にコロシアム内のこの馬レースの迫力は今作の白眉のシーンの一つである。
・囚われの身となった母と妹が”業病”になった事が分かるシーン。”業病”とは聞きなれない言葉だが、母娘の仕種を見ているとハンソン病だろうと分かる。
その母娘に対し、ベン・ハーを想うエスターの献身的な姿(”業病”はわが国でも、近年まで触れると感染するとされていた病である・・)と、ベン・ハーを想うがゆえに付く哀しき嘘。
が、ベン・ハーに気付かれてしまい、二人の関係性に罅が入ってしまうシーンと、彼が岩陰に隠れながら母娘の姿を覗き見るシーンは観ていて辛かった。
・”神”がゴルゴダの丘に十字架を背負わされ歩かされるシーン。ベン・ハーが”神”に水を与えようとするシーン。
<”神”が処刑された時の言葉を聞いたベン・ハーが
”恨みは、洗い流されてしまった”
と呟くシーンと、その後に母娘に起きた奇蹟のシーンは忘れ難い。>
素晴らしい!!
コロナ渦の中、公開延期が続出…というわけで、過去のワーナー傑作を劇場で!
なんと千円で観られる企画デス。
60年前の作品、確かに古臭さはありますが、起承転結、安心感あります。CGの無い時代に船の戦闘や馬のシーンなど、どうやって撮影したのだろう?エキストラは一体何人?
終盤はイエス・キリストが登場して…
こんなに宗教色が強いとは知りませんでした。
素晴らしい映画なので一度観て観て下さいm(_ _)m
2019年に観ても新鮮
古い映画なので、なかなか観る機会がなかった。ふとしたきっかけで観たら、長い映画にもかかわらず引き込まれた。チャールトン・ヘストンの誠実さ、ハイヤ・ハラリートの眼の力、が印象的だった。馬車のシーンは今見ても迫力がある。
長すぎないか?
もうとにかく、これでもかって言うぐらいお金がかかっていて、場面場面でそれをまじまじと見せられるので迫力満点!実に見ごたえのある作品でした!!
でも、少し長すぎやしないか??
とも思いました・・・
スペクタクルの全てが詰まっている!
第32回米アカデミー賞作品賞受賞作。
Blu-ray(製作50周年デジタル・リマスター版)で鑑賞(吹替)。
親友に濡れ衣を着せられ、奴隷に落とされてしまったベン・ハーの復讐劇を、壮大なスケールで描いた超大作。
ハイライトの戦車競争の迫力たるや、何者にも負けない凄まじさを誇っていて、本物だからこそ醸し出せるスリルに手に汗握まくりの名場面だなと思いました。俳優もスタントマンも命懸けで挑んだのだろうし、その気迫と情熱がそのまま役柄の想いと重なって、画面から迫って来るように感じました。
それに、コロシアムのセットのスケールがえげつないなぁ、と…。今ならCGを使えばちょちょいのちょいなのでしょうけれど、実際につくり、観客のエキストラも用意して撮影されていました。これが大スクリーンに映し出されていた当時、映画館で観られた人がめちゃくちゃ羨ましいなと思いました。
そして、映画にこれだけ多額の資金を掛けられるハリウッドよ…。素晴らしいし、これまた羨ましい…。スペクタクルの真髄を見せられたようで感無量! 昔から培われて来た手法が連綿と引き継がれ、新たな才能と結び付いて進化しながら今日まで来ているのかと考えると、涙がこみ上げて来ました…
「モンテ・クリスト伯」しかり、どん底から這い上がって、自分を貶めた者への復讐を果たすという物語は、誰の心にも熱く語り掛け、主人公への並々ならぬ共感を呼ぶものだと思います。ガレー船の災禍を生き残り、戦車競争を征して復讐を果たしたベン・ハーでしたが、それだけで終わらないのが、本作のもうひとつの面白いところでございます…
原題の副題「イエス・キリストの物語」が示す通り、キリストとの邂逅を経て救いと赦しを悟る様が、宗教色が強いと難色を示す声が多いながらも、個人的にはとてもしっくり来るようで、心が洗われました。復讐に蝕まれていた心が浄化され、眼前に示された奇跡と共に、壮大なスケールを誇る物語を締め括るに相応しい叙事詩的な感動を覚えました。
キリストの話
サブタイトルにもあった「キリストの話」。劇中にはイエスともキリストとも名前が一度も出てこないし、後姿しか登場しない。炎天下、鎖で繋がれた奴隷ジュダのもとへ水を汲んでくれる男が登場し、ここで既に全てを予感させ、「生かしてくれたこと」や「復讐心」という心理的伏線を提供してくれる。
キリスト教の「奇跡」の扱いは大げさでもなく、無宗教の者でも納得がいく。戦車競技もさることながら、その後の母と妹の隠遁生活と「息子に会いたくない」という台詞に心打たれます。奴隷船の描写は、何度観ても『スパルタカス』と混同してしまう・・・41号、3年なんですよね。
This is the day. Vi va! キリスト教
映画好きの端くれとして名作と言われてる昔の映画もたまには観るようにしているのですが・・・本作も観るのがしんどかったです。昔の映画だから仕方ないのですが古臭い演技や演出って不自然過ぎて観てて辛いです。更に無駄に長い!余裕でもう1時間は削れるでしょうに。
そして、宗教色が鼻に付きます。最後のキリストさんが死んで病気が治った描写は思わず笑ってしまいました。マジないわ~。ガレー船の戦闘シーンが明らかにおもちゃだったのも「古いから仕方ないよね」と思えたのですが、何故だか奇跡がおきて病気が治るとかキリスト教推しの展開に失笑しか起きませんでした。キリスト教徒でもない人間の視点から観ると「これだけダラダラやってそんなオチかい!」っとツッコミの1つも入れたくなります。
見所のはずの戦車戦もCGもなくカメラも大きかった時代に頑張って撮ったんだろうなぁっとは思いましたが、そんなに言うほど迫力ないです。一応4Kテレビであり、5.1チャンネルスピーカーで家庭で映画を観るには良い方の環境だとは思いますが、それでもあまり迫力は感じられませんでした。そして、意外とアッサリ終わります。
やっぱり映画って公開された時代に生きていたからこそ楽しめるもんだよなぁって事を改めて感じた作品でした。もし若い方でこの作品にチャレンジしようと思ってる方がいたら「映画好きを名乗るための苦行」と覚悟して観る事をオススメします。
映画ってこういうの
これぞ映画!という映画。
迫力があります。
ベン・ハーも昔ながらの「勇気ある正義感あふれる主人公」そのもの。
(今の主人公は無口で遠くからそっと全員を操作する根暗系?)
競馬のシーンは少しトラウマになったけど、減点はそのくらい。
(死者が出たかは今も不明で、そこが怖い)
妹が苦しんでいるところへ、強引に押し入って妹を抱きしめてあげる
とこは何か涙出そうになりました。
映画!というものが見たい人はオススメです。
あと、影の主人公もかなりイイ。。
大作
ユダヤ人 ベン・ハーの、ローマ人との間に起こるアクシデントによる数奇な人生を描く映画。そこにイエス・キリストの奇跡が絡んでいく。
当時の技術でここまで描写できるものかと思う大作。一見『救い』のないベン・ハーにもイエス・キリストの救いがあり、人の罪を背負って磔になられたイエス・キリストの救いが身にしみます。
凄いの一言!
昔、親父に無理矢理観せられた。
兎に角凄かった。迫力・アクションシーン・エキストラの数・時間の長さ・・・どれを取っても破格の映画だ。
特に有名な戦車の戦闘シーンはCGのない時代によくもあれだけのアクションが撮れたと思う。
「十戒」と供に映画史に残る大作!!
社運を賭けた超大作
大まかな粗筋はすでに知っている作品。だのに、なんでこんなに魅入られるのだろう。
どなたもおっしゃることだが、ガレー船のシーンも、レースのシーンも、あら捜しをすればいくらでもできると思うが、そこらへんのCG物より迫力満点。他のシーンも見ごたえある。
DVDについていたヘストン氏等の解説を伺うと、当時TVの台頭により斜陽となった映画界・映画会社。そんな衰退の危機に社運をかけて制作された映画。豪華絢爛・広大なセットも、実は使いまわしと聞いてうなってしまった。
そんな中で選ばれた題材。副題に『キリストの物語』とつくベストセラー。
とはいえ、世界中の、キリスト・ユダヤ教以外の人にも見てもらわなければ、赤字になる。だから、極力キリスト秘話(賛歌)は削ったそうだ。
ローマ(抑圧者)に痛めつけられても、誇りを・他者へのやさしさを失わなかった男が生きる希望を見出す物語。
1950年代。未だナチスの傷跡が濃く、反面赤狩りも始まっていた時代。ローマという古の悪役に、観客の怒りを投影させる。そこに不屈の男。その技量で抑圧側の総大将からも愛でられ、奴隷から跡取りへと出世を遂げる。だが、自身の栄華のみではなく、親族の・民族の悲運のために戦おう。とはいえ、いつまでも恨みを背負っていれば世界はまた戦争になる。そこに”赦し”。奇跡もキリストを信じたからではなく、ただ無実の者への哀れみを持っていたからだという設定(説法を聞きに行っていたエスターが奇跡を受けるのではなく、初めて出会った母と娘が奇跡を受ける)。抑圧者から受けた業病もきれいに洗い流され、”愛”の未来をというところで映画が終わる。
だからかな。キリスト教者ではない私も、ジュダや周りの人間に気持ちを寄せて、様々な感情を揺り動かされて見入ってしまう。
この原作の映画化は、すでに何本もある。だのに、この古い映画を越えるものができたという話はまだ聞いたことがない。他の映画は未見だが、観てがっかりしたらどうしようと思ってしまうほど、この作品の完成度は高い。
プロデューサーの急死等すんなり完成とはならなかった作品。
役者も、ヘストン氏がメッサラをとか、様々に変転したらしい。
監督は、族長を演じたグリフィス氏や皇帝を演じたレルフ氏を「さすが、シェイクスピアの国の役者だ」「舞台役者だ」と褒めていた。うん、多少舞台役者らしい大仰な立ち回りとかはあるけれど、品格が備わっている。ピラトを演じられたスリング氏の所作なんて、生まれもっての貴族ってこういう立ち姿なんじゃないかしらなんてうっとりしてしまう。そのくせ、親友の跡継ぎに対する思い入れと為政者としてのいやらしさを的確に表現して見せてくれる。
レースの観客はエキストラ。ゴールしたジュダの馬車を、コースに降りて追いかけてくるのは演出ではなく、自然発生的に起こったことだそうだ。さすが、イタリア人(笑)。
馬車(戦車)から落ちかけた場面は本当にあった偶然のミスだそうだ。そんなアクシデントさえ、没にせず、使いこなす演出(ちなみに、解説では「死人はでていない」を強調していた)。
ことこまかに、しつこく取り直した場面と、このような偶然をそのまま使うセンス。さすがだ。
このような解説を伺ってもう一度鑑賞しなおすと、単なる数奇な運命をたどった青年の物語としてではなく、エスターの、メッサラの、言動に新たな意味を付与してしまう。そして、最後の嵐とともに、心のオリが洗い流されるような清々しさで終わる。
一度は鑑賞してもらいたい古典だと思う。
しかし、この映画でのヘストン氏がレッドメイン氏に、
スリング氏がリックマン氏に見えてしまうのは私だけだろうか?
スリング氏とリックマン氏はともかく、
ヘストン氏とレッドメイン氏ではムキムキ度が違うというのに…。
歴史 戦車 赦し
お前も被害者だ
4時間近い超大作。
しかし全く退屈しないストーリー。起伏に富んでおり、先が読めず、感動できる歴史物語。
特に有名なレースシーン、海上での戦闘は迫力抜群。CGではないリアルな描写であり、俳優が実際に汗を流した映像から目が離せなくなる。
キリストの半生もしばしばストーリーと絡み、歴史的に学べるところも多い。最後の奇跡は、正直必要無いと思うが…。
ありふれたテーマではあるものの、復讐ではなく赦すこと。キリスト教で説かれている事と思うが、それがこの映画の核だ。敵も最初から敵なわけではない。周囲の環境がそうさせるのであり、憎むべきは社会だと。
2017年版が日本で上映しないのは残念。
凄すぎる・・・
本当にこれが1959年に作られた映画なのか!?
前回観た、新しいベン・ハーが滑稽に感じる程素晴らしい!
CGどころか、まだ映像技術も発達してない時代に、何故これ程のスケールの大きな映画が出来たのか!?
と、すると、現代の技術とは何なのか!
ただのうわべだけの迫力を出す小細工にしか思えない・・・
この映画には魂がある!
現代の映画関係者は、この映画を観てもう一度、映画と言うものの素晴らしさ、真髄を思い出して欲しい。
戦車レースのシーンだけでも名作
小学校の時に学校から見に行き、70ミリの巨大スクリーンに圧倒された。
チャールトン・ヘストンとスティーブン・ボイドが忘れられない俳優となった。
4時間弱という長尺を、よくぞ見ることが出来たものだと思う。
「死病」という字幕はこれまでに変えられてきたと思う。
CGのない時代、よくぞこれだけの映画を作ったものだと感心してしまう。
ミクロス・ローザの音楽はサントラ盤を買ったと思う。
何回見ても面白く、興奮する。
私は無神論者です。世の中を混乱や争いに導いている神を多く見ているよ...
私は無神論者です。世の中を混乱や争いに導いている神を多く見ているような気がするから。
この歴史的大作、結局はイエス様万歳とだけ捉えられてしまうのかとしたら…それは少し残念な気持ちです。
映画の楽しみ方は人それぞれなので、もちろん批判をするつもりはありません。が、この作品の素晴らしさはもっと他にもたくさんあると思えるので。
圧倒的スケール、その荘厳さ、華麗さ。今から60年ほども昔によくもまあこんな作品が…それこそが神がかりです。
人生で一度は見るべき名作です。
現在公開中のリメイク版、さあこれを超えられるのか?
全52件中、21~40件目を表示