ベストフレンズのレビュー・感想・評価
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大好きなんですよね、この映画。もう何回観たことか…“何てセクシーな映画なの!”と試写会でキャサリン・ヘプバーンはジョージ・キューカーに言ったそう…
①ジョージ・キューカーこの歳になってもこの上手さ。往年の冴え(事実上「風と共に去りぬ」の殆どを撮ったのはこの人)はないものの、映画とはこうして撮るものだと教えてくれるような職人技。70年代を代表する美人女優ツートップながら、代表作と言える作品が少ないジャクリーン・ビセットとキャンディス・バーゲンだけど、ハリウッドで女優を撮らせたらNO.1と言われた監督に演出してもらって良かったね、と言ってあげよう。ジャクリーン・ビセットの抑えても抑えても匂い出す色香も大変宜しい。キャンディス・バーゲンのコメディアン路線も悪くない(上手くはないけれども)。 ②ラスト、大晦日の夜、暖炉の前で“私たち、頑張って来たわよねェ、この辺りでちょっと休憩しても良いわよね”と二人きりでワインで乾杯するシーンでは再び涙が溢れた。 ジョルジュ・ドリルューの音楽も大変宜しい。
ハリウッドの暴露小説
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久しぶりに会ったリズとメリー。メリーは小説を書いたと言ってリズに読ませるのだが、5年かかって100ページしか書いてないリズとは違い、8ヶ月で書き上げたハリウッドの暴露小説だったのだが、皮肉にもそれがベストセラーとなってしまった・・・
ダグは学生時代にリズにプロポーズしたという経緯もあって、メリーと折り合いが悪くなったためリズに接近。リズはといえば恋人も作らず文学の道を進んでいたけど、飛行機のトイレで行きずりの男とセックスに耽るシーンにも代表されるように男性遍歴を積んでいたのだろう。いきなりだったのでビックリしたぞ・・・
すったもんだがあって、旧友との溝が埋まるところで終わるけど、なんだかスッキリしない。
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