劇場公開日 1982年2月13日

ベストフレンズのレビュー・感想・評価

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5.0傑作

2021年6月25日
iPhoneアプリから投稿

キューカーの遺作は宝物のように評価されるべきだと思う。
30年代の銀幕を撮ったキューカーのあの頃と同じ眼差しが、ここかしこに感じられる贅沢な作品だった。

パーティ会場に入るときの跡を追うようなカメラ、流れるような会話の妙、女心の繊細な襞、交錯と和解の演出、深刻さに埋没しない監督の美意識、そしてたった2時間弱で人生をきっちり語る手腕。

とりわけラストの暖炉の炎をはさんだ二人の横顔のシーンはこの上なく美しかった。

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Raspberry

4.0大好きなんですよね、この映画。もう何回観たことか…“何てセクシーな映画なの!”と試写会でキャサリン・ヘプバーンはジョージ・キューカーに言ったそう…

2019年6月1日
Androidアプリから投稿
鑑賞方法:DVD/BD、VOD

①ジョージ・キューカーこの歳になってもこの上手さ。往年の冴え(事実上「風と共に去りぬ」の殆どを撮ったのはこの人)はないものの、映画とはこうして撮るものだと教えてくれるような職人技。70年代を代表する美人女優ツートップながら、代表作と言える作品が少ないジャクリーン・ビセットとキャンディス・バーゲンだけど、ハリウッドで女優を撮らせたらNO.1と言われた監督に演出してもらって良かったね、と言ってあげよう。ジャクリーン・ビセットの抑えても抑えても匂い出す色香も大変宜しい。キャンディス・バーゲンのコメディアン路線も悪くない(上手くはないけれども)。
②ラスト、大晦日の夜、暖炉の前で“私たち、頑張って来たわよねェ、この辺りでちょっと休憩しても良いわよね”と二人きりでワインで乾杯するシーンでは再び涙が溢れた。
ジョルジュ・ドリルューの音楽も大変宜しい。

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もーさん

3.0ハリウッドの暴露小説

2018年11月28日
PCから投稿
鑑賞方法:CS/BS/ケーブル
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kossy