劇場公開日 1982年2月13日

「大好きなんですよね、この映画。もう何回観たことか…“何てセクシーな映画なの!”と試写会でキャサリン・ヘプバーンはジョージ・キューカーに言ったそう…」ベストフレンズ もーさんさんの映画レビュー(感想・評価)

4.0大好きなんですよね、この映画。もう何回観たことか…“何てセクシーな映画なの!”と試写会でキャサリン・ヘプバーンはジョージ・キューカーに言ったそう…

2019年6月1日
Androidアプリから投稿
鑑賞方法:DVD/BD、VOD

①ジョージ・キューカーこの歳になってもこの上手さ。往年の冴え(事実上「風と共に去りぬ」の殆どを撮ったのはこの人)はないものの、映画とはこうして撮るものだと教えてくれるような職人技。70年代を代表する美人女優ツートップながら、代表作と言える作品が少ないジャクリーン・ビセットとキャンディス・バーゲンだけど、ハリウッドで女優を撮らせたらNO.1と言われた監督に演出してもらって良かったね、と言ってあげよう。ジャクリーン・ビセットの抑えても抑えても匂い出す色香も大変宜しい。キャンディス・バーゲンのコメディアン路線も悪くない(上手くはないけれども)。
②ラスト、大晦日の夜、暖炉の前で“私たち、頑張って来たわよねェ、この辺りでちょっと休憩しても良いわよね”と二人きりでワインで乾杯するシーンでは再び涙が溢れた。
ジョルジュ・ドリルューの音楽も大変宜しい。

もーさん