「アジャーニの年齢について」ブロンテ姉妹 よしたださんの映画レビュー(感想・評価)
アジャーニの年齢について
イザベル・アジャーニがエミリ・ブロンテを演じる文芸作品。
「王妃マルゴ」を観たときにも感じたが、アジャーニは文芸的な雰囲気に合わないと思う。クロード・ミレールやリュック・ベッソンの作品のイメージが強いからそのように感じるのかも知れないが、顔だちがあまりにも現代的に過ぎる。
今さら気付いたこと。この作品の制作は1977年。当時22歳のアジャーニは1955年生まれ。1984年「サブウェイ」29歳。1994年「王妃マルゴ」39歳。そんな年齢だったなんて。ずっとハタチくらいのイメージを持っていた一観客の身勝手さよ。
撮影が良かった。特に屋内では、暖炉の火や窓からの光、鏡を利用して、被写体の顔を自然に映し出している。
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