ブロンテ姉妹のレビュー・感想・評価
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ヴィクトリア朝時代!
ブロンテ姉妹について詳しく知らなかったので観てみた。
でも、淡々としすぎで姉妹の内面はあまり描かれないし、登場人物に笑顔がなさすぎて暗すぎてうんざり…。そもそも、英語でなくてフランス語なのは興ざめ。
と思いつつ、それでも最後まで食い入るように観てしまったので、それなりに面白い映画だったと言えるのかもしれない。
ヴィクトリア朝時代をよく知らないわたしには、ひとつひとつが興味深かったのだと思う。
この映画を見る限り、彼女たちは、私から見れば厳しく独特な時代環境におかれていたように思える。
具体的に何が影響して、あのような独特な作品を産み出すことができたのか、もう少し詳しく知りたくなった。
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アジャーニの年齢について
イザベル・アジャーニがエミリ・ブロンテを演じる文芸作品。
「王妃マルゴ」を観たときにも感じたが、アジャーニは文芸的な雰囲気に合わないと思う。クロード・ミレールやリュック・ベッソンの作品のイメージが強いからそのように感じるのかも知れないが、顔だちがあまりにも現代的に過ぎる。
今さら気付いたこと。この作品の制作は1977年。当時22歳のアジャーニは1955年生まれ。1984年「サブウェイ」29歳。1994年「王妃マルゴ」39歳。そんな年齢だったなんて。ずっとハタチくらいのイメージを持っていた一観客の身勝手さよ。
撮影が良かった。特に屋内では、暖炉の火や窓からの光、鏡を利用して、被写体の顔を自然に映し出している。
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