飛べ、バージル プロジェクトX

劇場公開日:

解説

軍事戦略に使用されようとするチンパンジーをめぐって展開されるサスペンス映画。製作はウォルター・F・パークスとローレンス・ラスカー、監督は「レベルポイント」のジョナサン・カプラン、脚本はスタンリー・ワイザー、撮影はディーン・カンディ、音楽はジェームズ・ホーナーが担当。出演はマシュー・ブロデリック、ヘレン・ハント、ビル・サドラーほか。

1987年製作/108分/アメリカ
原題または英題:Project X
配給:20世紀フォックス映画
劇場公開日:1987年8月22日

ストーリー

ウィスコンシン大学心理学研究所のテリー(ヘレン・ハント)は、チンパンジーのバージルに手話を教え、人間と動物のコミュニケーションに成功した。ところが、その研究費が打ち切られ、バージルはロックリッジ空軍基地に送られてしまった。そこではチンパンジーを使って“プロジェクトX”という極秘の実験が進められている。核戦争が起こった場合、飛行中のパイロットが放射能を浴びたと仮定して、何時間生きられるかをチンパンジーで実験しようというのだった。そのチンパンジーの飼育係に任命されたのは、無断で恋人を飛行機に乗せて降格されたバイロットのジミー(マシュー・ブロデリック)。彼はバージルが手話で意志表示をすることを知り驚くとともに、深い愛情を持つようになった。研究センターにはバージルのほかに、ゴライアス、青ひげ、ジンジャーなど多数のチンパンジーが飛行訓練を受けている。ある日、実験室で青ひげが多量の放射能を浴びて死んだ。ジミーは初めてプロジェクトXの実体を知りショックを受ける。ジミーはバージルに手話を教えたテリーの存在を知り、全てを彼女に話した。いよいよバージルが実験されることになり、それを阻止しようとしたジミーはクビになってしまった。危機を感じたチンパンジーたちの間にパニックが起こり、ゴライアスが暴れた。その混乱の中、バージルとテリーが再会。バージルはテリーを忘れてはいなかったのだ。ジミーはテリーと救出した5匹のチンパンジーを飛行機に乗せて脱出を計ったが、寸前に捕えられてしまった。飛行機の中にはチンパンジーだけが取り残された。バージルはシミュレーションで操縦法を知っている。ジミーはバージルに“飛べ”と合図を送った。飛行機は滑走路を一直線に飛び立った。やがて、森林の中に墜落した飛行機が発見された。ジミーもテリーも捜査に狩り出された。2人の前に死んだと思っていたバージルとジンジャーが現われた。テリーは手話で伝えた。“あなたたちは自由よ”――。チンパンジーたちは大自然の中に帰って行き、テリーはジミーにしっかり抱かれた。

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スタッフ・キャスト

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映画レビュー

4.0子供の頃に観て印象に残ってる映画

2020年12月9日
iPhoneアプリから投稿

すごーーく泣いた。 もー1回観たいなー…

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shia

3.0動物愛護

2016年6月30日
PCから投稿

悲しい

演出、シナリオ、構成など ごり押し作品ですが ほのぼのとした雰囲気と社会悪への 問いかけ 動物が好きな人は見てください

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seisinsei

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