劇場公開日:1955年8月26日
解説
ハリウッドでも活躍した名匠ジャン・ルノワールが15年ぶりに祖国フランスでメガホンをとった名作ミュージカル。ベルエポックの華やかなパリを舞台に、キャバレー「ムーラン・ルージュ」とフレンチ・カンカンの誕生を、虚実入混ぜながら色彩豊かに描き出す。1888年、パリ。興行師ダングラールは下町モンマルトルのキャバレーで踊り子ニニを見初め、自分の店を売り払ってそのキャバレーを買い取り「ムーラン・ルージュ」と改名。ニニを踊り子たちの中心に据え、カンカンを上演するキャバレーとして開店の準備を進めるが、次から次へとトラブルが舞い込み……。「大いなる幻影」でもルノワール監督と組んだジャン・ギャバンが主演を務め、エディット・ピアフらシャンソン歌手も多数出演。
1954年製作/104分/フランス・イタリア合作
原題または英題:French Cancan
配給:東和
劇場公開日:1955年8月26日
スタッフ・キャスト
- 監督
- ジャン・ルノワール
- 脚本
- ジャン・ルノワール
- 撮影
- ミシェル・ケルベ
- クロード・ルノワール
- 音楽
- ジョルジュ・バン・パリス