フレンチ・カンカン

ALLTIME BEST

劇場公開日:

解説

ハリウッドでも活躍した名匠ジャン・ルノワールが15年ぶりに祖国フランスでメガホンをとった名作ミュージカル。ベルエポックの華やかなパリを舞台に、キャバレー「ムーラン・ルージュ」とフレンチ・カンカンの誕生を、虚実入混ぜながら色彩豊かに描き出す。1888年、パリ。興行師ダングラールは下町モンマルトルのキャバレーで踊り子ニニを見初め、自分の店を売り払ってそのキャバレーを買い取り「ムーラン・ルージュ」と改名。ニニを踊り子たちの中心に据え、カンカンを上演するキャバレーとして開店の準備を進めるが、次から次へとトラブルが舞い込み……。「大いなる幻影」でもルノワール監督と組んだジャン・ギャバンが主演を務め、エディット・ピアフらシャンソン歌手も多数出演。

1954年製作/104分/フランス・イタリア合作
原題または英題:French Cancan
配給:東和
劇場公開日:1955年8月26日

スタッフ・キャスト

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映画レビュー

3.5☆☆☆★★(全体の2/3まで) ☆☆☆☆(ラスト30分) 一言だけ...

2024年3月10日
iPhoneアプリから投稿

☆☆☆★★(全体の2/3まで)

☆☆☆☆(ラスト30分)

一言だけ。

正直言って前年ははかなり退屈に感じてしまい、チョロチョロっと船を漕いでしまっていた。
本来ならば採点は自粛するところではあるのですが、そんな思いを凌駕する後半のムーランルージュに於ける人間のバイタリティーと大喧騒の素晴らしさ。
全てはこの瞬間に集約されてるルノアールから「コレを見ろ!」…と言う、自信に溢れた叫び。
観終わって暫くは放心してしまったのだった、、、
(´-`).。oO何だ!この多幸感は、、、

2020年12月29日 シネマブルースタジオ

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松井の天井直撃ホームラン

0.5下品なだけで、映画が嫌いになりそうだ。

2024年2月2日
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マサシ

4.0名プロデューサー笑

2023年4月8日
Androidアプリから投稿
鑑賞方法:映画館

早稲田松竹のジャン・ルノワール特集で鑑賞。

とにかく盛りだくさんで楽しめた。
ドロドロ?なロマンス、フランスの文化、そして何よりたくさんの歌と踊り。豪華絢爛で、最後のスパートは圧巻だった。

ルノワール監督の、しっかり時代背景を描きつつ、楽しめる作品になっていた。

プロデューサーが裏でニヤリとするやつ、60年近く前からあったんだな、と笑

2023年劇場鑑賞58本目

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ひでぼー

4.0我が青春のアルヌール

2021年2月26日
iPhoneアプリから投稿

泣ける

楽しい

興奮

洗濯女ニニに言い寄る男はひきもきらないが、踊りに目覚めた彼女にその気はなく、気持ちは次第に興行師ダングラールに傾いていく。
思いを寄せる側にとっては胸が絞め付けられる思いだが、誰もが経験しただろう青く苦い思い出が蘇る。告白して「ごめん」と言われたあなたの映画。気の弱いオレの青春。

後の「ヘッドライト」と対をなすフランソワーズ・アルヌールとジャン・ギャバン共演の名作です。

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ezu