ブレイクダンス2

劇場公開日:

解説

ミュージカルのオーディションに合格した若者3人トリオの姿を描いた「ブレイクダンス」の続編で、町の悪徳ブローカーや政治家たちに彼らが果敢に挑む姿を描く。製作はメナヘム・ゴーランとヨーラム・グローバス、監督はサム・ファーステンバーグ、脚本はジャン・ベンチャラとジュリー・レイチャート、撮影はハナニア・ベア、音楽はオリー&ジェリー、歌はキャロル・リン・タウンズが担当。出演はルシンダ・ディッキー、シャバドウー、ブーガル・シュリンプ、スージー・ボノなど。

1984年製作/94分/アメリカ
原題または英題:Electric Boogaloo is Breakin' 2
配給:日本ヘラルド
劇場公開日:1984年12月8日

ストーリー

オーディションで審査員をあっといわせ、ブレイクダンスとジャスダンスを合わせた新しいダンス・ショーを大成功させたTKOチームのメンバー、ターボ(ブーガル・シュリンプ)、ケリー(ルシンダ・ディッキー)、オゾーン(シャバドゥー)は、新たな公演を目指して日夜ダンスに励んでいた。ケリーの両親は、しかし黒人ダンサーたちと行動を共にしている彼女には不満だった。そんなある日、オゾーンは市の主催するコミュニティーセンターミラクルでダンスのクラスを受け持つ話をまとめてきた。大喜びのケリーやターボ。しかし、ミラクルの裏には黒い集団が潜んでいた。地元の食欲な土地開発業者たちが自分たちのためにミラクルをとり壊してショッピング・モールを建設しようとしていたのだ。彼らは市と結託してミラクルからの立退きを迫った。壊されたミラクルの修理費集めに彼らは奔走した。彼らの努力も空しく、敵はあきらめない。ミラクルの回りの土地を堀りはじめた。その時、ケリーがパリでの舞台のオーディションに合格したという知らせが届いた。そして今夜、旅立たねばならぬとも。思いあまったターボは、測量技師から図面を盗んだ。必死で逃げる彼は、工事現場の穴場に落ち大ケガをした。パリ行きを中止しケリーは病院にかけつけた。オゾーンとケリーは立ち上がり町中のストリート・ダンサーを集めた。そして唸りをあげるブルドーザーの前で抗議を始めた。ニュースは町中に広がり、市役所は電話の洪水だ。ミラクルをなくすなという人々の望みに市は遂に屈した。

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