プリティ・リーグのレビュー・感想・評価
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女性であるということでただ純粋に野球をしているところを見られないと...
女性であるということでただ純粋に野球をしているところを見られないということが悔しいなと思いました。でも登場人物はみんなどうすれば自分たちが野球をできるのかをとてもわかっていて、女性であることを強みに戦っている姿がとてもかっこよかったです。
2人の姉妹の人間関係がとても素敵でした。
軽妙で心温まる、野球映画の傑作だ。
全米女子プロ野球リーグを舞台に、主人公の姉妹と、アルコール依存症の男性監督を軸に、奮闘した選手たちを明るく爽やかに描いたスポーツドラマ。モデルとなった人物は存在するが、登場人物や物語はフィクション。
実在した女子野球リーグを題材にした、ユーモアにあふれた人間ドラマだ。軽妙なテンポ、カラッとした演出、素晴らしいアンサンブルキャストの演技で、明るく楽しく見ることができる。
女子プロ野球リーグがあったのだと、後世に伝える興味深い作品だ。姉妹の葛藤を盛り込んだのは、ちょっとしたスパイス効果を意図したものかも。全体的には、どなたにもおすすめできる、娯楽映画の王道だと思う。
女子リーグ設立を提唱したシカゴ・カブスのオーナー、ウォルター・ハーヴェイ役で、「プリティ・ウーマン」のゲイリー・マーシャル監督が出演している。本作の女流監督ペニー・マーシャルの実兄ですね。
感傷的だが、ホロっとする感動がある。これぞハリウッドといえる、王道的で素敵な贈り物だ。素直に受け止められる、多くの人に見てもらいたい。魅力的で心温まる、クラシカルな野球映画の傑作だ。
姉妹愛に涙は誘われるものの、作品自体の出来そのものは…
人は残念ながら
一つの人生しか生きられない。
それだけに己の周りにいる知人・友人達は
大切な存在だ。
自分の代わりに
自分が経験出来ない別の生き様を
彼らが見せてくれているかと思うと、
彼らが経験し教えてもらう別の人生模様は
私にとっての貴重な財産だ。
この作品では主人公の姉妹が
姉は農園業を、
妹はプロ野球の世界で人生を全うして、
お互いの人生を補完しあったのだろうと
想像して涙を誘われた。
ただ、映画の出来としては、
デイフォルメ感を満載に
面白おかしく描くことが優先してしまい、
リアリティ感の欠如は元より、
起承転結性も弱く、
また、姉と監督の絡み合いが
もう一つの話の軸になり得ていない
演出なり脚本なりの未完成さを
感じる作品ではあった。
それだけに、「美しき諍い女」が第1位だった
1992年のキネマ旬報ベストテンで、
この作品は第7位という以外な高評価に思え、
私にとっては、その前後に選出の
第6位の「ウルガ」と
第8位の「フライド・グリーン・トマト」
の方が好みの作品だ。
ほぼコメディ
大リーグの助っ人だったのかな
1943年、第二次世界大戦で大リーガーたちも戦場へ行き、野球の日を守るため、かどうかは知らないが、女子のプロ野球リーグを作った。
女性の地位が低かった時代、彼女たちは男どもの野次に耐えながら、立派にその役目を果たしたのでは。
ジーナ・デイビスは安心感抜群、マドンナのダンスシーンは最高だった。
思い切り昔を懐かしむ映画です
現代ならさしずめランジェリー・フットボール的なプロスポーツでしょうか。
過去に女子のプロ野球が実在し、その華やかなりし頃を映画化した作品です。
劇中では、リーグ発足から1年目のワールドシリーズまで、に焦点を絞って描いてあります。
女性ならではの視点でプロ野球を捉え、あくまでも人気商売ということも踏まえて彼女たちは活動していきます。
ジーナ・デイビスは人気プレーヤーを異和感なく演じ、トム・ハンクスの飲んだくれ監督もいい味出してます。
もともと公開当時からクラシカルな映像を作っていたので、今見ても不思議に古臭さは感じません。
肝心の野球シーンもうまく演じていて、それなりに本気でプレーしているように見えます。
映画の山場としては、野球の決勝で勝つか負けるか、姉妹対決の決着は、野球を取るか、家庭を取るか、そして彼女たちのリーグはどうなってしまうのか。などを、決勝戦を絡めて展開していきます。
しかし、拍子抜けするくらいあっさりと決着が付きますが、その後のエピローグの流れから、この映画の主題は、ストーリーよりも、ノスタルジーとか、青春の1ページみたいなものを描きたかったのでしょう。
そう感じました。
ただ、少し長いかな。後半はもう少し短くできたような…
酒場で歌って踊ってのシーンはマドンナの面目躍如、さすがのショーマンシップです。
〆まで完璧!
出征してしまった男性の代わりに女性の野球プロリーグが発足。 それぞ...
安定の優良作品
タイトルなし
美しい思い出と素晴らしい仲間
戦時中の女子野球
リーグはどうなったんだろう
もう一つの野球界の伝説
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