フォレスト・ガンプ 一期一会のレビュー・感想・評価
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人との繋がりの大切さを知れる良作
パッケージを見た時は、ミスタービーンのようなコメディ映画かと思ってましたが、蓋を開けると大感動のロマンス映画?でした。
主人公フォレストが色々な人に出会い、助け合い、愛し愛される、人間はたくさんの人が複雑に絡み合い生きていることを教えてくれる素晴らしい映画でした。
笑いも感動もある
初めて見た!
70年代のアメリカが辿れて、95年の公開時にはリアリティがあったんだろうなと思う。90年代は70年代を描いたものが多かった。ちょうど40才くらいになると若い頃のことが懐かしくなり始めるからね。95年当時のCGすげーみたいなのも微笑ましく思い出した。
それにしてもアメリカ大統領撃たれすぎ。
トムハンクスが若い〜。おじさんだと思ってたのに今見ると若い。フォレストは魅力的だし、彼のミラクルの数々は楽しい。
今だったらジェニーの物語ももっと描かれただろうな。トレーラーハウスから大学に行くのは大変だったろうし、性的な葛藤も深そうだった。胸を触らせるのはちょっと意味わからない…。子どもが生まれたことを言わないのは残酷だと思った。
子役はハーレイジョエルオスメントだった。ちょっとしか出ないけど印象的。
当時としては黒人にも配慮したんだろうけど、ブラックパンサーやアラバマ大、ババの母親の描写や扱いなど、いま見ると危うい感じ。フォレストの家にも黒人の女性お手伝いさんがいるけど空気みたいな扱いだ。
冒頭の母親と校長のエピソードはドン引きでしばらく話に入れなかった。笑い話にはできないよ。
こういう映画は公開の時に見ておくのが大事だなあと思った。今みるといろいろ気になっちゃう。おとぎ話としては楽しい。きれいな景色も爆撃も笑いも感動もある。
ところで一期一会ってどこか出てくる?
彼の生き方は普通なのか特別なのか
名作を大きなスクリーンで見れたことに感謝!
「人生はチョコレート箱のよう。開けて見ないとわからない」
本作の心に響く名言だ。
本作もボックスの中に色鮮やかに包まれた様々な形や味のチョコレートが詰まっていた。
それは、母の偉大な愛、エビを愛する親友や、“生き延びてしまった”小隊長、愛する幼馴染…。命の尊さ、誰かを愛するということーー。“生きることは死ぬこと”
そんな人生の喜びも悲しみも全部詰まった宝石のようたチョコレート箱だ。
名作とよばれる作品にはかならずきちんとした理由がある。本作は不思議と見る人々を幸せにする魅力に溢れている。
まず映像、美しい絵画を延々と見せられているよう。
そして、さまざまなジャンルの音楽。
ポエムのようなセリフ。
振り返るとわかる。宝石のようなキラキラとしたかけがえのない日々。生きる喜びが紡がれている。あぁ、これぞ“映画”なんだと。何度感嘆のため息が溢れたことか。
フォレストの人生と共に描かれるアメリカの現代史(南北戦争から)も勉強になる。ジョンレノンが出てきたり、今じゃ世界を牛耳るほどの巨大企業へと発展した“果物園”なども登場したりと、クスクス笑えるシーンも盛りだくさん。
Netflixなどでも見れるけど、やっぱり大スクリーンで、この素晴らしき名作を堪能したい。4Kリマスター版見て正解!
自由の国アメリカを懐かしむコメディ映画&懐かしいヒット曲たち
1960年から1985年ぐらいまでのアメリカの歴史を取りこんだ1994年製のコメディ映画。ちょっぴり懐古的なのはフォレストがひとり、自分語りしていくからか。とてもツイているフォレストの話。アップルが果物の会社として出てきた。ベンチで聴いている人は本気にしていないけど、フォレストはとにかくよくしゃべる。当時の愚直なアメリカ人になったつもりで観ました。おいらも IQ80程度だから。ちょうどいい感じ。
そして、ちりばめられた懐かしいヒット曲たち。
ジョーン・バエズみたいになりたかったアラバマ州の幼なじみの女の子ジェニー役のロビン・ライト(のちのワンダーウーマンのアンティオペ将軍)。ストリップ劇場で素っ裸にフォークギターを抱えてボブ・ディランの「風に吹かれて」を歌います。ジェニーはその後、ヒッピームーブメントに乗って、時代を漂流してゆき、ブラックパンサー党の幹部の女にもなりますが、フォレストは彼女を想い続けます。
フォレストの名はKKKの幹部の名前から取ったらしい。
ガンプはアラバマ州の訛りで、うすのろまぬけを意味するらしい。
お母さんちょっとそれはないんじゃないの!
ベトナム戦争時の反戦歌。
PPMの花はどこへ行った(ピート・シガー)。
All Along The Watchtower (ボブ・ディラン)はジミー・ヘンドリクス版。
ジミヘンはヘイ・ジョーも。
クリーデンス・クリアウォーター・リバイバル(CCR)の Fortunate Son。
レーナード・スキナードの Free Bird。
麻薬中毒になったジェニーがベランダから飛び降りようとするシーンで流れるのがレーナード・スキナードの Free Bird (ライブ版)。ジェニーを訪ねてバス停の前に座ったフォレストが鳥の羽を拾って、母親がよく読んでくれた絵本にはさみます。幼いジェニーは鳥になって実家から飛び出したいと願っていました。最後、バス停のベンチでフォレストの絵本からこぼれた羽は風に乗って飛んでいきます。
シックス・センスのハーレイ・ジョエル・オスメント君が「お利口」だとジェニーから聞いて安心するフォレスト。気にしていたんですね。やっぱり。
鳥の羽は自由の象徴。ジェニーの希望。
歴代大統領に表彰されるフォレスト。
J・F・ケネディー大統領からは全米アメフトの一員としてホワイトハウスに招待される。
ドクターペッパーをがぶ飲みして、表彰中におしっこしたいと大統領にいう。
ジョンソン大統領からはベトナム戦争の名誉で勲章をもらう。負傷したのはどこか?と訊かれて、大統領におケツをマクッて、笑って許される。
そのとき流れるのはミセス・ロビンソン(サイモンとガーファンクル)
そのほか、
スコット・マッケンジーの花のサンフランシスコ。
ママス&パパスの夢のカルフォルニア。
The Byrdsのターン・ターン・ターン。
フィフス・ディメンジョンのアクエリアス。
アレサフランクリンのRespect。
ボブディランのRainy day woman。
ビーチボーイズの Sloop John B。
ドアーズのHellow,I love you。
レーナード・スキナードのSweet Home Alabama。
映画のメインはどちらかと言えば、ババとダン小隊長(中尉)殿との友情(ベトナム戦争体験の共有)です。戦死したババの夢をふたりが叶えます。ベトナムの入り江にもエビがたくさん。ブラックタイガーですな。ババの故郷は入り江(bayou)でした。ハリケーンの名前はカルメン!
ダン小隊長役のゲイリー・シニーズ。 とてもいい演技でした。助演男優賞あげま~す。なんとなく、バンドのボーカルだった福岡県出身の俳優。武田鉄也じゃなくて、あーっ出てこない。バドミントン出身の女性タレントにも同じ名前の人いた。あっ、思い出しました。陣内孝則。目と眉毛が似てません?
エルビス・プレスリーが母親が経営する宿屋に泊まりに来る。Hound dogを歌ってくれる。
トム・ハンクス。7月公開のエルビスでマネージャーのトム・パーカー役。ちょっと楽しみにしています
。
ジェニーに聞いた一言
好き嫌いが分かれそうな映画
(原題) Forrest Gump
やっぱりいいものはいい❗️
ひとりの身に、こんなに偶然の巡り合わせ、しかもすべてがビッグチャンス‼️
なんて人はいるわけないのですが、知能指数の低い人という設定にすることで、有り得ないようなことが連続して訪れることがあっても、それくらいは恵まれてもいいのではないか、無垢な人の人生にはもしかしたらこんなこともあるかもしれないし、あってほしいな、あったらいいな、と思ってしまうのです。
なので、冒頭から共感度はハイレベルで推移することになります。
あり得ないほどの幸運に恵まれている人なのに、つい共感してホンワカしてしまう。この映画が世代や男女と関わりなく受け入れられるのもわかる気がします。
一部のレビュワーの方が紹介してくれている町山智浩さんの解説を聞くと、確かにウムム❗️なところもありますが、まぁ、それはそれとして…。
そういう前提を知らずに観て素直に感動することについては、いささかも後ろめたいことなんかないので、自分の感性のままに受けた止めることとします。
2022年リマスター鑑賞
懐かしく観賞
やっぱり良かった…
真っ直ぐで一途な主人公に心打たれる
フォレストは良い男だが・・・
知能指数が人よりも劣っていたが、母親の希望で普通の子どもと同じように普通の学校に通い、育てられたフォレスト・ガンプは、小学校のスクールバスで、隣の席を譲ってくれた優しく美しい少女ジェニーと出会い、それからずっとジェニーの事を思っていた。フォレストは走るのが速く、その俊足でアメフト選手として大学でスター選手として活躍し、卒業後は軍隊に入り、ベトナム戦争で仲間を救って勲章をもらい、ピンポンで慰問した後、除隊後は軍隊で一緒だった友の言ってたエビ漁を始め、ハリケーンの影響で他の船が壊れた時たまたま助かったためエビ漁は大成功となり、会社は大きくなった。そしてアップルの株を買い何不自由ない大金を手に入れ、悠々自適の生活を送っていたが、幼い頃から思い続けているジェニーから連絡があり、再会し、・・・てな話。
トム・ハンクスは良いが、アメリカンドリームの典型みたいなストーリーは自分には響かなかった。
アメフトのスター選手、ベトナムからの帰還兵で勲章を貰う、ピンポンやっても全米一になり、商売で一攫千金、将来有望な株を買い、一生食べるのに困らない金を得る、こんなアメリカンドリームをしたいと思ってるアメリカ人がほとんどじゃないかなぁ。
で、ジェニーだけど、結局利用できるだけフォレストを利用して、自由奔放に男と遊び、最後自分が死ぬことがわかってからフォレストと結婚して子供を押し付けて死んでしまった。なんつう女なんだ、と腹が立った。
知らん、って言えないフォレストの性格を知っててあの振る舞いはなんなんだ!
最初の頃は良い子かな、って思ったけど、大人になってからは嫌な女だった。
基本的には高評価なものの、やや気になる点も。
今年75本目(合計348本目/今月(2022年3月度)17本目)。
もともと原作があり、それをリマスターとして作ったものなので、今回新たに取りなおされたものではないようです。そのため、ネタバレも何も書きようがなく(事実、何を書こうがかなり前の公開のもののリマスター版なので、ストーリーが変わっているわけではない)、もっぱら、現在(2021~2022)との関連について書いておきたいと思います。
正直なところ、元の映画の原作あり(かつ、元の小説あり)という状況では、レビューが難しい映画です。これから見に行く方にとってはネタバレになるし、見られた方にとっては同じことを書いてもしょがないでしょ、になるからです。
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(減点0.1) 一部のセリフが、2021~2022年の現在の実情に沿っていないのかなと思えます。現在の日本に「養護学校」というものはないからです(趣旨的に理解が可能に過ぎない)。
(減点0.1) これも元の映画(リマスター前の映画)からそうであるようですが、原作小説と明らかに変えた点があるようで、中盤あたりか、いわゆるベトナム戦争反対集会の部分で主人公が話した内容については映画内で触れられていません(小説内では明確に触れられている。ネタバレ回避)。
(減点なし/参考) IQ75というのはいわゆる「境界ライン」とされます。日本では、特殊支援学校を選ぶか一般学級を選ぶかはギリギリのラインです。一般学級を選んで高校(大学(相当))を選んで一定程度の知識を得るか、特殊支援学級を選ぶかは、家族や医師、学校とも話し合われるところでしょう。
なお、日本では、3障がい(身体・知的・精神)の手帳がありますが、知的障害の方のみ手帳が都道府県発行(国の統一基準は存在しない)の扱いです。ただ、IQ75だと、いわゆる「3級」や「軽度」いう扱いです(もっとも軽い分類になります)。
★ なお、日本では、1979年(昭和54年)までは、ごく軽度の身体障害を持っている方を除いて、手帳相当でいえば2級以上に相当するような重度の方には「就学免除」というものが取られていました(よって、親が個人で教育するしかなかった)。昭和54年に「養護学校」(当時)が作られて就学率が極端に向上しました(文科省の資料を見ても、昭和54年を境に免除者が激減していることがわかります。この事情が過去にあるため、現在でも「中認」が行われているのはこのような事情です(この試験は「就学免除者向け」と明確に書かれている)。
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映画って本当に面白い、と思わせてくれる作品。 アメリカ、ピュア、羽...
アメリカ版「裸の大将放浪記」
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