劇場公開日:1983年7月15日
解説
ドイツの巨匠ベルナー・ヘルツォークが、南米奥地でオペラハウス建設に挑む男の姿を壮大なスケールで描き、1982年・第35回カンヌ国際映画祭で監督賞を受賞した傑作ドラマ。19世紀末の南米。希代のオペラ歌手エンリコ・カルーソの歌声に感激したフィツカラルドは、自分が暮らすジャングル奥地にオペラハウスを建設しようと決意する。多額の建設資金を稼ぐため、ジャングルを切り開いてゴム園を作ることにした彼は、愛人モリーに土地の購入費と川をのぼる中古船を買う金を出してもらい出航するが、その土地は激流の川の上流にあり、船でたどり着くことが困難だった。そこでフィツカラルドは、ある途方もないアイデアを思いつく。「アギーレ 神の怒り」の怪優クラウス・キンスキーが主演を務め、執念に燃える男を圧倒的な迫力で演じた。
1982年製作/157分/西ドイツ・ペルー合作
原題または英題:Fitzcarraldo
配給:大映インターナショナル
劇場公開日:1983年7月15日
スタッフ・キャスト
- 監督
- ベルナー・ヘルツォーク
- 製作
- ベルナー・ヘルツォーク
- ルッキ・シュティペティック
- 脚本
- ベルナー・ヘルツォーク
- 撮影
- トーマス・マウフ
- 音楽
- ポポル・ブー
- 劇中オペラ演出
- ベルナー・シュレーター
受賞歴
第40回 ゴールデングローブ賞(1983年)
ノミネート
最優秀外国語映画賞 |
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