フィツカラルド

ALLTIME BEST

劇場公開日:

解説

ドイツの巨匠ベルナー・ヘルツォークが、南米奥地でオペラハウス建設に挑む男の姿を壮大なスケールで描き、1982年・第35回カンヌ国際映画祭で監督賞を受賞した傑作ドラマ。19世紀末の南米。希代のオペラ歌手エンリコ・カルーソの歌声に感激したフィツカラルドは、自分が暮らすジャングル奥地にオペラハウスを建設しようと決意する。多額の建設資金を稼ぐため、ジャングルを切り開いてゴム園を作ることにした彼は、愛人モリーに土地の購入費と川をのぼる中古船を買う金を出してもらい出航するが、その土地は激流の川の上流にあり、船でたどり着くことが困難だった。そこでフィツカラルドは、ある途方もないアイデアを思いつく。「アギーレ 神の怒り」の怪優クラウス・キンスキーが主演を務め、執念に燃える男を圧倒的な迫力で演じた。

1982年製作/157分/西ドイツ・ペルー合作
原題または英題:Fitzcarraldo
配給:大映インターナショナル
劇場公開日:1983年7月15日

スタッフ・キャスト

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受賞歴

第40回 ゴールデングローブ賞(1983年)

ノミネート

最優秀外国語映画賞  

第35回 カンヌ国際映画祭(1982年)

受賞

コンペティション部門
監督賞 ベルナー・ヘルツォーク

出品

コンペティション部門
出品作品 ベルナー・ヘルツォーク
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(C)Werner Herzog Film

映画レビュー

4.0漢たちの情熱と執念

2020年5月4日
iPhoneアプリから投稿

密林の奥にオペラ座を作るのが夢である男の実話。

その夢と情熱も凄いが、私はこの監督の執念がそれを上回っていると感じた。

制作に10年。

主役も3人変わり、原住民に襲われ本当に死者を出すなど、制作過程は想像を絶する。。。

それでも創りきるその情熱と執念に脱帽だ。

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0ZPacQ8kMy7gWAX

5.0この作品こそ 虹を掴む男 に相応しい。 降板が相次いだ過酷なロケと...

2018年10月18日
PCから投稿

この作品こそ 虹を掴む男 に相応しい。
降板が相次いだ過酷なロケと迫り来る映像美、神の声にも似たオペラ。映画らしさに満ち溢れた狂気的な満点作 (o^-')b。

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miharyi

4.0行動と反応

2017年9月17日
PCから投稿
鑑賞方法:DVD/BD

楽しい

興奮

幸せ

やらないで後悔するより、やって後悔する方がいいとよく言われるが、「やらない」と判断したのなら、やらないでの後悔は余り発生しないし、いずれにしろ後悔するなら、他の事をやった方がいい。欲しいものがあっても、何もしなければ手に入らない。動き出せば、欲しいものそのものではなくても、後悔以外の何かが必ず手に入る。運動には必ず反応がある。

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ひろち

1.5キンスキ

2017年8月12日
iPhoneアプリから投稿

ヘルツォークは相変わらず微妙。ヘルツォーク版のバッドルーテナントは好きだけど。大変さが伝わってこない。そりゃジャングルの中で大変なんだろうけど。地獄の黙示録観ちゃうと、なんか物足りない。キンスキもそんな狂ってない。周遊する蒸気船が観たい。

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ssspkk