ファイアーライト
劇場公開日:1999年5月1日
解説
代理母の女性の娘とその父親への秘められた愛を描いたドラマ。監督・脚本は「永遠の愛に生きて」「ネル」の脚本家であるウィリアム・ニコルソンで彼の監督デビュー作。製作はブライアン・イーストマン。製作総指揮はスーザン・カートソニス、リック・リード、マット・ウィリアムス、デイヴィッド・マクファーソン、カーメン・フィネストラ。撮影はBBC出身で「エイリアン3」(第2班のみ)のニック・モリス。音楽は「疑惑に抱かれて」のクリストファー・ガニング。美術はロブ・ハリス。編集はクリス・ウィンブル。衣裳はアンドレア・ゲイラー。出演は「アンナ・カレーニナ」のソフィ・マルソー、「ウェルカム・トゥ・サラエボ」のスティーヴン・ディレイン、「ロマンスに部屋貸します」のケヴィン・アンダーソン、「D3 マイティ・ダック」のジョス・アックランドほか。
1998年製作/103分/イギリス・フランス合作
原題または英題:Firelight
配給:日活
劇場公開日:1999年5月1日
ストーリー
1837年、ロンドン。22歳のスイス人家庭教師エリザベス(ソフィ・マルソー)は負債を負った父の窮地を救うため、貴族チャールス(スティーヴン・ディレイン)の提案で子供ができない彼のために彼の子を産む取引を結んだ。三夜を共にすごすうち、ふたりは深い仲になったが、子供を渡した後は二度と会わないことを約束した。9ヵ月後、エリザベスは女児を産んだが、娘はすぐに彼女から引き離された。だが、彼女はずっと娘のことを思い続けた。7年後。エリザベスは南部サセックス州にあるチャールズの邸に7歳になる娘ルイザ(ドミニク・ベルコート)の家庭教師となる。娘の居所を捜し続けた果ての決断だった。実の母親がどこかにいると察しはじめたルイザは、わがまま一杯に暮らしており、エリザベスにも反抗的な態度をとり続ける。母親であることを隠しながら、そんなルイザを厳しくしかし暖かくしつけていくエリザベス。当初はエリザベスとの思いがけない再会にとまどっていたチャールズも、再びエリザベスにひかれていき、ふたりの仲は再燃した。ルイザもやがてエリザベスが本当の母親だと感じ始め、エリザベスの前に新たな運命が開けていくのだった。
スタッフ・キャスト
- 監督
- ウィリアム・ニコルソン
- 脚本
- ウィリアム・ニコルソン
- エグゼクティブプロデューサー
- スーザン・カートソニス
- リック・リード
- マット・ウィリアムズ
- デイヴィッド・マクファーソン
- カーメン・フィネストラ
- 製作
- ブライアン・イーストマン
- 撮影
- ニック・モリス
- 美術
- ロブ・ハリス
- 音楽
- クリストファー・ガニング
- 編集
- Chris Wimble
- 衣装デザイン
- アンドレア・ゲイラー
- 字幕
- 細川直子