「いにしえのひまわり畑」ひまわり(1970) ノーキッキングさんの映画レビュー(感想・評価)
いにしえのひまわり畑
累々たる兵士の屍を土壌の養分として繁茂しているひまわり。ロケ地ウクライナの廣野、辺り一帯を埋め尽くす、ひまわり畑の広大さにはあらためて圧倒される。滅多に同じ映画を観ないのだが、この年末、食指が動くものがなくて又観ようかと………
文字通り脚を棒にして、やっと探し当てた居所。ずっと浅黒く煤けたメイクのソフィア・ローレンに向き合うリュドミラ・サベリーエワは若く明るいロシア美人。少し意地の悪い演出に思えるが、監督はこれで由としたのか!?
マストロヤンニを迎えに行った駅で、すべてを覚ったソフィアが汽車に飛び乗るシーン(鞄、置きっ放しだけど)悲しみで胸がつぶれそうになる演技には、泣かされたし、今後も色褪せることはない名場面だと思う。
ただ、本作、当時のキネ旬年間ベストランキングでは25位と振るわない。
戦争という背景が、なくとも、あり得る話であり、男女間の機微に寄りすぎた感があったかも。いっそのこと、ラストでソフィアの再婚、子供(名前アントニオ)は事実ではなく、ホントはずっと独り身なのだが、マストロヤンニをサベリーエワの元に返してあげるための嘘の芝居にしたらどうか。『今は、私も幸せだから、安心して戻って』という思いやりのストーリーに換えたら緩すぎるだろうか?
“つはものどもが夢の跡”とかつての激戦場を無常観として捉えた芭蕉だが、後世、ウクライナのひまわり畑は平和裡に眺めたいものだ。
「タクシードライバー」に共感ありがとうございます。
NYでお仕事なさってのですか?
トランプ・ワールド・タワーの写真を見てみました。
お話を聞かなければ、見ることもなかったので、
一つ知識が増えました。
デニーロはライセンスを取って実際にタクシードライバーを
してたんですか?
スコセッシには気がつきませんでした。
アメリカの舵取りをするトランプ氏。
どんな未来が待っているのでしょうね。
今年もよろしくお願いします。
いいねありがとうございます😊
確かそのリュドミラさんは、ロシア版『戦争と平和』で、🇺🇸版のオードリー•ヘプバーン扮するナターシャ役を演じた方です。一度は観たのですが、7時間くらいでした。オードリーと対する美人です。ソフィア•ローレンさんは、お顔のつくりにクセがあり十人好きしないと思います。今も🌻畑が広がっているらしいですね。
上映館があっていいですね😢
そうですね。
ウクライナは旧ソビエト連邦ですからrussky(ウクライナ、ベラルーシ、ロシア)東スラブ系ロシア人です。自分ならソフィア・ローレンにいきません。断然、サベリーエワ!
たぶん、リュドミラさんの役はウクライナ人だと思います。人種的な偏見はないつもりですが、リュドミラさんを見てると、東フラブ系の女性って綺麗だなぁって思います。
また、よく言われる事ですが、年齢を重ねるとまた違った味わいがあります。千と千尋の神隠しの湯バァバ❤