ピノキオ(1940)のレビュー・感想・評価
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いい子になるって難しい
タイトルは知っていたが内容はあまり知らなかったので、ディズニープラスで改めて鑑賞しました。
ピノキオがジミニーの教えを受けながらいい子になろうと頑張りますが、途中でキツネとネコの詐欺師であるジョンとギデオンの邪魔が入り苦戦します。ここから、いい子になるのがどれだけ大変なのかが伝わってきました。これは、いい大人になる話にも通じているようにも感じました。特に、ピノキオと友達がプレジャーアイランドで遊びすぎてロバになる光景をみた時は、勉強もせずにダラダラと遊んでいると悪いことが自分に返ってくる印象を受けました。
私も、いい人になれるように少しずつ頑張っていきたいと思いました。
人形のピノキオ、学校へ行く筈が、、
あやつり人形と楽しい仲間たち‼️
今まで公開されたディズニーの長編アニメーションの中で、私はこの作品がいちばん気にいってます‼️間違いなく史上最高のアニメ映画の一本‼️イタリアのカルロ・コロッディーの童話をディズニーが映画化したこの作品は、「星に願いを」という映画音楽を代表するキラー・チューン、忘れがたいキャラクターとディズニーの作品の中でも最もディティールに富んだアニメーションが完璧に融合した作品‼️パノラマ的に町並みを映し出すオープニングからドラマチックなストーリー展開が抜群に素晴らしいです‼️玩具狂のゼペット爺さんが作った木の人形ピノキオに天使が人間の魂を入れる。悪いジョン狐にだまされたピノキオは、人形劇一座に売り飛ばされたあげく怪物クジラに飲み込まれる。ゼペット爺さんはクジラの腹の中までピノキオを探し求め大冒険の末、ピノキオはほんとうの人間になる‼️何という感動的で、ちょっとブラックなストーリー‼️そしてこの作品の一番の魅力はそのアニメーションの作画力‼️ホントにアニメーションと表現するのが申し訳ないくらいにアーティスティック‼️信じられないくらいに素晴らしい‼️実際、これほど美しいものはコンピューター・グラフィックスでは生み出されていないと思います‼️フルアニメの滑らかなキャラの動きはもちろん、そのレベルが高すぎる自然描写の凄さ‼️手書きなんでしょうか、それともデジタル⁉️背景描写はホント絵画的で、クジラが大暴れする大海原や海底の "水"、暗闇に浮かぶ真っ白な波頭の描写は、これを手で描くなんてタダモノではない‼️と何度観ても驚嘆させられるし、涙が出るくらい感動してしまう‼️ディズニー・アニメでは名作との評価が高い、割と最近の「美女と野獣」「アラジン」「ライオン・キング」なども、この「ピノキオ」の職人技的なアートの前には、単調な作画が目立ってしまう‼️微妙なレンブラント的な色使いは85年近く経った現在でも損なわれることなく、アクションやパニックまみれのアニメを好む今どきの子供たちも、プレジャー・アイランドへの恐ろしい旅や、クジラの腹の中で迎えるクライマックスのスピード感と迫力には大喜びするだろうし、可愛らしいジミニー・クリケットのことが大好きになるに違いない‼️そういう私も初見以来30年以上、この作品のことが大好きです‼️
業界人は誰もがリスペクトする
単なる子供アニメと思ったら大間違い。
1940年製作のアニメーション映画。
子供向けならばと、手を抜こうと思ったらいくらでも抜ける。
実際、現在の作画でも予算や時間の問題から完璧は少ない。
しかし当時は「今できる最高の仕上げを」との思いがあった。
キャラの表情、風景、石に当たり流れる雨の描写などの
細部にまでこだわった作画、そして音による演出にはびっくりする。
これはウォルト・ディズニーの情熱と指導力であり
アニメーターたち(画家)の力量なのだと思う。
そして何度も観て何度も思う、
アメリカ国内の公開は1940年2月、
制作開始はそれよりも前、、、。
彼らがいなかったらジブリも手塚プロも
その他、諸々の未来はなかったかも知れない。
家族で鑑賞させるため大人にも耐えうる映画にした等
良いものを残してくてたと感謝している。
主題歌「星に願いを」は大好き。
※
いたって普通かな
星に願いを⭐
ディズニー2作目の長編アニメーション
「ピノキオ」
幼少の頃から
大好きな作品でした。
原作は、
カルロ・コッローディの
児童文学 『ピノッキオの冒険』
人形作りのゼペットじいさんが
作った木の操り人形ピノキオが
本物の人間の息子になるようにと
願いをかけると・・
妖精が現れて正直で勇気ある
優しい心を持てば
夢は叶うはずと告げられる。
「良心」のジミー・クリケットの
注意も聞かずに、悪戯したり
学校へ行かずに遊んだり
うそをついたりで・・
お鼻がどんどん
伸びてしまいますね。
その、「ピノキオ」
「バック・トゥ・ザ・フューチャー」
シリーズや
「フォレスト・ガンプ/一期一会」
「ポーラー・エクスプレス」 等
多くの名作を手掛けた
ロバート・ゼメキス監督が
実写リメイク版として
9月に
定額制動画配信サービス
Disney+にて
日米独占配信決定です。
新型コロナの影響を受け
劇場公開されないのが残念ですね。
出演は、
主演のトム・ハンクスが
ゼペットじいさんを
ピノキオには
ベンジャミン・エヴァン・エインズワース
ブルー・フェアリーには
シンシア・エリヴォ
コーチマンは
ルーク・エヴァンズ
声の出演は
ジミニー・クリケットに
ジョセフ・ゴードン=レヴィット 他
ステキなキャストです。
『ロマンシング・ストーン 秘宝の谷』
以降、監督する全ての
劇場公開作品の音楽を、
アラン・シルヴェストリが
担当しているのも嬉しいです。
名曲’’星に願いを’’
When You Wish Upon a Star
どんな感じになるのかな~
楽しみです(´▽`)
また、配信公開後
レビューしますね。
悪い人にはついて行ってはいけない、嘘はつかない、悪いことと良いこと...
the 教訓映画!
コオロギがピノキオの良心
ディズニーアニメ強化月間4作品目
ピノキオも映画をしっかり観るのは初めて
ピノキオが白雪姫に続くディズニー長編アニメ第二作目とは意外だった
妖精がセクシーだ
露出度はかなり低いが大人の色っぽさがある
白雪姫やアリスとは根本的に違う
子供も諭すには大人じゃないとダメなのかもしれない
神様だってピノコのようなキャラクターじゃ誰もまともに説教を聞いてくれないだろう
詐欺師はなぜか二足歩行の喋る狐
ピノキオの世界観に合わない
ストロンボリはイタリア人?
訳せよ
アメリカでは勝手気ままな人はロバになるらしい
日本でいうと食べてすぐ横にになると牛になるみたいなものか
ロバはdonkey
donkeyは間抜けという意味があるらしい
ロバは間抜け
ドンキーコングも間抜け
donkeyを間抜けの意味として使った奴が1番の馬鹿者だ
鯨ってあんなに獰猛かな?
ネコや金魚がしぶとい
あの荒波で生き延びるタフさ
心配したがほっとした
勇敢で正直で思いやりがある善悪の区別がつく人間が世の中にどれくらいいるだろうか
正しいことを間違っている思い込み間違っていることを正しいと信じるなんてよくあることじゃないか
ピノキオのようにクリアできない人は人間失格の木偶の坊になるのか
僕は妖精に認められる立派な人間だと胸を張れない
ならばせめて自分は著名人のSNSを毎日チェックしていちゃもんをつける陰湿な人にはならないようにしたい
星に願いを
驚愕の1940年制作!
総合60点 ( ストーリー:65点|キャスト:65点|演出60点|ビジュアル:80点|音楽:70点 )
観るまで知らなかったが、なんと太平洋戦争勃発前の驚愕の1940年制作。それでこの総天然色のアニメがアメリカにはあった。なんという圧倒的先進国! もし自分が1940年に生きていたならば、アメリカの偉大さにひれ伏しそうになるだろう。
作品の内容よりも何よりも、1940年にこれだけのものを作ってしまったということに驚嘆する。1970年代の作品だと言われても信じられるほどの高水準の作品になっている。内容はピノキオであり子供向け作品なので高得点は与えないけれど、実写映画も含めて私が観た1940年代に制作された映画の中で最も質の良い作品の1つ。
強く印象に残ったのは映像。家の壁に汚れが一つ一つ描かれ、木の板には木目が一つ一つ描かれ、船の木の板には苔かカビかで緑色になっているところもあり、相当に絵は丁寧に細かく描きこまれている。むしろこれ以降の新しい作品のほうが絵は手抜きされているくらいで、かなりの労力が費やされたことが分る。
現在でもよく聞くことのある名曲「星に願いを」はこの作品で使われていたのを知った。
悪い子にいい子になってもいいかもと思わせる
先日ディズニーランドへ行った際にピノキオのアトラクションに乗り、ピノキオってそういえば見たことないと思って鑑賞。
ディズニーの2作目と言う事実にとりあえず驚いた。しかも1940年に劇場公開していると。最初の仕掛け時計の動きは今見ても美しく見とれた。
ストーリーといえば、さすがに「んっ?」と思うところが多いのだけれど、まぁ退屈せずに見れた。
ただ、小さい子たちが見るにはちょっと怖すぎるかもしれない。
遊園地に遊びに行ったらロバに変えられてしまうなんて。。。
しかもピノキオ以外の子たちはあのままロバとしてどこか遠いところに送られ、ロバとして人生を送ったのだろう。
「良心」がテーマの今作。自分だけジムニーに助けられ、神様に人間にしてもらい幸せな生活を送ることに対して「良心」が働けば罪悪感を抱くはずである。
世界の多くを知らない子供たちにとっては、悪い子になるとああやってロバになるということが実際におこっていることだと信じるだろうから、良い教育映画だと思う。
ディズニーのレベルの高さを表している作品。
もっと早く公開してれば、、、
良い子のための教科書
ディズニー2作目はピノキオ、これもエンディングがどんなのか知らない昔の記憶ではサーカスのおっさんが怖すぎてそこで挫折した記憶が笑。
子どもの教育のための映画って感じだったピノキオがタバコ吸ったり、ビール飲んだりと過激なシーンがあるため良いかどうかは疑問だけど笑。
経験を通して善悪を学ぶピノキオを暖かく(時にスネて笑)見守るジミニークリケット、息子だと大喜びするセペットとペットのフィガロとクレオ(どっちもかわいいほしい)。みんなかわいいなぁ。
あとは結構知らないシーン多かったなあのキツネ2人組がピノキオのキャラだって知らなかったし、おもしろ島とかいう無法地帯も見たことなかった。やっぱりストロンボリは怖かったし、馬車屋のオヤジはそれより怖いし、何よりモンストロがモンスターすぎて悪役?が濃すぎてそりゃトラウマになるわって再度思った笑。
きっとストロンボリの一件で正直さを、モンストロの一件で勇敢さと思いやりを学んだピノキオはいい子になりましたよーだからみんなもこんなことを経験しようねーってメッセージが込められてんだろうなって理解した(無理矢理)。
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