バックマン家の人々

劇場公開日:

解説

ある一族の4つの家族の生き方を描く。エグゼクティヴ・プロデューサーはジョセフ・M・カラチオロ、製作はブライアン・グレイザー、監督は「ウィロー」のロン・ハワード。ハワードとローウェル・ガンツ、ババルー・マンデルのストーリーを基に、脚本はガンツとマンデルの共同、撮影はドナルド・M・マッカルパイン、音楽はランディ・ニューマンが担当。出演はスティーヴ・マーティン、メアリー・スティーンバージェン、ダイアン・ウィーストほか。

1989年製作/124分/アメリカ
原題または英題:Parenthood
配給:ユニヴァーサル映画=UIP
劇場公開日:1989年11月18日

ストーリー

家族を顧みない父フランク(ジェイソン・ロバーツ)のようになるまいと誓うバックマン家の長男ギル(スティーヴ・マーティン)は、妻カレン(メアリー・スティーンバージェン)と3人の子供たちと平穏に暮らしていたが、現在は息子ケヴィン(ジェイセン・フィッシュー)の神経症の問題で頭を悩ませていた。ギルの姉ヘレン(ダイアン・ウィースト)は夫と離婚し、親の目を盗んでボーイフレンドのトッド(キアヌー・リーヴス)と密会している早熟な娘ジュリー(マーサ・プリンプトン)と、極端に人見知りな息子ゲリー(リーフ・フェニックス)に手を焼いていた。ギルの妹スーザン(ハーレー・ジェーン)は、まだ3歳にしかならない娘パティ(イヴヤン・ショワン)に英才教育を施す夫ネイサン(リック・モラニス)と暮らしていた。あるパーティーの日、末っ子のラリー(トム・ハルス)が子供のクール(アレックス・バーラル)を連れて3年振りに家に戻ってきた。一攫千金を夢みる調子の良い彼に兄妹の態度は冷淡だったが、父フランクだけは何故か甘かった。一方ギルはケヴィンの性格矯正のために奔走するが、いつも結果は裏目に出てしまう。また一騒動の末にジュリーと結婚することになったゲリーは、男性としてとまどうトッドの良き相談相手になった。同じ頃ネイサンについてゆけないものを感じ始めていたスーザンは、ついに人家を出た。実家では、またしても厄介の種をまいてしまったラリーの後始末にフランクが翻弄されていた。やがて時が流れ、ギルはカレンが妊娠したことを知り、ヘレンは再婚を決意、スーザンはネイサンの心にほだされ彼のもとに戻り、ラリーは相変わらず一攫千金を夢みて旅に出た。こうしてバックマン家の4つの家族は、また新たな人生の年輪を重ねてゆくのだった。

全文を読む(ネタバレを含む場合あり)

スタッフ・キャスト

全てのスタッフ・キャストを見る

受賞歴

第62回 アカデミー賞(1990年)

ノミネート

助演女優賞 ダイアン・ウィースト
主題歌賞

第47回 ゴールデングローブ賞(1990年)

ノミネート

最優秀主演男優賞(コメディ/ミュージカル) スティーブ・マーティン
最優秀助演女優賞 ダイアン・ウィースト
最優秀主題歌賞
詳細情報を表示

関連ニュース

関連ニュースをもっと読む

フォトギャラリー

映画レビュー

4.0若き日のキアヌとホアキンを拝む映画!

2024年9月10日
iPhoneアプリから投稿

楽しい

幸せ

萌える

もうすぐジョーカーの続編「Folie a Deux」(何て読むんだ?…フォリアドゥ?…わかりにく!)がこちらでは10 月4日に公開です。

予告を見てもあまりそそられず、どうせ哀しい物語だべ…😩と、そこまで期待していませんが、1989年公開のこの作品では若い頃のホアキンがワンパクないたずらっ子役で出てきます。ブロンドの典型的なハンサム!フェニックス家って全員美形なんですね!

そしてハリウッドきっての聖人君子キアヌリーブスもホアキンのお兄ちゃん役で出てきますが、まあ美しいこと!さっき、30年前のトムクルーズを拝んだばかりでしたので、甲乙つけがたいものがあります。先日は若きジョニデとデカプリオを観たばかりでしたし、ここ最近眼福が続いておりますw

お母さん役のメアリースティーンバージェンは、ギルバートグレイプでジョニデを誘惑するマダムでしたが、この作品では優しいお母さん役が上品で素敵でした。

昔の作品だし、登場人物が多過ぎて散らかり気味ではありますが、海外サイトのレビューでは7.1/10、作品全体の温かさが評価されたようです。

ホアキンのお姉ちゃん役だったマーサプリンプトンは、実際リバーフェニックスと5年近く付き合ってたとか、バックストリートボーイズのメンバーが生徒役のエキストラで出演していたとか、この作品のテレビシリーズではホアキンの役がデカプリオだとか…周辺ネタの方がなかなか興味深いものがありますw

推定予算約2000万ドル、総興行収入は約1億3000万ドルの大ヒットでしたが、日本ではそこまで注目されなかった作品、あまりアメリカの家族の在り方には興味なかった?

コメントする (0件)
共感した! 1件)
ゆ~きち

2.5自分には長くて退屈だった

2023年5月13日
PCから投稿
鑑賞方法:DVD/BD

非常に長くて退屈な印象を受けた映画だったんだけど、今見ると違うのかな。

特に印象に残るのが、やらされている感満載のキアヌ・リーブスのカーレーサーっぷり。普通はもっと、自分からガツガツ行くような人種が跋扈する世界なのだと思うのだけど、頼りなげで、成り行きのままハンドルを握っている男がトップになんかなれっこないのになぁ。という印象が強く、「スピード」でブレイクするまで、なかなか優柔不断な印象が取れなかったのは、この役の印象が強いのではないでしょうか。

とにかく、登場人物が多すぎて、もっとスッキリとまとめてくれればよかったのに、子供がフライを上手にキャッチしたことで、あんなに大喜びするスティーブ・マーチンを見せられても、ちょっとついて行けませんでしたね。

コメントする (0件)
共感した! 2件)
うそつきカモメ

4.0家族の在り方

2016年1月13日
iPhoneアプリから投稿
鑑賞方法:DVD/BD
ネタバレ! クリックして本文を読む
コメントする (0件)
共感した! 2件)
ひろりん