バック・トゥ・ザ・フューチャーのレビュー・感想・評価
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タイムトラベルものとして最高峰のエンタメ作品
近所の博士が発明したタイムマシンによる時間移動、移動先の時代で起こしてしまったタイムパラドックスの解消……という、極めてよくあるシンプルなストーリーなのだが、時間SFとして秀逸なのはもちろんエンタメ作品としても非の打ち所がない。
タイムマシンは博士の愛車を改造して作られたもので、時速141kmに達したときに1.21GWの電流を流すことで時間移動することが出来るという、タイムマシン自体の設定がまず魅力的。画的にも派手で面白い上に、これらの設定がきっちり物語にも活かされている。
タイムパラドックス解消に奮闘する中でキャラの成長も友情も恋愛も一切の無駄なく楽しませてくれて、テンポ良く進んでいくタイムトラベルものとしてのストーリー全てが「エンタメ」としても面白い。
こんな名作を今さら初見だったのだが、今から2と3を観るのが楽しみだ。
「ボクらを作った映画たち」を観た後に改めて観た
もう何回観たかわからないくらい観ているし、これからも観るだろう名作。
今回はNetflixオリジナルドキュメンタリー「ボクらを作った映画たち」を観た後に観直した。
何故こんなに毎回新鮮な気持ちで観られるのだろうか。こんなにつなぎのシーンが少ない映画を観たことがない。常に面白い。ずっと面白い。退屈なシーンは皆無で116分もあるとは思えない。体感では90分無いくらいか。
ドキュメンタリーでネタバラシが沢山されてたが、まさに奇跡の映画だろう。一度映画館で観たい映画のひとつだ。
4K版上映会にて。やっぱり面白かった!最初から最後までハラハラドキ...
4K版上映会にて。やっぱり面白かった!最初から最後までハラハラドキドキ、笑いあり、ロマンス有りで最高でした!映画館出たらファンの方が乗ってきてくれたデロリアンが置いてあって興奮しました!
タイムトラベルの功罪
過去、未来を変えることで、望む結果を得られるかもしれない。一方で、少なからず、現実を変えることでマイナスになることもあると思う。
今後、このような技術が現実になったとしても、今ある現実を受け入れ、感謝することを忘れてはならないと思う。
伝説的名作
3部作の1作目。公開当時全米で「フューチャー現象」と呼ばれるブームが生まれるほど大ヒットした。同年のアカデミー賞では音響効果賞を受賞。続編に「バック・トゥ・ザ・フューチャー PART2」(1989 年)、「バック・トゥ・ザ・フューチャー PART3」(1990 年)がある。VFX の登場前に作られた作品であるため CG は使われておらず、特殊撮影には光学合成が使われている。
1985 年のカリフォルニア州の架空の都市ヒルバレーに住むマーティ・マクフライは、彼女を愛し、ロックとペプシコーラとスケボーが大好きで、トヨタ・ハイラックスに憧れる高校生で、冴えない家庭の事情や中々上手く行かないバンドマンへの夢に押し潰されそうになりながらも、それなりに前向きにごく普通の人生を過ごしていた。ある日、科学者であり歳の離れた親友でもあるエメット・ブラウン博士(通称ドク)から、長年の宿願だったタイムマシンがついに完成した事を聞かされ、成り行きで実験の手伝いをすることになる。
深夜のショッピングモールの駐車場で、スポーツタイプの乗用車デロリアン DMC-12 を改造してドクが開発したタイムマシンの実験を、まず1分後に設定して成功した二人は、タイムマシンの燃料であるプルトニウムを調達するためにドクが騙したリビアの過激派の襲撃に遭い、マーティはとっさにタイムマシンに乗ってモールの駐車場内を逃走するが、シフトレバーを動かす際に肘で次元転移装置のスイッチを入れてしまったため、はからずも 30 年前の 1955 年11月5日にタイムスリップしてしまう。若い頃のドクに会い、自分の両親のデートに協力するなど、愉快な展開が非常に面白い作品である。
以下、トリビアである。
・最初はタイムマシンは箱型で、冷蔵庫が想定されていたが、子供が真似して閉じ込められるとまずいという意見があり、移動するものがいいというゼメキスのアイディアでデロリアンになった。
・ジョニー・デップもマーティ役のオーディションを受けている。
・実際にバンド経験もあるマイケルだが、パーティの演奏シーンでは歌もギターも吹き替えられている。ただし、指の動きは正確である。
・映画の中でネタにされている当時のロナルド・レーガン大統領だが、官邸で映画を見て、自分の名前が出た場面を巻き戻させて見るほど気に入って、翌年には映画のセリフをスピーチで引用している。
・クライマックスは核実験場で核爆発のエネルギーを利用して現代に戻る設定だったが、あまりに費用がかかりすぎるので現行のように変えられた。
・現在、この映画の脚本は映画学校の教科書になるほど評価されているが、映画化が実現したのは、脚本が優れていたからではなく、ロバート・ゼメキスが「ロマンシング・ストーン秘宝の谷」をヒットさせて監督として認められたからである。
・過去から現在に戻るために、エネルギーとして雷の電力を使うという説明において、英文台本にあった「GW(ギガ・ワット)」という単位を知らなかった字幕誤訳家の戸田奈津子は、「ジゴ・ワット」という存在しない単位を作り出した。
(映像5+脚本5+役者5+音楽5+演出5)×4= 100 点。
シリーズ3部作で主人公のマーティを演じてスターとなったマイケル・J・フォックスは、日本でも 1990 年前後にホンダやキリンの CM に起用されるなど、高い人気を誇った。1990 年代前半まではコメディを中心に主演映画が相次いだが、1991 年に診断されたパーキンソン病の影響により、1990 年半ばの「アメリカン・プレジデント」や「マーズ・アタック!」あたりから脇役に回ったり声優をすることが増えていく。1996 年より政治コメディドラマ「スピン・シティ」に主演するも、病状の悪化を受けてシリーズ途中にレギュラーを降板している。それでも演技を続け、近年は「グッド・ワイフ」「サバイバー:宿命の大統領」といった人気ドラマのゲストを務めたほか、2013 年には自らの人生をモデルにした「マイケル・J・フォックス・ショウ」をスタートさせた。
マイケルは 1991 年に 29 歳でパーキンソン病と診断されていたことを 1998 年に公表し、2000 年には同病の治療法を見つけるための基金を設立し、2010 年にはその貢献が認められて栄誉学位を取得している。2007 年には TIME 誌の「最も影響力がある 100 人」にも選ばれた。さらに 2000 年には母国カナダ版のウォーク・オブ・フェーム入り、その2年後にはハリウッドのウォーク・オブ・フェーム入りを果たしている。また、2010 年のバンクーバーオリンピック閉会式にウィリアム・シャトナー、キャサリン・オハラとともに登場した。
私生活では、1980 年代に大ヒットしたファミリードラマ「ファミリータイズ」と映画「再会の街/ブライトライツ・ビッグシティ」で共演したトレイシー・リードと 1988 年に結婚。30 年以上連れ添う彼女との間に4人の子どもがいる。
もともと話術が巧みだったことで知られるマイケルは執筆活動も行っており、日本でもベストセラーとなった 2002 年の自伝「ラッキーマン」をはじめ、4冊の本を執筆しており、2020 年11月に出版した最新作「No Time Like the Future: An Optimist Considers Mortality(原題)」は「自分にすべてを与えてくれた妻へのラブレター」とと述べており、さらにその最新作の中で、病気の進行を受けて俳優業から引退するつもりだと明かしている。
ドク役を演じたクリストファー・ロイドは俳優として約 60 年のキャリアを誇り、これまでに出演した作品は 200 本以上に及ぶ。「バック・トゥ・ザ・フューチャー」シリーズで演じたドク役以降も、1990 年代のホラーコメディ「アダムス・ファミリー」シリーズのフェスター役、1998 年の SF コメディ「ブラボー火星人 2000」の火星人役など、個性的な外見を生かした役が多い。出演作の多くはコメディだが、近年は「シン・シティ 復讐の女神」や「キリング・タウン 殺人鬼が潜む町」のようなシリアスな作品にも挑んでいる。2020 年10月で 82 歳となったが、今でも精力的に活動しており、アクションスリラー「Nobody(原題)」ほか5本以上の新作映画が待機中である。
「バック・トゥ・ザ・フューチャー」の世界には映画3部作以外にも関わっており、1991 年から2シーズン続いたアニメ版や、マイケル・J・フォックス基金のチャリティ活動のために製作された短編「Back for the Future(原題)」、アニメ「Robot Chicken(原題)」でもドクとして続投した。2010 年のゲーム版にもマーティ役のマイケル・J・フォックスとともに加わっている。マイケルとはその後も懇意にしており、彼の主演ドラマ「スピン・シティ」「マイケル・J・フォックス・ショウ」にゲスト出演するなど、スクリーンでも再会を果たしている。
私生活では5度結婚しており、お相手は女優、脚本家、不動産エージェントなど様々である。甥のサム・ロイド(「scrubs ~恋のお騒がせ病棟」「デスパレートな妻たち」などに出演)も俳優だったが、2020 年4月に 56 歳で亡くなっている。
始まった瞬間から目を離すな!!
《お知らせ》
「星のナターシャ」です。
うっかり、自分のアカウントに
ログインできない状態にしていまいました。(バカ)
前のアカウントの削除や取り消しもできないので、
これからは「星のナターシャnova」
として投稿して行きます。よろしくお願いします。
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「午前10時の映画祭」で2度目の鑑賞!!
超有名な映画!だけどちゃんと観てますか!?
一時期テレビでもよく放送されていましたが
やはり大きなスクリーンでのノーカット上映で
じっくり観るから気が付くシーンも多々あり
一回は映画館で観るべき映画ですね。
音楽をやりたいと思ってるけど
いまいち勇気の出ない
高校生のマーティーが、
町外れに住む、ちょっとヤバい感じの科学者
ドクが発明したタイムマシーンに
偶然乗ってしまって過去へタイムスリップ!
さてマーティーは無事に帰ってこられるのか?
まあ、タイムトラベルものの王道
過去を変えることで、現代がどうなるのか?
そしてどうやって現代に帰るのか?
最後まで目が離せないドキドキハラハラを
じっくりお楽しみ下さい!!
で、月に8回程映画館に通う中途半端な映画好きとしては
午前10時の映画祭の前回、2016年に初めて劇場できちんと観て
散々テレビで観ていたはずの今作の面白さに
改めて脱帽しました!
今回ファイナルでもう一度観られて本当にありがたいですね。
お話は有名なんだけど、
この映画がここまで多くの人に支持されるのは
勇気を出して何かに挑戦するという普遍的な話と
映画が始まった途端、
あの時計台への前振りが潜んでいる!みたいな
観るものの心を擽ぐるカルト的な楽しさが
散りばめられているところなのでしょうね。
これほど見事に
伏線が回収されて
いい仕事してる映画はそうそう無い。
古い映画だしどうなのかな〜
なんて思ってるあんたの頭の方が古いよ!!
@お勧めの鑑賞方法は?
映画館で観ないなんて〜そんな〜〜〜
大人も子供も見れる痛快傑作!
ローマの休日と同じくらい、何十回見たかわからないが、細かい部分やセリフなど、伏線が多く、新発見の連続です。個人的にはこのシリーズの優劣は1→3→2だと思います。というのも、1と3はドクとマーティー中心のタイムマシンの本筋とともに両親のロマンス、ドクとクララのロマンス、どちらも非常に美しいエピソード、描き方、脚本、演出、キャスト、どちらも非常にすばらしい!
詳細はあえて書きません、とにかく、リラックスして泣き笑いを楽しめる、最高傑作です!
一番印象的なのが、
両親が出逢う前にタイムスリップしたマーティが、どうにか自分が現代に生まれ戻れるようにお互いをくっつけさようと仕向けるのに、どうも未来の母親に好かれてしまい、(たしかに未来の父親より未来の息子の方がよっぽど頼もしく男らしく間違いない)遂にキスまでされてしまうのに、
キスしたその瞬間に未来の母は、
「ごめんなさい、貴方じゃないわ」とキッパリ言い放ち、踵を返す場面です。
息子も視聴者も胸を撫で下ろすのですが、
運命は何が誰がどうしたって必然的に決まっているんだと、この映画では伝えてくれました。(まぁそうじゃないと話が成り立たないけども)
それと観ていて幸せだったのは、タイムスリップする前とした後での家族生活がガラリと変わっていること。
自分の過ごしてきた人生の軌跡は残り続けているのだなぁ、と。
運命は変えられないけど、未来は変えられるんですよね。
このような超名作を恥ずかしながら初めて観ましたが、改めて素晴らしい作品だと感じました。
独身の私はこの作品と運命を信じて今日もあぐらをかきます。
Everything will be fine
タイトルはクライマックスでドクが言うセリフです。ドクとマーティの互いを思い合う友情も感じつつ、テーマが集約されているセリフでグッときました。
日本語字幕もシンプルでいいね、『うまくいくよ』だってさ。
この作品が作られた1980年代には未来やそれを形作るテクノロジーに対して、
漠然とした、それでいて絶対的な信頼感があったんだろうな。
映画まったく観てこなかったマンなので、これだけの名作も当然観ておらず、今回のリバイバル上映で初見。でも映画館で観られてよかった。
いきいきとしたキャラクターも笑えるセリフ回しもハラハラする展開も滲み出る時代性も、そしてなにより音楽もすべてがよかった!サイコー!
映画の王様だと思います
今更言う事でもないのですが、この映画の魅力は以下の3つだと思います。
1.タイムトラベルを軸に、恋愛・家族愛・友情・成長等の要素が、笑いあり感動ありでギュッと詰め込まれている。
2.何回見ても、毎回ハラハラドキドキさせられる。
3.伏線やネタが散りばめられている。
伏線やネタで特に私が好きなのは
・檻が好きなジョーイおじさん
・「もしもし~誰かいませんか?」で頭ゴンゴン
・ビフに街中追いかけまわされて、ビフが肥やしに突っ込む
です。特に、ジョージがビフから「もしもし~誰かいませんか?」で頭ゴンゴンされるシーンが好きです。タイムスリップ先でも同じシーンが出てくるので、30年間こうだったんだなと思うと笑えるけど、切なくもなります。
シリーズをまたいで登場する伏線もあり、それもこの映画の魅力です。
以下内容の感想です。
前半は両親の事も含め30年前の街の様子に惹きつけられます。服装や車、お店等、今とは違った魅力があって見ていて楽しいです。両親の方はというと、父ジョージは今と変わらず気弱ないじめられっ子で、そのダメっぷりに情けなさや切なさを感じます。母ロレインは今と真逆で、男性に積極的で、しかも酒飲み!今の姿からは想像もつかなくて笑えます。
あろう事か両親の出逢いのきっかけをつぶしてしまったマーティは、二人の恋のキューピッドとなるため奔走します。
後半は見せ場が盛り沢山です。まずはジョージがビフをぶん殴る所。ジョージがロレインにキスする所もジーンときます。これよって、変わってしまった歴史も元に戻ります。両親の事が一件落着し、次はマーティが元の時代に帰る番。時間はギリギリ。ドクに30年後の事も伝えなきゃ!その矢先に大事なケーブルが切れる!車のエンジンも動かない!ケーブルが繋がったと思ったら別のケーブルが切れる!とにかく次から次へと見所満載で、もう何回も見ているのに毎回息つく暇も無く惹き込まれます。
また、登場人物達の成長もこの作品の見所のひとつです。ジョージはマーティとの出会いがきっかけで自分に自信が持てるようになり、ひそかに抱いていたSF小説家の夢も実現させます。マーティは、音楽の道を夢見ながらも、人から馬鹿にされるのがこわくてチャレンジする事から逃げてきましたが、ダンスパーティーで演奏したり、夢を実現させた父の姿を見て、心境に変化があった事でしょう。
最後はドクが「未来に道なんて必要ないさ」と素敵な言葉を残してデロリアンで飛び去っていきます。本当に最初から最後までワクワクさせられる大好きな映画です。
名作
名作なのに見たことがなく
なんとなく名前だけを知っていた
映像の手法がとてもいい感じを出していて
初っ端から笑いが止まらなかった
音楽もなんともいい。
名作とはこういうことなのかと感じた。
2.3続けてみたが、
夢のある話で面白かったし、
その時代に
映画の中だけでかっても
再現できるアメリカはやはりすごいなと感じた
何回観たことか!!
映画市場一番の傑作!スターウォーズと並ぶ、いやそれ以上です。スターウォーズはファンを選らぶけど、バックトゥーザフューチャーは万人受け。みんながワクワクできて、映画っていいなぁと思える1作ですよね。
SF映画の不朽の名作
もう内容について語る必要はないでしょう。初めて映画館で観たときの感動が廃ることなく、今もなおワクワクハラハラドキドキしてしまう。どのシーンも印象的で、セリフまで覚えてしまうくらい何度も観ましたが、未だ飽きることなく、新鮮な気持ちで観ることができます。もう永遠の名作でしょう。
全224件中、61~80件目を表示