バック・トゥ・ザ・フューチャーのレビュー・感想・評価
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両親の昔の姿は、見たいような見たくないような!?
30年前(1955年)にタイムスリップした僕が
パパとママの恋取り持つ話し。
17歳の高校生の僕に、
「女の子から積極的に男の子に電話してくる子なんて駄目」って
頭ごなしに否定するくせに、30年前のママ(ロレー)は、
積極的にグイグイ押してくる女の子だったんだ。
変わり者の科学者ドク(クリストファー・ロイド)と友人の高校生
マーティ(マイケル・J・フォックス)は、ドクが30年掛かりで
開発したタイムマシーンを搭載した愛車デロリアンで
30年前にタイムスリップしてしまう。
そこには同じように高校生のパパとママがいた。
マーティは考える。
パパとママが結婚しないことには自分は生まれないのだ。
なんとしても2人の仲をを取り持たなくては!
ところがパパのジョージ(クリスピン・グローバー)ときたら、
とことんの意気地なしで
ママのロレイン(リー・トンプソン)に声も掛けられない。
歯痒いったらありゃしない。
どうしたらパパがいじめっ子のビフにパンチ喰らわせて
ロレインを自分ものに出来るか?
それとも、振られちゃうのか?
ハラハラドキドキの展開。
そして何よりタイムマシーンの車デロリアンですね。
私の知人でデロリアンの中古に昔乗ってた人がいて、
YouTubeに公開した映像を見せてもらいました。
映画だと片側の左側のドアしか開けないけれど、、その人の動画だと
デロリアンは大きく両ドアが持ち上がり開け閉めが見事だった。
彼にはそれほど《憧れの車=未来カー》だったのね。
(開け閉めが目立ち過ぎて奇異な目で見られる、車は一台だったので
(目立つし、乗り降りで注目を浴びて彼は得意だったが、
(奥さんが嫌がったそうだ。
(確かに実用的では無い・・)
今ちょっと調べたら中古なら900万円で買えるようだ。
タイムマシーンの燃料が、液体プルトニウムだったり、
ロレインがマーティのブリーフのロゴ(カルバン・クライン)を
名前だと勘違いしたりしたり、
ダウンベストを救命同意と錯覚したり、
遂にマーティとKissしたロレインが、
「なんか変!!弟としたみたい!!」と言ったり、
タイムスリップ法を《次元転移装置》と言ったり、
雷に撃たれるエネルギーで時空を超えるアイデアは、
「ブレイブ-群青戦記-」でまんまパクってる・・・とか、
ラストのプロムのダンスパーティーでロックギターを弾きまくる
マーティに、ポカーンとしてる生徒たち・・・
この反応はないよね!!
めちゃ乗りまくるよ!!
と思ったりしました。
それにしても1955年って日本なら
「Always:三丁目の夕日」が昭和33年(1958年)
「続・Always:三丁目の夕日」が昭和34年(1959年)の設定。
第一回目の「東京オリンピック」が背景になっていた。
鈴木オートでもオリンピックを白黒テレビを買って見るシーンが
あったけど、
文化程度はアメリカとは雲泥の差。
(こんな豊かな進んだ国と戦争してたんだな・・・と改めて驚く)
ラストでデロリアンが空中を飛んで行く。
空飛ぶ車の実用化の話しもチラホラ聞くけれど、
宇宙へ行くカーは、
「ワイルドスピード/ジェットブレイク」で既にやってくれてる!!
マイケル・J・フォクスは今62歳。
パーキンソン病との長い闘いと慈善活動に心を砕き、
頑張っいる姿は心打たれます。
クリストファー・ロイドは84歳。
老け顔だからドク役ではまだ47歳になるかならぬ位でした。
2021年作の「Mr.ノーバディ」でも健在ぶりをアピール。
嬉しい限りです。
非の打ち所がない脚本
「なんだとマーティ!未来では重力が変わるのか!」
ロバート・ゼメキス監督作。
マイケル・J・フォックスの代表作となった、タイムトラベル・コメディ。
【ストーリー】
主人公マーティ・マクフライ(マイケル・J・フォックス)は、気になるあの子との仲が進展せずに気をもむ、ロック好きの高校生。
親友のドク(クリストファー・ロイド)のメッセージどおりの場所にゆくと、なにもない場所から光り輝くデロリアンが現れる。
吹き荒れる放電現象、炎のメラつくタイヤ痕、そして中から出てくる放射線防護服を身につけたドク。
「ふむ、計算どおりだ!」
なんとドクはデロリアンをベースにタイムマシンを作りあげ、それでちょっとだけタイムトラベルしてきたと言うのだ。
すごいぜドク!
でもどこからそんなお金を?
ドクはテロリストをだまくらかし、その活動資金とプルトニウムを使って、タイムマシンを作ったと告白する。
悪びれないドクだが、激おこのテロリストたちがそこにやってきて撃たれてしまう。
どうにかデロリアンで逃げたマーティだが、タイムスリップしてしまい、なんと1955年に着いてしまった。
バック・トゥ・ザ・フューチャー。
今風に言うとBTTF。
雑直訳すると未来に帰れ。
細かい伏線やその回収や、50年代半ばの文化の再現、楽しいセリフのやりとりは、山ほどある研究サイトやウィキペディアに譲ります。
とにかく楽しくてスリル満点で、そしてすべての伏線が片づいて、一番うれしいところに収まるラストは気持ちいいの一言。
テレビの前に集まって、家族でこれ以上に楽しめる映画って、他に思いつきません。
DVDソフトも買ったのに、放映のたびに観てしまう、繰り返し鑑賞に耐えうるエンタメの傑作でしょう。
小ネタになりますが、1.21ジゴワットは、当時ギガの読み方が分からずゼメキス監督と脚本家で専門家に聞きに行ったら「ジゴワット」と言っていたからそうなったとか。
クラウディア・ウェルズ様・・・
めちゃ楽しい。映画ってこうでなくちゃね。
この有名なタイムリープ物語はネタバレをいくら書いても大丈夫。そう思えるくらい楽しい映画だと思います。過去で何かやらかして現代が変わっても良いじゃないか。雷でエネルギーを得て未来に戻れても良いじゃないか。教訓とかなくても良いじゃないか。まあ硬いこと言わずに楽しんでくれ。映画全体で観客にそう訴えていますね。
過去に跳んだマーティがドクのところに行くシーンは最高です。ダウンを着たマーティを見てのドクのセリフ「待て、君が何か当てて見せよう。沿岸警備隊!」。写真を見せられての「おーっ、まだ髪がある」などなど。おおまじめにやっているのがとても面白い。自分が思いついたタイムマシンが実現して未来から誰か来たら嬉しいやろなあ。主題歌も映画によく合ってました。
映画好きになった原点の作品
親の世代の作品で親に勧められて鑑賞したがこの映画を初めて見たときの衝撃が凄くて、世の中のいろんな映画を見たいと思った。
年代だけど考えると古い作品にはなるが、今見ても全く古臭いと感じない。
そして完璧なのが伏線回収で、何回も繰り返し見ていると今まで気付かなかった隠し要素なども発見できて楽しい。
恐らく相当の回数を見ていて字幕を表示させなくても英語のセリフでも何を言っているかわかるレベルで見ている。繰り返し見ても飽きさせないこの映画は自分の中の最初にしておそらく今後これを超える作品はないと思える作品です。
夢とロマン、友情と情熱が描かれている何度も観たくなる映画です。
車をタイムマシンに改造して、過去へ飛ぶという、時空を超えた旅行を実現させるという夢とロマンが詰まった映画です。
過去に戻った際、ちょっとしたことがきっかけで、未来を変えてしまいそうになり、それを阻止するために奮闘するという、よくあるストーリー展開です。
でも、何度も観てしまう理由は、いったい、なんでしょうか?
ちょっと不器用に描かれているマーティ(マイケル・J・フォックス)と、冷静沈着だけど興奮しやすいドク(クリストファー・ロイド)の駆け引きが、映画の魅力を引き立てているように思います。
いつか発明されるかもしれないタイムマシーン、そして、全力で演じる主演の二人。
夢とロマン、情熱、友情、様々な大切な要素が描かれているアクションコメディです。
間違いなく最高の映画
今更ながら視聴。今まで見てこなかったことが恥ずかしく思えるほどの神映画だった。タイムマシンの開発、タイムスリップで両親のために奔走する息子、困難があったものの現代に戻ることに成功し、博士も助かりより良い未来になる。これらのシナリオが完璧で、時代を超えた伏線回収や会話のやりとり、音楽、映像効果すべてが完璧だった。
何度観ても楽しめる、想い出レベルの作品‼️❓
やっぱりマイケルにはコメディがよく似合う
やっぱりマイケルにはコメディがよく似合うというキャッチコピーが
摩天楼はバラ色にだかの映画がやっているときテレビのCMに流れていたと
思うがマイケルJフォックスは本当にコメディがよく似合う😆
バック・トゥ・ザ・フューチャーは本当は別の俳優がやる予定で
途中までは撮っていたところをテレビでやっていたけど、
監督がやっぱり君じゃないとマイケルJフォックスを起用したとのこと。
全く同じシーンをとって前の俳優がそのシーンを見たときに
マイケルの演技に納得したとか。
バック・トゥ・ザ・フューチャーは何回見たかわからないくらい見ているけど、
マイケルJフォックスのコミカルの演技はホントに魅力的だと思う。
彼の映画で摩天楼はバラ色にとカジュアリティーズという映画が好きで
そちらも何度も見ているんだけど、そっちの方はテレビではあまり放送しないみたい。
全然バック・トゥ・ザ・フューチャーのコメントにはなってないけど
これぞエンターテイメントという代表的な映画であることは間違いない。
何度観ても飽きない、音楽も、ストーリーもワクワクして観れます。 冒...
楽しめた。
日本で初公開されたのは1985/12/7。自分が生まれる前の作品。評判は腐るほど聞いてきたが子供の頃に真剣に観た記憶はなく(おそらく部分的にでも観ているが、デロリアンの印象しか無い)、大人になってからも観てこなかった。そんな作品を今回何気なく見てみることとした。
端的に言って面白かった。自分と世代が違う古い作品は、当時のフィーリングに自分の気持ちがついていかず作品に没入できない事もままあるのだが、この作品は違った。4.0~4.5点ではなく3.5点にした理由は、この作品がSFのギミックに長けており続きが気になる展開が最後まで途切れず、コメディ要素が楽しい娯楽作品ではあるが、『主人公の成長』や『深いテーマ性』を持っていないからだ。主人公マーティ・マクフライは物語の中で多くの勇敢な決断や選択を行っていくが、それは物語の始まりから彼が持っていた力であり、成長に起因するものではない。
彼の父親は未来から来た息子に促される形で未来に母親となる予定の女性に対してアタックし、母親を助けるために一発殴ってみせたという意味で主人公の父親が成長したのは確かだが、作中での彼の見せ方は視聴者を勇気づけるに足りるフォーカスの仕方では無かった(と少なくとも自分は考える)。
『深いテーマ性』というのは主人公と視聴者に内省を引き起こすテーマ(人権、生きる意味、社会的問題、病気と生き方、罪と罰等)の事で、この作品での登場人物は皆、そのようなものに真剣に悩んであがいて決断するというような人の生き様は見られなかった。それがこの作品がそのようなことを目的にしたものでないためにしょうが無いことではある。今更気づいたのは、この作品にはこの作品によって言いたい主張がないのだと思う(あるのかもしれないが、今の自分は気づいていない)。もしかしたらタイムループとしての物語のギミックと伏線の回収を尺の中で展開させるのに時間をさかれ、各人物の内面に迫る余裕が無かったのも原因かもしれない。
自分が書いた事を読んで創作における理想について考えてみると、主人公は完成されていてはならない(物語で成長を見せるため)という事と、物語にはジャンルのギミックによる知的なエンターメント体験の提供だけでは、作品にテーマ=主張を求める視聴者には物足りなさを感じさせてしまうという点に気づかされた(すでにどこかで感じたはずのことだが)。
最後に見ていて印象に残った点は、物語の最初に時計を多数並べて見せ、この作品が『時』にかかわるものであることを暗示させている表現はいいなと思ったし、ロレイン(主人公の母親)の若かりし日は彫りの深い顔ながら清楚な可愛さがあった。
痛快SFコメディ
最高傑作
1985年10月26日は、
何の日かご存知ですか?
そうです!
マイケル・j・フォックス演じる
マーティー・マクフライが
天才科学者
エメット・ドク・ブラウンの作った
(クリストファー・ロイド)
タイムマシン・デロリアンに乗って
1955年にタイムスリップした日ですね。
ロバート・ゼメキス監督・脚本
脚本、ボブ・ゲイル
製作総指揮
スティーヴン・スピルバーグ
キャスリーン・ケネディ
フランク・マーシャル他
素晴らしいキャスト陣の演技で
キャラクターの個性も楽しめました。
デロリアンがタイムマシーンというのも
夢がありますよね。
音楽も、「ロマンシング・ストーン」の
アラン・シルベストリ他
主題歌は
ヒューイ・ルイス&ザ・ニュースの
「パワー・オブ・ラブ」
この曲を聴くと 今でも、ワクワクします。
ヒューイさんは、劇中にも登場して・・
マーティが学校で
バンドオーディションを受けるのですが
その審査委員を演じています。
シリーズ全3部作
大好きな映画ですが
やはり、この1作目が一番好きです。
最初の投稿レビューは、
他の映画サイトから
引越してきたばかりでしたから
ごく、簡単に急ぎで移したので
今回、各シリーズ毎のレビューを
残しておこうと思います。
先ず、1作目
冒頭では、ドクの部屋にある
多くの時計が伏線となっているので
見逃し厳禁です。
マーティの家族の会話も
聞き逃しはしないように
タイムスリップ後に
なるほど・・となりますので
ヒルバレーの街の
時計台も要チェック
マーティが
1955年の両親に出会った為
未来が変わってしまい
写真に写る兄弟が消えてゆくという
現象が起こったり
母親が自分に恋心を持ち
困ったマーティが
両親をダンスパーティで
結ばれるよう奮闘する姿も
マイケルのコメディセンス光る
演技に感動しました。
他にも ラストの嵐の夜
ドクに書いた手紙や
友情シーンに胸がいっぱいに
そして、家族の再生劇である
この映画を
ひとりでも多くの方に
観て欲しいと思う私です。
2023年10/16 再編集
全244件中、61~80件目を表示