「4DXでまるでデロリアンに乗っている気分に!?」バック・トゥ・ザ・フューチャー 桜さんの映画レビュー(感想・評価)
4DXでまるでデロリアンに乗っている気分に!?
人生初のスクリーンでの鑑賞。
今まで幾度となくDVDやサブスクで鑑賞し、セリフまで思い浮かんでしまう程に愛している作品が1週間限定(厳密に言えば延長され2週間)でIMAX・4DXで鑑賞出来るという事で「これは見るしかない!」と思い立ち、鑑賞に至った。
実は最終的な決め手は「水曜日のダウンタウン」というバラエティー番組でダイアンの津田さんが映画そのもののデロリアンに乗車するシーンがあり、「え、私も乗りたい!!」となり、わざわざ遠い映画館まで足を運び4DXで鑑賞した。
勿論作品は最高だったし、何度観ても笑って感動出来るハリウッド映画のスター作品である事に変わりなかった。
皆さんが気になるであろう4DXについてだが、座席がデロリアンに合わせて傾いたり、そのデロリアンの登場シーンは煙が出てきたり、タイムトラベルの際の光がしっかり再現されていたり、殴られれば背中がボコボコし、ドクの家のゴミ箱が焼けたら焦げ臭い匂いがしたり、「え、ここで?笑」みたいなタイミングで水がかかったりと、まるで「バック・トゥ・ザ・フューチャー」のアトラクションが戻ってきたような感覚にさえなって、色んな意味でめちゃくちゃ感動した。
ただ音響に関してだが、これはこの映画館が悪いのかどうしようもないのかはわからないが、吹き替えの声が終始キンキンしていて、家で見ていたら音量を下げたくなる感覚に陥っていた。
確かに随分前の作品だし、こういう音質になるのは仕方ないのかなーと思いつつも、勿論効果音や音楽はこれくらいの音量でも全く問題無しだが、音声だけ少し音量を下げてもらえなかったかな?と個人的には思った。
その点と、今回はたまたま両隣が酷くて映画の余韻に浸りづらく、「家で一人か気心知れた人達と観たいなぁ」と時折考えてしまっていたというのもあり、0.5引かせてもらった。
当然映画自体は文句無しの★5だし、アトラクション感覚でこの最高の映画をスクリーンで観れるというだけで2,800円の価値ありだと思う。
あ、あと個人的にだが、吹き替えの声はマーティ:山寺宏一さん、ドク:青野武さんのDVD版で育ってきてしまったのもあり、恐らく初めてマーティ:三ツ矢雄二さん、ドク: 穂積隆信さんで鑑賞したがやはり違和感しかなくていつもの方で観たかったなぁというのもその-0.5点に含まれている気がする。
個人的に青野武さんの優しくも落ち着きがあって、最後の辺りのセリフなんて特にそのセリフの言い回しで感動してしまうところがあり、そこは穂積隆信さんの残念ポイントではあったかなと。
とはいえ恐らくもう再上映がないかもしれないので、どんな環境であれ観れた事は誇りに思う。
2からまた家で見返そうかな笑
