ニノチカ

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解説

「奥様は顔が二つ」に先じて作られた、同じくグレタ・ガルボとメリヴィン・ダクラスが主演する映画で、「天使」「桃色の店」の故エルンスト・ルビッチが監督した1939年作品。ストーリーはメルシオール・レンギールが書き、「失われた週末」「青髭8人目の妻」の脚色チーム、チャールズ・ブラケット、ビリー・ワイルダーが更に「未完成交響楽」のウォルター・ライシュと協力して脚本を執筆した。撮影は「裸の町」のウィリアム・ダニエルスである。助演者は舞台女優アイナ・クレアを始め、「フランケンシュタインの幽霊」のベラ・ルゴシ、「マルクス捕物帳 カサブランカの一夜」のシグ・ルーマン、「恋のブラジル」のフェリックス・ブレッサートその他。なお音楽は「桃色の店」「青髭8人目の妻」のウェルナー・リヒアルト・ハイマンが作曲した。

1939年製作/110分/アメリカ
原題:Ninotchka

ストーリー

今は昔、サイレンが空襲警報の意味でなく、専ら美人の意味であった頃のこと。第何次かの5ヵ年計画進行中のソヴィエト連邦商務局から、3人の使節ラツイニン、イラノ、フ、ブルジアノフがパリへ派遣された。初めて見るブルジョア国の贅沢さに肝を潰したが、ソ連が帝政貴族連から没収した貴金属類売却の使命を果たしに取り掛かった。これを知ったのがホテルボーイになっている、かつてのスヴァナ伯爵夫人の侍僕だったラコーニンである。彼の注進で宝石奪還を謀る伯爵夫人は、愛人のレオンに一切を任せた。レオンは3使節をまるめ込み、軟化させてしまった。この状報にソ連本国では、特別全権使節を派遣したるこれが赤ん坊の時から共産主義をたたき込まれた模倣党員ニノチカな女史である。早速軟化した3姿勢使節をしめあげ、宝石の処分に掛かった。その夜、レオンは妙な美人に街頭でトンチンカンな質問を受け、笑いを忘れたかにこりともしない彼女に興味を持った。エッフェル塔に案内すると、彼女は2百13段の階段を一気に上って涼しい顔をしているのでいよいよ興味を持ち、彼女を自分のアパートに伴い、女たらしの天才を発揮して、名も知らぬこの美人とキッスを交した。そのラブシーンの最中、ブルジアノフから電話が掛かり、彼は初めて女がニノチカであることを知った。使命は重大だが、資本主義国のブルジョア生活の楽しさ、レオンとのキッスをニノチカは忘れかねた。レオンも宝石争奪戦の敵ではあるが、1女性としてのニノチカを熱愛するに至った。それを知った伯爵夫人は、ニノチカがパーティで泥酔した夜、ラコーニンに宝石を盗ませた上、翌朝ニノチカを訪ね、レオンから手を引けば宝石を返すと申し出た。使命に覚めたニノチカは、その申し出を受諾し、急ぎ宝石を処分して、同志3名を伴いモスクワへ帰った。ニノチカはパリと恋の思出に眠られぬ夜もあったが、続5ヵ年計画の遂行に献身した。ある日ニノチカは商務長官に呼ばれ、かつて彼女と共にパリへ行った3人を、毛皮売りにイスタンプールへ派遣したが、またもや任務を怠っているから監督に行けと任命された彼女がイスタンプールに着くと正装した3人が待っていた。3人共ソ連を亡命してこの地に料理店を開いているのである。あ然としてニノチカの前にレオンが現れた。あなたが僕のものにならないなら、あなたが僕のものになるまで、世界中のソ連商務館を料理店にしてしまうつもりだとレオンは言った。それを聞くと、今はやむなしとニノチカはレオンの胸に抱かれた。

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映画レビュー

3.0グレタガルボを初めて鑑賞。 バーグマンやケリーほどいいと思えなかっ...

2021年2月21日
iPhoneアプリから投稿
鑑賞方法:CS/BS/ケーブル

グレタガルボを初めて鑑賞。
バーグマンやケリーほどいいと思えなかったが、年齢のせいか。
映画的にはクスリと笑わせる良い作品。タバコ売り嬢が増えていくところとニノチカにも売りに行くところが笑える。

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桑畑五十郎

4.0幸せの味

everglazeさん
2021年1月3日
iPhoneアプリから投稿
鑑賞方法:CS/BS/ケーブル

楽しい

知的

第12回アカデミー賞ノミネート作品
(“Gone with the Wind”が席巻した年)

主要な舞台はパリ。
ソ連ではスターリンが、ドイツではヒトラーが台頭し始めるも、戦争の足音はまだ程遠いという時分。

ロマノフ朝ゆかりの宝石を、パリの宝石商に売るため渡仏してきたソ連の役人達。しかし、元の持ち主である大公女もパリで暮らしており、宝石を取り返そうと画策する。

パリジャン目線だと兎角「野暮ったい」ロシア人、社会主義者目線だと無駄の多い贅沢三昧なパリ生活。Male chauvinismの中での徹底したレディーファーストか、格差のない社会における男女平等の労働か。

資本主義 vs 社会主義だけでなく、
貴族 vs 平民、
かつての圧政者 vs 革命家、
加えて、彼氏(と宝石)をめぐる女のバトル!
と多くの対立構図が盛り込まれていて、単なるラブコメではありませんでした。今観てもハッとさせられるやり取りがあり、非常に興味深かったです。間の取り方も上手くて結構笑えました。

大公女の恋人であったLeonが夢中になるNinotchkaの魅力が、いわゆる女性的なものではなく、毅然とした凛々しさというのが良いですね。
そして宝石は買い戻せたとしても、恋人の心は買えないと、高慢な社交会の花形も学んだでしょうか。

資本主義の味、いや、優美なパリの味を占めてしまったソ連の皆様。レーニンまでニンマリ(^^)?

あのドレスは、宝冠にピッタリ。
でもあの帽子は…どう見ても変だわ(^^)。

Greta Garboの演技を初めて素直に良いなと思えました…。いじらしい表情をされると、こちらがむず痒くなってきます。
Garboのスウェーデン語訛りが、「それっぽい」功を奏していますが、ロシア語訛りというよりはドイツ語訛りに近い感じ?
パリではフランス語、ソ連ではロシア語ときちんと分けていたら、もっと雰囲気が出て良かったと思います。

“Don't make an issue of my womanhood. We're here to work, all of us.”

“That's no business. That's social injustice.
——- That depends on the tip.”

“We can’t feed the Russian people on your intentions.”

“I have heard of the arrogant male in capitalistic society. It is having a superior earning power that makes you that way.”

“For mankind? Yes, eh, not so much, for mankind. But for womankind, my record isn't quite so bleak.”

“Love is a romantic designation for a most ordinary biological or, shall we say, chemical process. A lot of nonsense is talked and written about it.”

“Do Russians never think about life? Of the moment in which we are living? The only moment we ever really have?”

“I always felt a little hurt when our swallows deserted us in the winter for capitalistic countries. Now, I know why. We have the high ideal, but they have the climate.”

“Let's form our own party..... Our salute will be a kiss.”

“People cannot be taken away..... not if you have their love.”

“Problems were never solved by bowing from a balcony.” ←皇室もだね…。

“They can't censor our memories, can they?”

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everglaze

3.0グレタ・ガルボが絶妙

yuyuさん
2020年9月16日
iPhoneアプリから投稿
鑑賞方法:CS/BS/ケーブル
ネタバレ! クリックして本文を読む
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共感した! (共感した人 1 件)
yuyu

4.0中盤までキレイなお姉さんとオバサンのあいだの微妙なところを突いてきます 後半はガルボの美しさが炸裂します

あき240さん
2020年9月11日
Androidアプリから投稿
鑑賞方法:DVD/BD

絶世の美女グレタ・ガルボももう34歳
容貌が衰えるのは致し方の無いところ
そこを本作は上手く逆手に取っています
それが勝利のポイントだったと思います

彼女の役所はソ連の貿易委員会からポンコツ三人組の仕事を補強してこいとパリに派遣されて来たやり手の役人の役です

21世紀の現代なら日本であっても、交渉に埒があかないので本社からやり手が乗り込んでくる役が女性管理職でも何の違和感もありません

1939年当時はどうだったでしょう?
共産主義国のソ連ぐらいだったでしょうし、劇中でポンコツ三人組が、女が来るとはと口走っているようにソ連でも珍しかったわけです

強面の女性管理職、しかもソ連
ちょいと年増であって良い訳です
無表情で四角四面の真面目一方な役所なので、老けてみえます
それでも超美人土台が違います
キレイなお姉さんとオバサンのあいだの微妙なところを突いてきます
内角低め一杯というところ
固いスーツ姿なれど、細くいい女
ツンツンしてるけど、一度飲みに誘ってみたい
そんな感じです

このガルボが真面目一方なようで実は女らしいところがあって、花のパリへ出張してきたからにはエッフェル塔に観光に行ったり、隙だらけというか自ら隙を作って男誘ってますやん!

レオンの口説き文句はもの凄くて勉強になります
こういう台詞のひとつも言えないとなりません
修行がまだまだ足りませぬ

中盤で大笑いしたときの、弾けるような美しさ!
ここで爆発させる計算だったわけです

あの変な帽子がスーツ姿に似合ってるのがまた上手い

あとはもう美しい、いい女ガルボがどんどん輝いて炸裂するという訳です

お話も面白く終わり方も小粋です
脚本にビリー・ワイルダーが入って入るのが、ポンコツ三人組の上手な扱い方で納得です

ガルボはこのあと2年後の1941年に引退してしまいます
永遠の美女でいたかった
私達ファンのイメージを壊したく無かった
そういうことだったのでは無いでしょうか?

なんとなく原節子の引退はガルボを意識したものだと思えます

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あき240
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