トレインスポッティングのレビュー・感想・評価
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いまいちピンとこん。
ドラッグの描写を、しっかりと描いてるのを観るのは初めてでそこは良かったのだが。全体的に話が何なのか分からなかった。終わりも続きが気になるとこで終わっちゃってる。
彩られ繰り返される怪快奇喜
ヤク中が主人公の話はごまんとあるがこの映画は特に鑑賞者をセンセーショナルな刺激で満たしていく。
ヤク中で自堕落な青年である主人公はクスリを通した人間関係に翻弄されていくが…
主人公の幻覚症状が非常に猟奇的で観る人を圧倒させる。
最後の"もうクスリは要らない"と満面の笑顔で鑑賞者側に歩んでいくシーンは痛烈な皮肉に感じて思わず笑ってしまった。
坊主のユアンマクレガー めっちゃかっこいい
ファッションとかもお洒落で映画の雰囲気を楽しむ感じの映画だった
テンポ良いし見やすいし手をつけやすい作品
友達におすすめの映画聞かれたらおすすめできる感じの映画かな
古典になりつつある
良い意味での”雰囲気映画”なんだと思う。
初めて見たのは僕が高校生のときで、「おしゃれな部屋に必ず貼ってあるポスターの映画」だった。
当時はナイーブさからドラッグにはしる、という部分がちょっと理解できてなかったかもしれない。
主題としては古くは”タクシードライバー”や、
最近だと”JOKER”なんかに通じてるような気もするし
なんやかんやこういう作品は不滅なのかな。
なんというかありがとう
断ちたくても断てない薬物。自分も薬ではないがゲームが断てないという共通点(笑)を持っている。
それでもそんな状況を変えようと頑張る彼に共感を覚えて反省した、俺も変わるぞと。
思ったのは自分のことが嫌いな人間は我慢ができないんだなと。それに気づかせてくれた本作は俺のバイブル決定!
てかこれ続編あるのかよ(笑)見るわ(笑)
やはり最高だった
この作品を再びスクリーンで観れる事がとても嬉しい、シネクイントありがとう!
96年の作品だけど、今観ても古さなんて微塵も感じません。
まずオレンジを基調としたアートワークがすっごく良かった。仕事柄かもしれませんが、かなりぐっときました。
イギーのオープニングから飛ばしまくってて、カメラワークも素晴らしい。
場面転換ではしっとりとした引きを入れるなど緩急も効いています。
キャストも皆クセが強くて彼らを見ているだけでも飽きないんですね。
そしてなんと言っても選曲とその使い方のセンス、すばらしいに尽きます。
そういえば当時ラジオでは「ラストフォーライフ」と「ボーンスリッピー」は1日に3回は流れてましたよ。
演出も色々なアイディアが見て取れるし、話のテンポも良いです。
薬物中毒な若者をテーマにしている為、ノリだけで突っ走っているクライムムービーみたく捉えられる事もあるかと思います。
しかし世界がエイズに怯える中、スコットランドで暮らす若者達の不安や生活の実態といった側面をしっかり描いていると思います。
作中「歳をとるとクソってことか?」「それが真理だ」と言ったやり取りがありますが、後に「T2」が出来た事を考えると相当皮肉が効いていますね。何だかニヤリとしてしましました。
ラストのアンダーワールドの入れ方も見事で、最初から最後まで楽しめる作品です。
もう観終わった直後に「T2」を見返したくなりましたよ。
それにしても久しぶりに観たけどやはり最高だった、今なおボイルの最高傑作と言って良いでしょうね。
不快感を催す
ドラッグに溺れる若者達の最底辺な日常を見せつけることが本作のテーマであるとしたら、合間に挟まれる執拗なまでに不潔な描写は鑑賞者もその中に引きずり込むためだろうか。
狙い通り不快になった。
ただ、それだけであった。
決してそこから反転してのカタルシスを得るわけでもなく終盤を迎える。
飾らない点を評価すべきか判断に迷うが、もう一度見たいとは思えないのが正直な感想だ。つまり、★2が限界である。
平凡な日常の豊かさ
ヤク中の男達がヒャッハーする映画。
特にこれといったストーリーがある訳ではないのに惹き付けられる。
ジョークなどには不謹慎ながら笑ってしまった。
とにかくスピード感と楽しさを極めた作品という印象。
メッセージ性があるとしたら、何気ない日常こそが豊かな幸せということか。
【”豊かな人生なんか興味がない・・、ヘロインだけが・・”、とレントンは確かに冒頭で言っていた・・。スコットランドの若きジャンキー達の生き様を斬新な感性で描き出した作品。】
あの、スコットランド・ハイランド地方の駅のホームで叫んでいるレントン(ユアン・マクレガー)の姿は忘れ難い。
”あの腐ったイギリスの属国の更に田舎で・・・・ ”ファッ●ン・スコティッシュ!”
ーうわわ・・、良いのか・・?。ー
レントンはじめ、スパッドも(当時、一番ジャンキーに見えた)、シック・ボーイも、ベグビーも皆が、閉塞感を抱きつつ、時に明るく、時に破天荒に暮らす日々・・。
が、レントンは仲間のトミーの死をきっかけに真面目に働き始めるが・・。ベグビーとシック・ボーイが部屋に居ついてしまい、会社は馘首。
そして彼らは、麻薬を大量に転売し、16,000ポンドを手に入れるが・・。
”豊かな人生なんか興味がない・・、”と冒頭に言っていたレントンが、優しいスパッドにだけ、一人分の分け前4000ポンドをロッカーに残して、”豊かな人生”を語りながら、ボストンバックを肩から下げて歩き去るシーンも良かったなあ。
個人的には、今作でデビューしたケリー・マクドナルド(当時、名前も知らず)が扮したダイアン(レントン一目惚れ・・・)の、夜は紅いコートを羽織り、クラブで男を誘惑し(レントンとヤッタ後、目が覚めたらダイアン家は朝食だった・・:笑った。)、昼間は制服も可愛い中学生の姿が印象的だった・・。
(”T2”にも弁護士役として、出演していて嬉しかった。)
■音楽は、多くの人はイギー・ポップ(ジギー・ポップじゃないよ・・)の”ラスト・フォー・ライフ”を推すと思われるが、
私はレントンのヘロイン・トリップシーンで印象的に使われていたルー・リードの”パーフェクト・ディ”が好きであるし、効果的に使われていると思います。
<1996年12月 劇場にて鑑賞>
<2020年5月 別媒体にて久方振りに鑑賞>
■蛇足:当時、20数年後に”T2”(ターミネーター2ではない!)を鑑賞するとは思わなかったよ・・。
ユアンマクレガー
スターウォーズの若き日のオビワンも演じるユアンマクレガー。トイレシーン…忘れられません
夢に出てきそう。
若い頃の頭の中ってこんな感じでしたよね
似た物同士は結局気付くと一緒にいる
最後レントンが一歩前進した感じがした。
2作目もあるので観たくなりました
もうヤクなんてしないなんて 言わないよ絶対♪
「ビタミンCが違法ならヤってた」という台詞は笑った。ジャンキーのトリップ状態を表現した映画は多いが、これは気持ち悪くなるだけ。抽象的な描き方なんだろうけど、妙にリアルな画面のおかげで吐き気がしてきました(面白いんですけどね)。
あちこちのレビューを読むと、スタイリッシュだとかかっこいいとかの感想があったけど、時は世紀末を象徴し、自堕落な生き方から脱却できないダメ青年を描いているだけ。ユアンだけが最後には運だけで成功する!なんて評もあったが、全編通して、「これが最後だ」と何度も誓っているところから推察すると、また失敗しますよと自虐的に表現しているラストだと思う。
ヤクでつながった友情なんてクズみたいなもんだという教訓にもなっているのだろうなぁ。
90年代の空気が詰まっている、音楽の使い方も最高
ドラッグを軸にユーモア、暴力、間抜けな感じ、虐待、友情、悲しみ、中身の無い格好良さと青春。
そして音楽、音楽、音楽。
10代〜20代前半のうちに観て欲しい映画。
陽気で悲惨な青春映画
2019/06/19 DVDにて鑑賞
タイトルはDVDのパッケージの宣伝文句を拝借しました。
観終わるとこの文句は的を得てると大変思いました。
彼等のドラッグに溺れる日常を描きながらも映画表現はそれを悲惨なものだと提示しながらも色使いやスピード感溢れる映像と編集、そして何より音楽が彼等の日常を悲惨だけれどもその中に陽気さをも与えることによって観客は重くなり過ぎずにでもまたドラックの怖さも感じ取ることが出来ます。
また大きな主題は彼等の住むスコットランドーイギリス占領下ーの閉塞感から、自分たちの将来に対する不安や恐怖から抜け出したいと思う気持ちが、遠いここ日本にいる私達にも場所や背景は違えど共感を覚えます。それは役者の演技の賜物でしょう。
彼等世界のスクリーンへとどっぷり浸かって擬似体験出来る(ドラッグ)、この作品には映画が持つ魅力が詰まっていて20年以上経った今でもその人気が衰えない理由が良く分かります。
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